この西村眞吾という人をおじさんは好きだ。
弁護士という職業だったこともあるだろうが、発言――主にオピニオン雑誌の論文――が明快で論理的である。
一見、明快で論理的な雰囲気を保ちながら、実は変な結論に導くものもあるが、西村氏の発言は筋が一本通っていると感じる。
ただ非常に残念なのは、氏が民主党の議員として初当選したことだ。政治家とは哀しいもので、落選すれば只の人だ。だから、当選の確率が高い党から出るというのは致し方ない。ただどう考えても、鳩山や菅とは肌が合わないだろうから、分かれる事になるのも必然だと思っていたところ、先に弁護士法違反で除名になった。
その容疑も誰でもやっていそうな事務員に本職並みの仕事をさせたというもので、誰かが足を引っ張ろうとしたんだろうね。政治活動と弁護士業務の両立は難しいだろう。本会議で居ないことは明らかだから、本職がすべき業務が東京にいて出来ないはずなのに出来ていたから、弁護士法違反という事なったのだと理解している。
その後、維新に入った筈だが、これも売春婦発言が元で除名になった。大勢の韓国人売春婦が居るという事実を述べただけなのに。
氏がもっと落ち着いた選挙環境にあったら、総理という目もあった人物だと思う。むしろおじさんよりもっと厳しい発言を各種雑誌で行っている。まさに保守本流の発言といってよい。
おじさんは、もっと西村氏が活躍できる政治の場を与えたいと願う者である。
発言の数々は氏のブログで確認してもらいたい。