はじめておじさんのブログを読んだ人は、このオジさん一体、何を書きたいの? と思うに違いない。



 いっぱし政策を批判したと思ったら、お笑い芸人に触れてみたり、神について皮相な考察を披瀝したかと思えば、実話怪談にハマっていたり、さらに人生の導師風の記事を書いたと思えば、本や情報商材を紹介したりと、まさにターゲットが絞れていない、と思われるだろう。



 ネットビジネスで収入を得ている人の書いた物を見ると、最もしてはいけない例に挙げてあるブログそのものになってしまっている。 ( ̄_ ̄ i)


 しかし、おじさんが思う人間観は、人とは多種多様で、かつ相反する面が複雑に錯綜し重なり合った存在である、というものだ。


 それを喩えれば、レイヤー(層構造)の様なものと言える。全体もレイヤーと呼ぶが、一つ一つの層もレイヤーと呼ぶ、ここでは後者の意味で言っている。


 物事を喩えるのに、喩える方の解説が必要な喩えってどうよ、という声が聞こえてきそうだが、こちらのほうが上手く表現できるので、やむなくそうさせていただく。 (><;)


 さて、基本的に透明なレイヤーという薄い一枚の面(膜)はその人のある感情面を表し、時々刻々とその色合いや濃さが変化する。人が人を定義づけするときは、そのレイヤーを何千何万と重ねた板(塊)をある一方向から見て、この人はこういう色の人だとラベルづけしているに過ぎないのだ。


 その時々のある面の色の濃さが全体の色に影響を与え、その人物の言動となって表れる。たまたま虫の居所が悪くイライラしている時に、癇に障ることがあれば、ちょっとしたことで癇癪を起こすかも知れない。その時初めて会った人が見ていたら、この人は辛抱の出来ない人、怒りっぽい人だとラベル付けされてしまうだろう。


 しかし、人がそんな一面的である筈がない。ただ、総合的な集大成がその時々の言動となるのなら、おじさんの場合、保守であり愛国者であり、平和主義者であり、お金を稼ぐ事が下手で、それでいて副業を考えていることは動かしようがない。


 よって、おじさんが人を批判するときは、鳩山元総理の様に、当人はいたって友愛精神に溢れた御仁だと思うが、それを勘案したとしても、国民全体に影響が及ぶ国家の安全保障の問題を、友愛精神で対処するのは、元政治家としても人間としても許されないと、批判するのだ。


 前置が長くなったが、おじさんの要素の一つである不思議系の情報からだ。しかし、正月を迎えようとする大晦日にUPするのは如何なものかと躊躇ってしまう。


 もっと早く着手していたのだが、諸事情により完成が今日になってしまった。


 今日紹介するのは、本当に胸くそが悪くなる本なのだ。


 その胸くそが悪くなるというのは、もちろん著者にではなく、内容のことを言っている。


 陰謀論の一種に分類できると思うが、一言で言えば、人類は宇宙人の遺伝子操作によって誕生した種であり、それはその宇宙人の餌とするためだ、というものである。


 この話は、別に目新しいものではなく、人類が宇宙人の遺伝子操作で誕生したというのは相当古くから言われていた事である。ただ、今回、異質なのは、その理由が餌にするためだという点だ。


 その宇宙人とは、レプティリアン(爬虫類が進化した人間:爬虫類人)であり、タイトル及びサブタイトルは下記の通りである。


『ドラコニアン VS レプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』仮装をかなぐり捨て地上に姿を現した地球最高位の捕食者たち



 ふう~、長い。


 しかし、表紙に書かれているのはこれだけではない。


食べどきは、今、人間はずっと《奴ら》の餌だった! これからも!?〟


〝レプティリアンの憑依であるイルミナティーは
 人類のアセンションをなにがなんでも阻止したい!
 5次元には行けない《奴ら》は餌の逃亡に焦り狂っている!!〟



 さながら週刊誌の表紙だが、この著者、他にも著書がある。よく見ると『人類への警告〔Ⅲ〕』とある。シリーズものだったのか。何だか読んでも解りにくかった筈である。

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 構成的には箇条書きのようなものが続く章があったり、ひと纏まりの文章だが、同一文が同一章内に出現したりと、どこかの町の団体が作った稚拙なチラシのような箇所もある。


 ドラコニアンがどうやらレプティリアンの上位の存在らしいが、この本だけでは詳しくは解らない。


 ⅠとⅡも読めということか。


 確かにタイトルやサブタイトルだけを見て、いきなりⅢを買ってしまうおじさんにも過失はあった。しかし、そもそも本とはそういうものだろう。Ⅰ、Ⅱを読んでいない人への配慮も欠かせないと思うよ。実際、おじさんが買った本屋は、かなりの量を揃えている本屋だが、Ⅰ、Ⅱも他のシリーズも見当たらなかった。


 ただ頭に浮かんだ物を書き溜めていって、量がまとまったから出版といった風にも見える。


 テーマとしては実に面白いし、読みたい気はあるが、ちょっとやっつけ仕事をする人間の書いた本という意識がある内は止めておこう。しかし、すぐに忘れるだろうから、読むのは近いかも知れない。


 ってな訳で、纏めようがない。

   ・イルミナティーはレプティリアンそのものである。
   ・思想も宗教も戦争も、レプティリアンの仕業である。
   ・子宮頸ガンワクチンは女性のアセンション阻止の陰謀。
   ・知性が向上した餌ほど美味しい。
   ・現在も生贄を求めている。  
   ・高山氏がいうレプティリアン達がカナダの法廷で
    懲役25年の実刑判決を受けた。


 もうそろそろ止めるが、各国首脳や経済界の要人にレプティリアンが多いという話は、亡くなった
陰謀論の大家、大田龍氏が生前唱えていた。


 自身の経験かどうか忘れたが、或る要人と会見した際に、見ている間に一瞬だけトカゲに見えたという話を、太田氏が紹介していた。しかし、この高山氏の方はイルミナティーの面々は
レプティリアンそのものであり、人に変身出来ると言い切っている。


 あまりにも自信たっぷりなので、逆におじさんの腰が引けてしまうほどの内容である。


 しかし、文句を言いながらも、あっという間に読んでしまったことは正直に告白しなければならない。


 それと、この高山氏、天皇家と関係があるともとれるプロフィールが書かれている。興味を持たれた方はどうぞ。但し、Ⅰからね。



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