よくフジか日テレが、視聴率の3冠を獲ったの失ったのと、時期が来ればよく耳にする。


 皆さんはどうか知らないが、我が家ではお気に入りの番組ほど録画して観ている。だって、来客に邪魔されるかも知れないし、電話で視聴を中断させられるかも知れないし。


 是非とも観たいものほど、録画リストに加えていくだろう。


 視聴率の調査方法は人の調査によるものと、機械式に大きく分けられるようだね。


 詳しくはリサーチ・ナビ(国立国会図書館)の記事をどうぞ。


 その時間帯に視聴していたものをカウントするのなら、うちの場合は、2番目、3番目の番組を観ていることが多い。


 前にも言った様に、録画なら安心して観られるし、コマーシャルのスキップで相当な時間の節約になるからだ。


 だから、録画しながら少し遅れて、追いかけながら観るという方法を取ることもある。終わりあたりに追いついたら、すごく得した気分になる。


 皆さんはもっと面白く利口なやり方をお持ちだと思うが、録画してあとから視聴するケースは視聴率でどう反映されるのだろうか。読んだ限りではよく分からない。


 それと、統計学の問題になるが、サンプル数が驚くほど少ないのも気になる。統計学的には十分有意な数なのだろう。それ以上、サンプル数を上げても、精度が高まるだけで、数字が大きく変わるという事はなさそうだ。


 結局、その数値が重要なのは、企業との広告契約に直結するからである。


 人がよく観る番組に自社の広告を流したいと思うのは当然であり、その目安になるのがビデオリサーチ社が機械で行っている世帯視聴率ということになる。


 企業の広報担当としては費用対効果を上げるためにも、視聴率をチェックし敏感に反応する。


 制作側のテレビ局もそれ以上に敏感にならざるを得ない。


 どれもこれも当然の帰結に思える。しかし、公正に行っているとは思われるが、たかだか一企業の公表結果のみで動いていくというのは、少々危険なのではないか。


 また、チャンネル数が飛躍的に増加した現在、WOWWOW、スカパー!、CSの有料チャンネル視聴者の動向は把握できているのか。おじさんの見る限り、旧態依然としたカウント方法に振り回されている気がしてならない。


 渦中にいる人間には難しいのかも知れないが、これだけ多様化した世界で、僅かな家庭に設置させてもらった機械の表示した結果に大企業の命運を左右されるなど馬鹿げた話である。


 視聴率など関係ないはずのNHKまで、自前で調査なさっているようだが、幹部のサヨク傾向は抜けていないようだし、この巨大無駄金浪費組織の存在意義をアンケートで問うてみたらどうか。


 自分では無理だろうから、どこかのリサーチ会社が正しく結果が出る設問を用意し、調査して貰いたい。これに政府が公共資金を投入しても誰も依存は無いはずである。