おじさんはかつて出品できるペニーオークションということで、『オク市』というサイトに登録して1ヶ月ほど出品したり入札したりして遊んでいた。


  結構面白かったのでブログで紹介したのだが、その直後、そのオークションサイトは詐欺集団が行っている恐れがあるとの情報を得て、しばらく気をつけながら 利用していたところ、それと相前後して発売された『エピローグ』という詐欺情報商材に支払った金を無料で取り戻してくれるという『商材』を購入し、はっきりと『オク 市』が危険性の高いサイトと認めざるを得なかった。


 そもそも、おじさんが『オク市』を知ったきっかけは、これはこのサイトで出品したり落札したりして、1日3万稼ぐというほぼ詐欺まがいの商材であった。つまり、『エピローグ』ではっきりと代金返還対象商材に名前が挙がっていたのだ。


 関係する煽りエーターの名前も列挙されており、確かにおじさんはその人物の一人からの紹介で買っていた。


 この大がかりな詐欺集団は、メール配信システムや無料レポート登録サイト、さらに商材に必要ならば、今言ったペニーオークションまで作ってしまうのだ。


 しかし、それだけで驚いてはいけない。ASPという決済サイトまで幾つも立ち上げて、アフィリエーター(煽りエーター)と連携して、ネットにデビューしたビギナーから、すれっからしのおじさんのような者まで、知らない間に絡め取られてしまう仕組を構築していたのである。


 代金を取り戻すという救世主のようなこの商材はかなりの威力を発揮したとみえ、一時、立て続けに出していた商材販売の詐欺集団がなりを潜めた。そのせいで、煽りエーターのブログにまともな商材が紹介されるという珍妙な現象が出現した。


 そこで皆さんが気になるのは、一つはペニーオークションは詐欺なのかと言う点と、もう一つは代金を取り戻すという情報商材でおじさんは取り戻せたのか、という点だと思うので、簡単に述べるね。


 後者の方は、書類は準備したけれど、最後まで進めなかった。だから、おじさんは返還を受けるには至らなかった。また、まだエピローグが販売されているのかどうかについても調べていない。


 しかし、返還を受けたという書き込みも幾つか見かけたので、おそらくその商材は真実の商材であり、返金された人も大勢いると思う。


  ペニーオークションについては、過去に書いているので検索して見てください。ただ『オク市』というサイトを褒めているのが玉に瑕だが、どこかの新聞社のよ うに訂正記事も出さず、こっそり間違いを他の記事に差し替えて縮刷版に載せ、後世、縮刷版を見た人は、そんな記事が載ったことすら分からないといったような卑怯な 振る舞いはしたくない。


 恥は恥として、自分の至らなさの歴史として残している。だから、その記事だけを読んで『オク市』が素晴らしいとは思わないで貰いたい。


 今、様子を見てきたところ、偏った商品ばかり出品されていて、バリエーションに乏しい。会員になろうとする心配をする必要はないかも知れない。


  タレントの無責任推奨ブログの記事以降、ペニーオークション自体を悪く言う風潮が見受けられるが、運営者側がどのようにでもできるシステムである点は否定しない。しかし、それは一般的なオークション、例えばヤフーでも同様である。ただ運営者の志が違うだけである。


  『オク市』は発想はすばらしく、大きなビジネスになるポテンシャルを秘めていたけれど、運営者が詐欺商材を売るための仕組の一つとしてしか認識することが 出来なかった。健全に発展させれば、ちまちました詐欺よりも儲かったと思うのだが、未来を見通す眼力がないため、哀れにも人をうまく欺す事だけ に走ってしまったのである。


 賢明な読者諸氏は間違わないと思うが、ペニーオークションは儲からない。