今回は、『本の話 6』でお約束した斉藤一人さんの宗教家としての一面を書いた本を取り上げる。
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一人さんのお弟子さんの一人、――変な表現(笑)――舛岡はなえさんが書かれたものだ。
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舛岡さんと言えば、おじさんが一人さんにハマるきっかけとなった『本の話 5』でご紹介した本の著者、宮本真由美さんと同じく、一人さんのお弟子さんですね。
一人さんの本を探しているときによく眼にするお名前です。
さて、この本は冒頭、ある講演会場で、一人さんが聴衆全員を相手に、浄霊している場面の描写から始まる。数は1600人となっている。
舛岡はなえさんはこの日を、一人さんとの出会いから30年弱、待ちわびていたと言います。
おじさんも一人さん関係の著書を10冊前後読んでいますが、修行という言葉などから、宗教的な匂い(?)がしていました。
一人さんはこれはと見込んだ人に水晶玉と浄霊方法を教え、『白光の戦士』として、無料で申し込みのあった人に浄霊をさせています。
この本は、その『白光の戦士』たちの浄霊活動記録にもなっています。
ここで言外に明らかにされているのは、人の本質は魂であり、前世、今世、来世と繋がり、現世では浮遊霊を浄化させながら、死んで浮遊霊にならないような生き方をしなければならないと言っている訳ですね。
一人さんは、天国か地獄か浮遊霊しか道はないと言っています。
誰に教わった訳でもないのに、浄霊の呪文などを覚えたと言っています。
ただ、残念なことに、浄霊の申し込みは受け付けていないそうです。そう斉藤一人さんの公式ホームページに書いてあります。
そりゃそうでしょう。身に覚えが無くても、お祓いみたいに、念のために浄霊をしてもらっとこうか、って人は絶対にいるはずです。
実は、考葦おじさんも、時間が出来たら、白光の戦死を探して、お願いしに行こうかなと思っていたぐらいですから。
業務に支障が出始めたので、受け付けないということですから、今後、どんなふうに推移していくのか予測がつきませんが、この本には白光のシールが付いています。
浮遊霊から身を護るために貼り付けて使うようになっているようですが、ただ……、浄霊が出来るのかどうかは分かりません。
わたくし考葦おじさんは、一人さんの言動からみて、浄霊効果もきっとあると信じています。
言霊の性質上、浄霊効果があると言い続ければ、もともと予定されていなくても、あるようになる筈です。
白光の戦士に頼れない今、このシールを頼るしかない、うん。
おじさんが希望するのは、
この中にも白光の戦士が浄霊している周りに居た人が
浄霊されてしまったということが書かれていますので、
業務に支障が出たから受け付けないのは十分理解できますが、
一人さんが浄霊されている件のDVDを
販売するような事を考えていただけないかな、
ということです。
このままだと、シールを買うためだけに、この本を買うことになってしまわないですか。
今回は小さな苦言を呈します。