一方、いじめた方はどうだろう。


 彼がどういうテーマを課して生まれてきたのかは知らないが、漏れ聞くところでは、なかなか「いい家」の子というではないか。


 これを人の魂のレベルで考えると、相当低いランクなんだろうとは容易に想像がつく。


 考えてごらん、貴方は何にでも成れるんだよ。はじめてこの世に生まれるなら、最初は楽な所を選ばないかい。


 食うに困らず、男なら美女を侍(はべ)らせ、人を支配する大きな権力を持ちたいと思うだろう。


 社会にはそういう役所(やくどころ)もいるからね。それが過ぎると、頭が良く、容姿端麗で、健康という辺りを希望するだろうか。


 もちろん、同じ条件で人間の役に立つために、その環境を選ぶ魂もあるだろう。彼らがそうだった可能性はある。


 それがいじめで人を死に追いやった。仮に今後、この世で罪を免れ、生きるのに有利とされている東大や京大に進んだとしても、何が出来るだろう?


 そんな人間が一人前の口を利くのは厚かまし過ぎるだろう。


 大悪人が大悟するという例も無いことはないだろうが、この姑息さから今生での大悟は期待しにくいと思われる。


 もちろん、京大医学部出身?の父親にしても同じ事が言える。こんな子供にした責任は父親(もちろん母親も)が負わなければならない。むろん、魂の責任のことだが。


 この魂のレベルが低い者同士の親子、彼らの今生のテーマは何か。


 今生が終わったとき、どういう反省をし、次はどんなテーマで生まれてくるんだろうね。


 もしかしたら、地獄に堕ち、なかなか生まれてこられないかも知れないね。


 この事件を聞いたとき、地獄に墜ちろと、数千万人が思っただろう。そうなると、彼が行く地獄は作られているね。


 レベルの低い魂は、毎回の人生で、生存中の所業により、多くの恨みを身に受け、毎回地獄に滞在するのが定例になっており、必然的に生まれて来る回数が少なくなり、魂の進歩も遅れるということが考えられる。


 みんなは今生で恨みを晴らし、カタルシスを覚える事は出来ないかも知れない。


 だが、天網恢々疎にして漏らさず、である。もし、仮にこの世の天網をくぐり抜けたとしても、神のシステムを誤魔化すことは出来ない。きっちりと、行った行為のバランスを取らされるだろう。


 おじさんは近畿に住んでいる。なかなか日教組の強い所である。だから、教育という点から見ると、教育長やら教育委員やらの言動は、サヨク系人間の振る舞いの典型に見える。


 卑怯で妙な理屈を捏ねるのが好きなんだ。今、彼らは公務員や教育関係者、マスコミなどで生き延びている。


 魂の存在を知る者にとって、社会主義や共産主義は、対極の謬説(びゅうせつ)そのものだ。おじさんの精神は、理論云々の前に、それを排除する。


 はっきり言って、神は魂の成長を願っているだけなんだ。その過程で、左翼思想に魅力を感じ、活動に没頭するのも構わない。


 しかし、最初の実験国、旧ソ連では共産党の一党独裁支配の下、一般市民は鉄のカーテンと呼ばれる外国からの情報遮断に加え、思想・信教・言論の自由を奪われ、ノーメンクラトゥーラと呼ばれるエリート層と被支配民とに固定化された。


 共産主義は何も生み出さない。今、曲がりなりにもうまく行っているのは、部分的に資本主義を取り入れた中国だけだが、そんなものがこの先うまく行くはずがない。


 中国は資本主義も共産主義も信じていないだろう。支配層が強権的に国民支配できれば、それが何主義、何思想でもいいのだ。

 
 阿保か!! 世の99.99%の人はこんな事を書いているおじさんを罵るに違いない。


 それでも魂は不滅で瞬間瞬間に成長し続けている。これは事実であり、枉(ま)げることは出来ない。