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Prayer

祈り

先週土曜、再び彼の父親と金銭交渉し、見事勝利?した。

計算で、マジギレしてみた。
そうやって、彼の父親の心の鎧を、完全に破壊した。
父親には悪いが、君の生活を守るために、
そして、これ以上事態を悪化させないためにも、
俺は、父親の、逃げた姿勢を叩き潰す必要があり、
そしてそれは、完全に成功裏に終わった。

最初、完全に敵対的だった、君に対して金を出し渋っていた彼の父親は、
最後には、全てを納得し、君への誠実な対応を約束した。


そう、先週土曜は、いろんな意味で、ターニングポイント。
その数時間前デニーズで、君は俺に、こう言った。
「家に送って、今日はもう帰る、また後で連絡する、」と。
君は、先週木曜の夜の反省を全て失い、また自分が悪くないモード。
それを指摘すると、今度は逆ギレで帰ると言い出した。
もう、どうしようもない、君。
俺は、「ふざけんな、今日は連れて行く」と無理やりうちへ。
お互い、こんなキレ合いしたのは、初めてのこと。
俺は、君に言った。
「向きあうんじゃなかったのか?過去と、現在と、そして罪と」
君が俺にこの半年強してきたことは、ただのヒトデナシだ。
それで俺は、毎日死んだほうがマシだというような日々を8月過ごした。
なんせ、8月の頭に君が俺にしたことを、君があいつに言ったら、
あいつまでが、「それは○○ちゃんが悪いよ」と君に言ったそうw
もちろん、あいつは君と俺が関係を持っていることは全く知らない。
そして、俺が君に過去してきた経済的な莫大な援助話も知らない。
なのに俺に多少は嫉妬心が無いわけないだろうあいつが、
氷山の一角レベルの情報で、君にそう言ってしまうような話。
全てを知ったら、驚愕するだろうな、あいつだって。

俺は、「罪を償え」と君に言った。
それは、もう一度、俺を大切に思う心を取り戻そうとすることだと。
そういう姿勢を、持つと約束することだと。
グダグダで、どうしようもないことを君に言った。
でも、君はそれについて、納得した。
あと、あいつがいかに、二流の人間かを恥ずかしげもなく話した。
どんだけ惨めなこと、言っているんだと思ったけど、
間違っていない自信があったから、話した。

正直、自分でむちゃくちゃなことを言ってると思ったし、
それで、君が変わるなんて、全く期待しなかった。
ところが。

君は、俺にとても頼るようになった。
彼が家に来るというと、不安で何回も俺に連絡してきた。
3歳の君の息子があることで表彰されたら、嬉しくて電話してきた。
そして、今週土曜、あいつの誘いを断って、俺と会うと言ってきた。

週末の日曜、みなと会う予定だった。
今日、あり得ない理由で断ってきた。
アリからも、連絡は無い。

まただよ。
でもいいや。

俺の心は、もう完全に、7月までの状態に戻った。
どうしても、君じゃなきゃ、ダメな状態に。

また再び、君からひどい目にあわされ続けるんだろうか。
そしてまたいつか、今年の8月のような地獄が来るんだろうか。

でも、なんかそれでもいいように思った。
だって、君は今は、俺に償おうとしてくれている。
それは、間違いない。
だから、俺は今君から、本当に久しぶりに希望をもらっている。

先週土曜、俺は結局、君をベッドに連れていった。
最低な俺。
でも、二つの意味で、間違ってないように思った。

ひとつは、償い。
君が俺にそれを許すことで、償う部分は確実にあるから。
そしてもうひとつ、途中が抜けていても最初からは9年。
君と俺は、出会った初めの頃から、こういう関係になった。
そして、肌を重ねることで心が近づいた部分が確実にある。
君は、ベッドでは無邪気に俺にいろんなことさせる。
肩をもめとか、背中をかけとか。
そんなことをしてあげながら、ほとんどは会話の時間。
そして、最後の数分だけ、俺は君に性的なことを要求する。
胸になにかしたり、下半身になにかしたり、逆にさせたり。
でも、この2年強で君の中に入ったことは、全部で10回に満たない。
おそらく、あいつよりずっと少ない。
いつも、ほとんど会話、少しだけ途中までのやりとりで終わる。
そんな、俺と君の、ベッドの中の歴史。
君と、神様に、認めてほしいと思った。

土曜は、君が楽しんでくれるようにがんばろう。
どうせ昼だろうから、六本木の某?のランチでもいこうかな。
神様は、いますよね。
でも自分は、どうしても自分の中には見いだせません。
しいて言うなら、毎年正月に行く神社にいる?みたいな。

あり得ないシンクロや、必然的な出会いもあります。
でもどういうわけか、それら全てが、
自分が一番大切にしていたものを壊す方向に向いています。
もう、露骨な位に。
そして、あり得ないほどの強引さで。

そうやって、自分は、命よりも大切に思えたものを失いました。
失わされ、ました。

最近、そんな理由もわかりました。
それは、自分がそれを大切にしてはいけないから。
大切にすることが、間違っているから。

だから、一度それを捨てることも決意、覚悟しました。


でも、できなかった。

先週の土曜、全てを元に戻してしまいました。
もう、失ってしまったのに、その残骸を捨てられない。
幸せの残滓に、すがりついてしまう。
また、気が狂いそうな日常に、自分を置いてしまう。

希望の残骸を、この手に握りしめて。
またこの、暗闇に身を投じる、愚かな俺。

やっぱり俺は、間違っているのでしょうか。