インドに別れを告げ、上陸したのは中東ヨルダン。


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                 <UAE乗り換えの着陸直前。恐らくドバイの上空>


ついに来た中東ステージ!
9/20早朝6時、Air Arabiaに乗りこみ3時間半、一旦UAESharjarで乗り換え、さらに爆睡すること
3時間、合計6時間のフライトでDelhiから初の中東エリアに上陸。テンションあがる~♪



    <国情報>


本名 : ヨルダン・ハシミテ王国
人口 : 550万人
面積 : 日本の4分の1
時差 : 6時間(11月~3月は7時間)
宗教 : イスラム教スンニ派(92%)、キリスト教(6%)、その他
民族 : アラブ人でパレスチナからの避難民が大多数
言語 : アラビア語
通貨 : Dinnar(ディナール表記はJD)とfils(フィリス)
     1dinnar≒128円、1000fils=1dinnar




日本人はノービザでIMMIGRATIONをパスし難なく入国。
とりあえず着いたのはいいけど、ヨルダンについて手元にある情報はほとんどなし。


人から聞いた事を殴り書きしたノートに「空港から市内へのバス1.5JD」と「クリフホテル」というぐらい。
実は、ヨルダンの事についてはDelhiの空港にてFree-wifiで調べようと思ってたけど、
実際行ってみるとビックリ。


使える事は使えるらしいんだけど、IDとPASSは携帯に送られるシステムになっているらしく自分は対象外。

結局ヨルダンに着いて何にも調べられないで到着してしまった。


これはこれで逆にドキドキしてきた。


とりあえずトイレで歯磨きして、なんとな~くバスに乗りこむ。


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外の景色に目をやると中東らしく乾燥した土地に白系もしくは土色系の建物が並んでいる。
とりあえずインドからくると驚いてしまう。


道路、建物、景観がよく整備されていて、車もなんかきれいなのがバンバン走っていて、
しかもいたるところで建設&工事がなされてて、ヤシの木は等間隔で植えられている。


バスがガタガタ言わない、一目でわかるインドとのインフラ事情の違いに激しくカルチャーを受ける。
6JDでAmmanのバスセンターまで行き、3JDでタクシーに乗りこむ。


外にはTHEムスリム系服装だったり、ビジネスマン風、もしくはジーパンと小奇麗なシャツの若者等、
とりあえずタイパン系、ヒッピー系で歩いている人なんて皆無。


なんてこった‥‥今までがルーズすぎたってのもあるけど、今後服装カチッとしないと。

若者はジーンズ&革靴&シャツをパンツにINのナンパなスタイルだったり。
どうしたヨルダン!アグレッシブ!



とりあえずお求めの宿にチェックイン。



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                            <ホテルから一枚>


街に降り立って最初に思ったのは、東欧の景色とそっくり。

それはパッと見た時に建物を含め色味のない感じ。

視覚的にポーランド、ニオイはトルコに似たところ。



激腹減りで最初に食べたヨルダンでのベーシックなメシ。

宿から徒歩30秒の人気のローカルメシ屋へ。



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                 <オートマティックに出てきた定番メニュー>


食ってみると全然うまい!


甘いのは一緒だけどチャイがシャーイになって、ここではMilk Teaから紅茶風に変化。
玉ねぎは皮が着いたまま出るし、ひよこ豆を雑穀と混ぜて揚げた定番中の定番ファラフェル。
ひよこ豆とニンニクとオリーブオイルが混ざりあったペースト状の一品。
主食中の主食ピタパン、ホブス。サンドイッチになるように真ん中が空洞になっている。
そしてなんといっても備え付けの甘辛いチリソースが中華風でなつかしいうまみ。



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街の看板はもう完全にアラビア語がメイン。


英語標識も見るけども、インド程多くはない。


人々の英語話せる人の数もガクンと減る。



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ほとんどがイスラム教徒。

1日5回のアザーンが街中に鳴り響くムスリム国家。


実は今年のラマダーン(断食月)は9月20日まで。

ラマダーン時期の1ヶ月間は日の出から日没(夜7時)まで、

食事はもちろん、タバコも、なんと飲み物もダメらしい。


街のレストランは日中すべてCLOSEで夕食時だけOPENする。

7時前には道沿いにテーブルが並べられ、人々はやっとの夕食を楽しみに

時間前に出来上がったご飯を目の前にでジーッと座って待っているという。


まさに「待て!」の状態らしい。


ラマダーンが最終日の夕食はかなり盛大にやるらしいと聞いていたので楽しみにしていたが、

前日の夜にその盛大夕食パーティーが至るところで行われていたらしい。


まさに降り立ったその前日までラマダーンで、降り立った日から解禁日。


ちょっと見たかった。



とりあえず、中東の持つ雰囲気にどこまで浸かれるか、

警戒心もあるけどどこまでが植えつけられたイメージの世界で、どこまでがリアルな姿か現地調査いざ開始。



原色で彩られた壁が強く厳しい太陽に照らされている。
鮮やかな色に目を奪われていると、目の前に現れた牛が小さな渋滞の原因となり、
耳が痛くなるほどのクラクションが鳴り響いている。


その光景になんの感心も持たず、屋台の前で赤ちゃんを抱えたお母さん。
慣れない笑顔でただひたすら道行く人に物乞いをしている。


店の前で物乞いをしている母親に気がついた屋台主は怒鳴り散らし追い払い、
そこに偶然居合わせた外国人はその光景にどう反応していいかわからず、

現実を脳内から消し去る。


知らん顔していた外国人は次の瞬間、

想像とは違う金額を請求され怒りの矢を店主に向けて口論を始める。

気がつけば無表情な顔が黒い壁となってその周りを取り囲んでいる。


それを横目に茶色く焦げつきボコボコに

へこんだナベで作られたチャイをすするガリガリの老人。
日常茶飯事のケンカ等には我関せず。

暑さに顔色一つ変えず見ているその先には小さな神様像。


チャイをすする老人と神様の間を通りすぎる時、

神様に手を合わせる若者をお香の煙が包み込む。
緑と黄色のオートリキシャが舞い上げるホコリとお香の煙が視界を曖昧にさせる。


視覚を刺激する空間が曖昧にしているものは、祈りを捧げる

ヒンドゥ教徒だけではなく、カルマによって定めされた現世と来世の境界線。


どこからともなく聞こえてくるシタールとタブラのやわらかい音色は、
人々を夢と現実の境界線に誘い、インドならではの時間感覚へと狂わせる。


今まで動いていた針のスピードよりもずっと遅く針は進んでいく。
のちに針の動きはあまり多くの意味を持たず、

心と太陽の動きだけが確かなものになっていく。


その太陽と月が交わると、すべてを飲み込むはずのガンガーが飲み込まれ、
その場に居合わせたあらゆる生命をも飲み込んでしまう。
ヒンドゥーの聖なる河さえも光のない世界では存在の大きさが影に隠れていく。


その時、ただ唯一影に隠れずあからさまだったのが火葬場の火だけ。
生も死も身分も差別も喜怒哀楽もすべてが路上にあからさまにさらされている。
目のやり場に困る光景も目を見張る綺麗な光景も。

降りかかる災難や陥れようとする罠も。

突然差し伸べられた助け舟やささやかな幸運も。


何をするにも、アクションの度に感情が揺さぶられる。
主張・批判・提案から不安・怒り・焦り・諦め・安堵・満足。


値札のない、交渉の世界ではすべてが対人間でQuestion & Answerの連続。
最もベーシックな姿。
相手の妥協点と自分の許容範囲。
その擦り合わせの日常から学ぶ、物事の優劣と身の丈、

そして越えてはいけないラインへの理解。


すべてが表面化しない、目に見えない感情の流れの具現化。
思いが強ければ強いほど現実に起こってしまう偶然はここでは必然。



目に見えない力が存在する不思議な場所。
強く願うと現実化されてしまう場所。
故に人々の信仰心が不自然ではない場所。



そして自分が映し出される場所。




                     <ヒンドゥー教の一説>



      自分が変われば相手も変わる


      心が変われば態度も変わる


      態度が変われば行動も変わる


      行動が変われば習慣も変わる


      習慣が変われば人格が変わる


      人格が変われば運命が変わる


      運命が変われば人生が変わる


心の変化にまっすぐに、素直に、真摯的に。


まずは、こぼさない事から。




まだ旅は続く。




9/15にPushkarからJaipurへ移動し、荷物を置かせてもらっていた同じ宿に一泊。


翌日14時にツーリストバスという名のローカルバスに乗りこみ、予定の2時間押しの7時間でDELHIへ。

今回乗ったツーリストバスはインドでは珍しく二段式バスで、

上段には未だかつて見た事が無いほどのSleeperシートになっていた。


途中の街並みでは悠々とラクダが街を歩いている。
あるマーケットには馬でも牛でもトラックでもなく、数十匹のラクダだけが運搬用に使われている景色があった。


DELHIに近づけば、突然現れたガラス張りの新宿のようなビル群が。
近代化の顔を覗かせたインドの姿に久しぶりに胸が騒いだ。
なんてったって近代的な景色など香港以来。
まだまだ知らないインドがあることに奥の深さを感じる。



辺りも暗くなった頃に、わけのわからぬ場所で突然降ろされてしまった。
土地勘もまったくない場所で、リキシャだけが破格の値段を突きつけてくる。


困ったときはターバンを探せ!を合言葉に、助けを求めるとやっぱり助けてくれたターバンマン。
一緒に宿が集まるパハールガンジまでリキシャに乗りこみ、無事到着。


宿泊先はモスクが宿になったお馴染みカマラン・ロッジ(1泊シングル130ルピー)。
インド滞在中思い返してもトップに古く汚く味のある宿。
あまりに多くの人が使用しすぎてベットの高さが右半分と左半分で違う素敵な宿で3ヶ月の日々を思い返す。



後は出発までの準備、身辺整理、Lassi、ラストのIndia food等‥‥。
大して忙しくはないけど、のんびり最後のインドライフを堪能だな。



出発は9/20 朝6時 DELIH発Sharjar(UAE)乗り換えAmman行き、Air Arabia。