今回滞在したのは、アルジェリア国境間近のハッシュドビルという村。


マーケットのある街・リッサニから乗り合いタクシーで30分ほど行った砂漠の村。


想像では全部丸ごと砂漠なのかな?なんて思っていたけど、
実際は広い範囲で荒野となっていたり、場所によって砂漠だけだったり、
砂利があるような荒野だけだったりで、わりとはっきり区別されていた。



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ここで住んでいるのは砂漠の民・ベルベウ人。


その昔、アラブ人の侵略にも耐え跳ね返した実績もあり、
ベルベウ人でいることに対するプライド強く持っているように思える彼ら。


村とはいえ、ベルベウ語、アラビア語、フランス語はもちろん、
スペイン語まで流暢に話せる人の多さに驚いた。


なぜなら、ここには~~Lodgeという宿の看板が多くあり、
冬場の時期には訪れる観光客は減るものの、年間を通して継続的に外国人が砂漠目当てに訪れてくるという。



観光収入がメインなのはいうまでもない。



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建物は、"砂漠の村"というイメージ通りの土色の建物。


泥?なんかの糞?で塗り固められた大きな二階建てがほとんど。


外観はそんなに多くの色を使わず自然と調和された色使い、

と思いきや、窓やドアには大胆な色使いがされていたりしてセンスが良い。


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歩いて30分かからず村の端から端までいけるハッシュドビル。


商店の数はちゃんと数えていないけど、大小合わせて10件程くらい?
いつも目に付く範囲で3~4件。


サンドイッチも10dhくらいから商店で作ってくれたりもする。
飲み物・パン・甘いお菓子・ゆで卵・野菜・オリーブ‥‥


朝は少し遅めだが、夜も10時くらいまでやっている。


お金関係で揉めることは、まずなかった。

とりあえず生活に困らない程度揃っている。



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一番驚いたのはインターネットカフェ。


発見しただけで3件のネットカフェがこの砂漠の村にもあった。

これだけ、離れたところにもネットカフェがあるというから驚き。


ターバンと民族衣装の若者達も普通にいるから不思議な感覚。


スピードはやっぱり遅め。1時間5dh前後が相場(約60円)

観光客が訪れるところには世界中どこにもでもネットはある。



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今回滞在したのはWildness lodge。


ここにはジャンベがめちゃくちゃかっこいいベルベウ人オーナーオマルと、

10年以上ここにいるという日本人のノリコさん。


なので、口コミで旅中の旅行者から紹介された居心地抜群の宿。



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昼夜問わず静かで時間がゆっくり流れているようで、あっという間に1日が過ぎてしまう、
そんな不思議な感覚に襲われる最高の空間。


部屋の作り、共通スペースの作り、どこからともなく聞こえてくる民族系音楽、
オマルとのじゃれ合い、ノリコさんの日本食系晩飯(米が出る!)、ちょっと散歩すれば砂漠‥



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かつて2ヶ月ここにいた人もいるらしいけど、その気持ちよくわかる。


区切りをつけないといつまででもいれる程居心地がいい。



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夜になって宿の外に出てみる。



自分のサンダルが地面に擦れる音が鳴り響くほど静かで、


時たま、家のどこかからジャンベや楽器の音楽がもれてくるような素晴しい場所。



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過剰なネオンなどは皆無で最小限家と家の間を行き来できるくらいの街灯。


治安の心配をする必要もなく夜まで遊んでいる子供達。



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                <店の名前が"DESERT SHOP" ‥ナイス!>



今回は1泊or2泊の砂漠ツアーには参加しなかった。

砂漠ツアーでは夕方ラクダに乗って、砂漠で寝て、朝日を見るというものらしいけども、
そのツアーで行く辺りまで自力で歩いて行ったし、夜には特別に焚き火と音楽聴けたし、
1番デカイ砂丘登って一人で夕日見れたし、十分だったかな。


何日もかけて"自分で計画砂漠ツアー"が出来たと思ってる。



"ラクダに乗って砂漠"はまたの機会に。


程よく楽しみはあったほうがいい。


今回強烈に忘れられないのが星を見に夜の砂漠へ行ったときの事。


薄い月の光に、すれ違った人を乗せたラクダのシルエットが目に飛び込んで来たとき。


こいつは忘れられない。


ひとり言でずっと「スゲースゲースゲー」を連発しちゃってたなー‥‥


その時が現実なのかわからなくなったもね。


これぞアラビアンナイト。








まさか自分がサハラ砂漠に来るとはね‥‥



とんでもなく広大な土地にぽっつりあるハッシュドビルという村。


宿の裏手には山のような砂丘だらけ、その中で一番目立つ大きな砂丘に登ってみた。



時には1歩進んで半歩戻る様な砂丘を、歩いて登って1時間‥‥


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               日本から9ヶ月半かけて‥‥




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     サハラ砂漠にきたぞーーー!!!!!




   凄いのか凄くないのか、来なきゃわからない!





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夕日が近づく。


砂漠の色が少しずつ変わる。


なんかこのまま日本にまで繋がって、


どこまでも突き抜けていきそうな、空と砂漠の間の空気。



物凄く澄んでる。


日が沈み出すと、気温がグッと下がる。


太陽の力と存在を強く意識するようになる。



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一番大きな砂丘に子供連れの家族が来た。


最後の大きな砂丘は大人でも息が切れてなんとか登れる傾斜。


お父さんの後を追いかけて自力で登る3歳の子。



まったく‥‥スケールのでっかい砂遊びだわ。


家族は去り、さらに辺りは暗くなる。



自分ひとり。


少しずつ、少しずつ、また砂漠の色が変わっていく。




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             ため息しかでない光景を独占。


             抱えきれないね、こんな喜び。


滞在しているハッシュドビルの近くにある村の集落がある。


そこには、その昔スーダンから連れて来られた移民がここに移り住んだ黒人の村。


今はベルベウとして認められたらしい彼らのもとへ行くと、そこでギナワ音楽を演奏してもらった。



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手で金属の楽器をカチャカチャ鳴らしながら、太鼓のリズムと合わせて、歌いながら踊る。


歌も口から発せられる楽器のようであり、何かの行事にはやっていただろう古典的な雰囲気を感じた。


とにかく、生で目の前でやってくれているから、なんとも言えない迫力が伝わる。

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すべて彼らの手作り楽器。


音楽に興味がある人はアフリカを旅すると最高だわ。



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途中で手拍子を使って歌ったり。


彼らが捉えている音楽とはどんなものなのだろう。


感情を表に表現する方法なのか、

はたまた、そんな理屈なんて必要のない身近なものなのか。


こんなん見ちゃったら、アフリカの音楽に興味が沸いてくるわ。


ガンガン心の臓に響きます。




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                             かっこよすぎ。


途中で大きな兄さんが出て、一緒に踊ってみたり。


不細工な踊りでも、終わったら気持ちよかった~。



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村を後にして、向かったのは砂漠に突如現れた湖。


水は近くの町から引っ張って、穀物を育てるのに使っているらしい。



砂丘と湖‥‥ ナイスミスマッチ。