刺激的な時間を過ごしたジェンネからローカルバスで4時間(10~14時)、モプティ到着。


多くの旅行者はここからトゥンブクトゥ・DOGON・GAOへ行くのがセオリーらしいが、
セオリー通りの旅に面白さを感じなくなっているので、モプティで一泊だけして首都BAMAKOへ戻る事にした。



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                      <マイクを片手に韻を踏む物売りマン>



ジェンネを"村"と例えるなら、モプティは"町"。
あらゆる観光地とブルキナファソから流れてきた人たちの中継地としても重要な意味を持つ町。

銀行が立ち並び、統一感なくごちゃごちゃに店が並んでいて活気がある。
ニジェール川沿いを歩いていると、「船に乗らないか?」と、

ガンジス川を思い出させるような出来事にも遭遇する。


宿への道を歩いていると何度か「中田、中田」と言われたりもする。
中田ヒデ氏もここに訪れ、彼はDOGONに行って集落の修復に一役買ったらしく評判はいい。


Bamakoまでの交通網がしっかりしているというだけではなく、ここを訪れた最大の理由は"ATM"。


Bamakoの宿にいた時にモプティから来た人が、
「一件だけ国際キャッシュカードを使えるところがあった」ということを教えてくれた。


というもの、Bamakoは首都なのに国際キャッシュカード『Plus』が適用されていなく、
引き落としは、VISAカードのキャッシングのみ。


今まで通り国際キャッシュカードでお金を下ろすべく、
町の銀行を手当たり次第当たるも、サインもなければ、誰もしらない。


国際キャッシュカードが使えたという人は、「何気なくカードを入れたら普通に使えた」という。


よし、なんか新しめの銀行だし、窓口も開いてるから試しにカードを入れてみたら最後。


初めて飲み込まれました。キャッシュカード。


窓口開いてるの確認してからでよかった~。



結構焦るわ。好奇心でカードを入れるのはやめましょう。




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      <現地のバンバラ語らしき看板>               <まさかの悟空>



無事カードが戻って来て、中心街から離れた現地人の居住区を歩いてみた。


路上では相変わらずの揚げ物、広場ではサッカー、空き缶を持った物乞いの少年、
永遠のお茶を作っている人、すごく緩~くてまったく危険を感じないところ。


危険なのは道路を走る車・バイクと、いきなり出現する洞穴だけで、
汚れた町とは対照的に、一般の人たちはのほほんとしている。


ご飯を探していると、ここに住むガーナ人が、わざわざ旨くて安い店に連れて行ってくれて、
いくら払えばいいか教えてくれ、あらゆる面倒見てくれてそのままさわやかに去っていったり。


会うガーナ人は揃って親切で、弾けるように明るい。
こりゃ今度西アフリカ来るときはガーナ決定だわ。



地元の人も過剰な親切はそんなに多くないものの、好奇心からかとても友好的。
テロリストがいる北部エリアを除けば、ほんとにフレンドリーで平和なとこ。
もちろん注意は必要だが、日が落ちても飲み物を買いに行ったり、ご飯を食べに行ったり。



最近は数時間歩けば、その町が自分と相性がいいか悪いかわかるようになってきた。


その感覚すれば、モプティは相性がいい。


だけど、チケットもGETして明日には再度BAMAKOへ。


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                          <日没のニジェール川>



マリの観光はここまで。


ここからは、体験型の旅スタイルにシフト。

なんてったって肌で感じたいアフリカンカルチャー。



西アフリカと言えば‥‥


マリと言えば‥‥



MUSIC! お祝い! ジャンベ!









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   泥塗って家の修復完了


               暑さを凌ぐための知恵



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    小学生の頃、粘土で作ったような家


子供だけじゃなく、大人にもイマジネーションを刺激する





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        Go to Heaven or Go to Hell




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  おもちゃの宮殿のようなモスクが彼らの帰り道にある


      子供の反応はどの国行ってもあんま変わらないのがいい



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               ジェンネでできた友達。


     ツアーの勧誘してこなくて、ずっと笑ってくれてるから、


             その日1日とても幸せでした。



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      狭い居住区を散歩していると突然射抜かれた。


    世界遺産指定だろうとなんだろうと、住む人のやりたいように。


    世界遺産なんてのは、誰かの都合で勝手に決めたもので、


       一般に住む人にとってはどうでもいいのかもね。


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          そうです


     わたすが変なおじさんです




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                   友達パート2。


  彼らと手を繋いで町歩きしてたら、みんな不思議そうにこっち見てた。


一人で旅してると、不快な事も含めてすべて100%自分に飛び込んでくる。


          だからこそ、嬉しい瞬間もすべて自分のものに。

                なんまらダイレクト。


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        居住区には生活用水を流す水路がどこにでもある。


      ジェンネに限らずどこにいっても、その水路は毒々しい。


ルールに縛られ整備され尽くした町には魅力を感じないが、整備が必要な環境を目の前にすると、国のお金の使い方ってのは大事だなと思う。



              足を踏み外せば、猛毒。


  もしかしたら、綺麗な街並みでも目に見えないだけなのかもしれない。



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       地元の人が集まる小さなマーケットに行った。


      捌いている生の肉には恐ろしいまでのハエが集る。


        手作りオイルと黒い塊と粉っぽいなんか。


     エキゾチック極まりない商品の数々が与えるインパクト。



   だがしかし、だがしかし、そのパンチ力を上回るママたち‥‥


         派手すぎて目に刺さる。




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    家の隙間からはサッカーをしている子供ら。


         No Football No Life




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      近すぎるジェンネの夕日








Bamakoから574kmのところにあるDjenneには、世界遺産にもなっている世界最大の泥でできたモスクがある。
(泥で作られた世界最大の建造物)



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かつてDjenneは、遊牧民と定住民の橋渡しとなる町で、サハラ交易の重要な中継地として栄えた。


サハラ交易の際に、北から来た商人たちは宝石や岩塩を持参し、
南方の商人が持ってきたコーラナッツ、黄金、象牙などと交換していたなごりが残り、
商品の形を変え、現在の大がかりな月曜市となっている。



Djenneを訪れる人の目的は恐らく泥のモスクだろう。


これは1280年にかつての王が、イスラムに改宗したのをきっかけに、

この地に壮麗な泥のモスクが建てられたと言われている。


現在マリ共和国の90%以上がイスラム教徒。


世界遺産に登録されたモスクだが、

地元の敬虔なイスラム教徒にとっては観光用でもなんでもなく、お祈りを捧げるための重要な場所。


元々たくさんの旅行者で溢れているような場所ではないので、

月曜日以外の日では静かにDjenneの人を見守るモスクが見られる。



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ガウディも影響を受けたと言われる独創的な形のモスク。


太陽の当たり方で、いろんな表情を見せる土と丸みのあるシェイプ。


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                      砂埃効果で子供も良く懐いてくれる。



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はじめはモスクっぽくないなと思って違和感がとてもあった。


数日過ごしていくと、町歩きをした後にまたこのモスクを見ると違和感が抜けていく。

というのも、町全体の建物が泥で作られていて、角のない作りになっているから。


突然斬新なアイデアで、この一種異様なモスクが出来たのではなく、
ここに住みつく人たちの家や建造物の延長線上にあるのが、このモスクだということに気づかされる。


埃っぽい町に天然の素材で、できたモスク。



この不思議な形も、ここに暮らす人にとっては自然の流れだったのかもしれない。