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あだ吉のきものがたり

大井海岸芸者 あだ吉の着物まわりと日常のあれこれ


あだ吉のきものがたり-鬘
今日引き取りに行ってきた鬘です。
先日アップした鬘は引き着用で、こちらはからげ用。
結い方は同じつぶし島田ですが、少し形が違います。

鬘を引き取りにいったおり、床山さんからゆっくりしていってくだ

さいとおっしゃってくださったので、お言葉に甘えていろいろとお

話をお伺いする事が出来ました。


私の鬘、芸者の鬘としては結構重たい方なのですが、床山さんから
してみますと、吃驚
するほど軽いのだそうです。私の鬘の面倒をみ
てくださっているのは歌舞伎の床山さん。普段は男性である歌舞伎役者
さんが掛ける鬘を結っていらっしゃるのですが、それに比べてずい
ぶん軽い、と。考えてみると女性が掛けるのだから、それも道理だ
と納得したとお話くださったのですが、掛けている時間の長さが舞
台とは比べ物にならないほど長いのでと私がお話ししますと、それ
ではますます重くは出来ないよね、と納得していらっしゃいました
。他にもいろいろと伺った話を書きたいのですが、今日はこの辺で。

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年末の忙しいさなかにお正月の話をしても、ピンと来ない方も多い
とは思いますが…。
12月に入りますと芸者衆はお正月の準備を考えています。
松の内は出の衣装と呼ばれる黒の五つ紋付の江戸褄。これが芸者の
正装ですが、立食パーティーやお座敷が狭いのでからげでとのリク
エストがあれば、いわゆる黒留袖になります。
ところで、この黒留袖。素人さんの留袖には付いているグシ縫い(
掛け衿、袖口、褄下、裾、打ち揚げに白い糸でなみ縫い)が芸者衆
の留袖にはしてありません。わたしは理由も考えずに単純にそうい
うものだと思っていましたが、大きなお姐さんにけし縫い(なみ縫
い)=死に繋がるから、そういう縁起の悪いものはしないのだと聞
かされた事があります。
しかし、このグシ縫い、何の為にあるので
しょう?

ある和裁士さんは着物の格をあげるためにわざわざ手間をかけて縫
っているものだと説明していますが、グシ縫いはしつけの一種。し
つけを残すって不思議な習慣ですよね。和裁士の村松氏は「何故か
衿のしつけを残す習慣が広まっているが、一流の和裁士は衿の布目
を整えてコテをあてるので、ぐし縫いなど最初からしなかった」と
著書に記していますが、どうなんでしょう?
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私が所属する置屋では皆様にお座敷遊びを体験して頂くため、毎月一回定期的にイヴェントを開催しております。お一人様でもご参加頂けますので、お気軽に御出かけ下さいませ。


あだ吉のきものがたり
 2012年 壬辰 (みずのえ たつ)
 新たな年をまつ乃家と迎えるのはいかがでしょうか?
 新春を祝うに相応しい特別な場所。
 140年ほど前に建てられた、
 明治の文豪、森鴎外の旧居。
 『舞姫』を執筆したお部屋で開催致します。
芸者衆は黒紋付に稲穂を挿したお正月のお支度で皆様をお迎えいたします。
松の明けぬうちに、初春を寿ぎ皆様と楽しい時を過ごしたいと存じます。
※会場の都合により30名限定のお席になります。早めのお申し込みをお願い致します。

第57回まつ乃家大宴会
【日時】2012年1月8日(日曜日)18;30~20:30
【場所】 水上ホテル鴎外荘 台東区池之端3丁目3-21
【電話】03-3822-4611(こちらではお申し込みになれません)
【参加費】17,000円(お食事・お飲物・花代・税・サ・込み)

第57回まつ乃家大宴会二次会
【日時】2012年1月8日(日曜日)21;00~22:30
【場所】未定
【電話】
【住所】
【参加費】10.000円(おつまみ・お飲物・花代・税・サ込み)

・一次会は事前振込となっております。参加のご希望の旨、メッセージにてお知らせください。ご参加を表明頂きましたら送金先を御知らせ致します。
・恐れ入りますが1月6日迄にお振り込をお願い致します。ご参加は振込みを確認をもって確定と致します。
キャンセルはの場合は1月7日17:00迄にお知らせくださいますようお願い致します。 以降のキャンセルは返金を致しかねますのでご了承下さい。代理の方のご出席はお受 け致しますので、ご相談下さい。