今回は少し、

心に深くフォーカスしたお話をしますね。



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知り合いや友人から、

「良い人」「良い子だね」

などと、言われることはありますか?


書店に行くと、

「良い人をやめれば人生が変わる」

ということをテーマにした書籍が

並んでいるのを見かけますね。


そのせいか、

「良い人」という言葉には

何となく違和感を感じてしまいます。



こう接すれば相手の気を乱すことはない。

こう接すれば他人に好かれるはずだ。


などと、気を遣いすぎてしまう人は、



本当の自分を知ったら、

相手は嫌いになるに違いない・・・

と思い込んで、

コミュニケーションに不安を抱いています。



「相手に嫌われたくない」

という心理が、

現実では従順な態度で現れるのです。

ここでの従順とは、いつも相手の機嫌ばかり伺いながら、
どう受け応えしようかと、言動を慎重に考えてしまう状態です。






撮影風景♪






相手はきっとこれを求めているに違いない。

と思い込んで、相手の望みを

必要以上に想像してしまうクセがあるから、



自分自身が



本当は何を伝えたいのか?


本当は何が言いたいのか?



という本心が


分からなくなっているのかも知れません。



だから、結果的に相手に従順


なってしまうのですね。





でも…

自分自身が「良い人」になりながら

相手と本心で通じ合うことはないのです。




だから、「良い人」は

いつも綱渡りしているような自分に

不安や不満を感じてしまうのです。



でも、その従順な自分

自己価値感や安心感を埋めようとしていては、

自分が心から満たされることを

遠ざけてしまうのです。



本来の自分に蓋をしてしまっているから

そこに本来の自分はいない、

ということです。




神楽坂にて(^^)




そんな自分に苦しさを感じたなら、

まずは

感情を押さえ込んだり、

我慢したりしている自分に

敏感に気づいてあげること。



一気に表に出そうとしなくていいから、

段々とそれらの感情を小出しにしながら

自分を解放していきます。



それが積み重なれば、


相手に受け入れられたい認められたい

相手に嫌われたくない


という執着的な欲求も少なくなるから、

相手とも自然体で付き合えるようになる。



自分自身が心地よくいられれば

心身も安定し、充実してくるから、

自分を隠したり

押さえ込んだりすることはなくなって、

いちいち人付き合いに

疲れや無理を感じなくなるのです。



その上、

自分が心から望んで

自発的に相手に与えられることも増えてきます。



隠していた本当の自分でも

我慢せずオープンになった自分でも

迷惑をかけてしまう自分でも

好いてくれる人は必ずいるから。



本当の信頼(繋がり)を通して

自分を活かしたいと感じます^^



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