今回は少し、
心に深くフォーカスしたお話をしますね。
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知り合いや友人から、
「良い人」「良い子だね」
などと、言われることはありますか?
書店に行くと、
「良い人をやめれば人生が変わる」
ということをテーマにした書籍が
並んでいるのを見かけますね。
そのせいか、
「良い人」という言葉には
何となく違和感を感じてしまいます。
こう接すれば相手の気を乱すことはない。
こう接すれば他人に好かれるはずだ。
などと、気を遣いすぎてしまう人は、
本当の自分を知ったら、
相手は嫌いになるに違いない・・・
と思い込んで、
コミュニケーションに不安を抱いています。
「相手に嫌われたくない」
という心理が、
現実では従順な態度で現れるのです。
ここでの従順とは、いつも相手の機嫌ばかり伺いながら、
どう受け応えしようかと、言動を慎重に考えてしまう状態です。
相手はきっとこれを求めているに違いない。
と思い込んで、相手の望みを
必要以上に想像してしまうクセがあるから、
自分自身が
本当は何を伝えたいのか?
本当は何が言いたいのか?
という本心が
分からなくなっているのかも知れません。
だから、結果的に相手に従順に
なってしまうのですね。
でも…
自分自身が「良い人」になりながら
相手と本心で通じ合うことはないのです。
だから、「良い人」は
いつも綱渡りしているような自分に
不安や不満を感じてしまうのです。
でも、その従順な自分で
自己価値感や安心感を埋めようとしていては、
自分が心から満たされることを
遠ざけてしまうのです。
本来の自分に蓋をしてしまっているから
そこに本来の自分はいない、
ということです。
そんな自分に苦しさを感じたなら、
まずは
感情を押さえ込んだり、
我慢したりしている自分に
敏感に気づいてあげること。
一気に表に出そうとしなくていいから、
段々とそれらの感情を小出しにしながら
自分を解放していきます。
それが積み重なれば、
相手に受け入れられたい認められたい
相手に嫌われたくない
という執着的な欲求も少なくなるから、
相手とも自然体で付き合えるようになる。
自分自身が心地よくいられれば
心身も安定し、充実してくるから、
自分を隠したり
押さえ込んだりすることはなくなって、
いちいち人付き合いに
疲れや無理を感じなくなるのです。
その上、
自分が心から望んで
自発的に相手に与えられることも増えてきます。
隠していた本当の自分でも
我慢せずオープンになった自分でも
迷惑をかけてしまう自分でも
好いてくれる人は必ずいるから。
本当の信頼(繋がり)を通して
自分を活かしたいと感じます^^
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