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誰にでも、優しすぎてしまうあなた。

言いたいことがあっても言えないあなた。



自分の感情を肯定できず、

いつも呑み込んでしまうのは

なぜでしょうか。



「断ったら嫌われるかも」

「こんなこと言っちゃ悪いかな」

「ケンカになったらどうしよう」



と感じて、当たり障りのない

本心と違う行動に出る・・・




でも、実はそれは相手を気遣った

行動ではないんですよ。




心の奥底では、


人に良く思われたい。

本当は相手から愛されたい。

本心を分かってもらいたい。



という願望が、現実では


抑制する・尽くす

=(良い人)


などという形で現れているのです。



だから、段々と不満な感情が溜まって、

相手に対する敵意が生まれるのです。

敵意とは、現実にはないのに、

自分の不満な感情から、

自分で相手を敵であるかのように

感じてしまうのです。



相手の感情に一喜一憂してしまうから、

そのたびに

自己が揺らいでしまうんですね。






その不安から、

無理に相手を満足させようとしたり

喜ばせたりしようとする。


それによって、気づかないうちに

自分の感情をマヒさせていくのです。



だから、本当は相手への優しさなんて

感じていないのかも知れないですね。



すべては、

自分を守るための行動

なのかも。



「こんなこと言ったらどうかな?」

と怯えながらでは

それがオーラとなって、

相手との距離を感じてしまうのです。



相手に嫌われることを前提

コミュニケーションを恐れていては

本当の意味で相手とは付き合えないし、

本当に自分が伝えたいことは

抑制されてしまいます。



これが自己不在という状態。



自分自身が良い人になりながら、

自分の欲求や意思を

伝えることはできないのです。



自分を犠牲にすることが、

相手を大切にすることではないから。



こうしたら好かれる。

こうしたら認められる。

こうでなければ愛されない 。



という条件つきで、

あなたの価値が決められる訳ではないのです。



自分の心を、まず許してあげること。

自分の軸を大切にすること。

そうすれば、

相手への本当の思いやりも増えてくるのです。



「お互いを知るために、

私はこの行動を選択している」



いうことを軸に置きながら、

コミュニケーションを

楽しめるようになっていきたいですね。



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