ビリからNO,2 | 『♪70歳の挑戦』(限界に挑戦!)

『♪70歳の挑戦』(限界に挑戦!)

    昨年の4月に70歳になりました。
    これからも精一杯、自分の限界に挑戦したいと思っています。

先日の同窓会で、横浜から参加したT君は、聖建寮から九州の大学に進学しました。

 

九州大学でなくて、九州の某大学です。

 

大学卒業後、彼は一流の証券会社に勤めました。

 

入社当時はとても苦労したそうです・・。

 

3年ほど外回りをしたころから、やっと営業ができるようになったと言います。

 

周りの社員は一流大学の出身で、お客さんも一流大学の出身。

 

「どこの大学?」と聞かれるのがとても辛かったそうです。

 

コネのない彼の営業成績は、いつもビリだったとか。。。

 

でも彼は「聖建寮魂?」で頑張りました。

 

入社9年目で課長になり、それから4年目には銀座4丁目支店の支店長に抜擢されました。
 

47歳のときに社内報に、何か書いてほしいと頼まれたそうです。

 

他の人は、一流大学を出て〇〇をしましたと自慢話を書いたけど、彼は「聖建寮の一日」を書いたそうです。

 

「朝5時55分に、笛で起こされ、1分間で着替えて、点呼。毎日走って現場で献身して・・・」

 

彼の社内報の文章は、とても新鮮で評判になったそうです。

 

その後、47歳で最年少役員、55歳で専務にまで上り詰めました。

 

52歳のころ山口銀行との提携で交渉に行った先に、たまたま聖建寮同期の故・窪田君がいて、彼の勤める会社のフグなどを取り扱うようになり、ますます業績をのばしました。

 

新入社員時代のビリから、いわゆるNO,2(社長の次)まで頑張った彼は、今は退職して横浜に邸宅を構え、ゴルフ三昧?の生活らしいですよ。