先日の同窓会で、横浜から参加したT君は、聖建寮から九州の大学に進学しました。
九州大学でなくて、九州の某大学です。
大学卒業後、彼は一流の証券会社に勤めました。
入社当時はとても苦労したそうです・・。
3年ほど外回りをしたころから、やっと営業ができるようになったと言います。
周りの社員は一流大学の出身で、お客さんも一流大学の出身。
「どこの大学?」と聞かれるのがとても辛かったそうです。
コネのない彼の営業成績は、いつもビリだったとか。。。
でも彼は「聖建寮魂?」で頑張りました。
入社9年目で課長になり、それから4年目には銀座4丁目支店の支店長に抜擢されました。
47歳のときに社内報に、何か書いてほしいと頼まれたそうです。
他の人は、一流大学を出て〇〇をしましたと自慢話を書いたけど、彼は「聖建寮の一日」を書いたそうです。
「朝5時55分に、笛で起こされ、1分間で着替えて、点呼。毎日走って現場で献身して・・・」
彼の社内報の文章は、とても新鮮で評判になったそうです。
その後、47歳で最年少役員、55歳で専務にまで上り詰めました。
52歳のころ山口銀行との提携で交渉に行った先に、たまたま聖建寮同期の故・窪田君がいて、彼の勤める会社のフグなどを取り扱うようになり、ますます業績をのばしました。
新入社員時代のビリから、いわゆるNO,2(社長の次)まで頑張った彼は、今は退職して横浜に邸宅を構え、ゴルフ三昧?の生活らしいですよ。