今朝の大阪は久しぶりに快晴、7.0℃でした。
皆さんは、-30℃の世界を体験したことがありますか?
私はコロナ前ですが「中国黒竜江省哈爾浜(ハルビン)」というところに、3泊4日ほどの日程で計6回ほど行きました。
しかも何故か冬でしたね。
ハルビンは、中国でも東北の方角で、昔は満州国と言われた地域です。
緯度は北海道の稚内よりも少し上ですね。しかも内陸ですから
強烈に寒いところです。
ホテルの部屋の中は、暖房のため20℃と日本とさほど変わりません。
しかし、一歩外に出ると−30℃の世界が広がっています。
つまり、一瞬のうちに50℃の温度変化があるわけです。
私は、完全防護の服装で寒さ対策をしていましたが、顔は
無理ですね。
せいぜいマスク形状のもので、鼻と口は防護できますが、目はダメです。メガネが凍る体験をしました。
またホテルの部屋には、冷蔵庫がなく窓が二重サッシになっていました。
私は、冷蔵庫代わりにその二重サッシのところに「哈爾浜ビール」「青島ビール」を冷やしておきました。
ビール以外の酒は、ウオッカですから、胃がやられますよ。
ホテルの朝食で、スープが出たので一口飲んでみましたが味がない?
つまりスープではなくて、お湯だったのです。
中国の方は、基本的に生水は飲みません。かならず沸騰させてからさまして飲む習慣です。
私は、もう少しでスープ?を飲むところでしたが、気が付いてよかったです。
外は雪ではなくて、凍っていました。秋ごろには雪が降るそうですが、冬はそれが凍るんですね。
雪国生まれの私は、雪道には慣れています。
福井ではスキーで小学校に行きましたから・・・
ところが、凍った道路はダメです。
中国の方に両方腕組みをしてもらって、そろそろと歩きました。
歩道には駐車場のように車が止まっています。
その車をぬって歩道を歩くわけです。
信号は赤でも平気です。車が来ても避けて通るだけです。
私は中国での運転は絶対無理だと思いました。
向こうの車は右側車線通行ですが、前方の信号が赤でも、右折は自由なんですね。
左側からかなりのスピードで直進してきますが、平気で右折していきます。
だから車のクラクションがうるさいんですね。
そのような交通事情の中、手を引いてもらってノロノロと滑らないよう歩きました。
中国のことは、ネタが尽きないので、また後日書かせていただきます。
写真は琵琶湖のように大きい湖です、全面凍っています。
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