アルバンベルク弦楽四重奏団にハインリヒ・シフ(チェロ)を加えたライブ音源ですが、バランス感がたいへんに素晴らしく、何度も繰り返して聴きたくなる演奏です。

アルバンベルクのライブ録音は四重奏の場合、艶々とした響きが魅力である一方、ホールの残響がうまく録りきれていないのか、弦楽器の生々し過ぎる音にちょっと引いてしまったりするのですが、この五重奏ではシフのチェロが加わることで各々の楽器が絶妙にブレンドされて、幾重にも重なった音の層の間を漂っているような感覚に捕らわれます。

さほど人気のある曲ではないようですが、シューベルトの後期の作品らしく、ベートーヴェンの後期四重奏曲に比肩する素晴らしい曲だと思います。
忙しいと言えば、
11月8日のリサイタルを心待ちにしていたのに、どうも行けなくなりそうな・・・というか、泣く泣くチケットを人に譲りました。

演目はお気に入りのD935にD960なんですけど~~。
まあ、平日にのんびりとクラシックなぞ・・・と、贅沢なことを考えた私が悪いのか・・・・。

明日の通勤にはシューベルトの弦楽五重奏曲を聴きながら通勤するとします。
これも、またシューベルトの面白みを伝えてくれる曲で、個人的に気に入っています。
随分と長い間、更新しませんでした。
仕事が忙しくなるのは悪いことではないのですが、更新の余裕までなくなってくると、
ちょっと・・・・という感じです。

先日、BSでヤンソンス指揮 アムステルダム・コンセルトヘボー管弦楽団による
マーラーの3番を見る機会を得ました。
ご覧になった方もおられるかと思いますが、コンサート自体は2010年のものです。

仕事をしながら聴いていましたが、
それでも時折、おもわず惹きつけられる見事な仕上がりだったように感じました。