“真理を説きにいくものは財布を携えるなかれ”と説いたイエスの信奉者でいるつもりの現今のキリスト教徒は、実はイエスを十字架にかけた当時の迫害者たちの直系ともいうべき人種であり、その彼らが今イエスと同じ真理を説いているスピリチュアリストたちを迫害しようとしております。しかし霊の力は彼らより偉大です。今となっては時すでに遅しです。真理はかならず広まり、何も知らぬ大衆をいかに煽動しても真理の道を歩もうとする者を引き返させることはできません。私は反駁を覚悟の上で断言しますが、こうした形での今日の霊の働きかけの背後には2千年前に地上に生を受けたあのイエスその人が控え、同じように地上の病の人を癒し、悲しみの人を慰め、霊的な基本的真理を地上に確立せんと奮闘しております。その真理には教会も大主教も牧師も聖典もいりません。愛に満ちた心と善意と素朴な心さえあれば良いのです。
シルバー・バーチの霊訓(三)
H・ S・ホームサークル編
近藤千雄訳
88-89ページより

