火炉頭に賓主無し。
かろとうにひんじゅなし。
他のかたのブログから解説をお借りしました。
あまり目にすることのない言葉とは思いますが、景徳伝燈録にある、火炉頭無賓主の禅語から来ている言葉だそうです
火炉とは囲炉裏のことで、頭はそのそばという意味で、客も亭主も立場はあるが、互いの心配りの中に主客を超えた、一体となった世界があるというような意味のようです
※ここからはそれをふまえたお家元の提案です。
正座が難しくなった時の、主客のあり方について、立礼卓を使ったり、椅子や机を設えた茶室があっても良いのではないかとの提案がありました
また、体の自由が少し効かなくなったからといって、これまで年月をかけてきた趣味を諦めてしまってよいのか?という問い掛けがあり、
何らかの工夫をすることにより、ある程度皆についていけるのであれば、その場にいる方々の了解を得てお茶を続けていくことは可能になるでしょう
それは、爐頭無賓主(ろとうにひんじゅなし)の言葉通り、皆でお茶を楽しむことになるのではないかとの提案でした
花は早咲きの啓翁桜(良永啓太郎というお爺さんが作った桜)と、椿は太郎冠者。
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広間の軸は銀椀裡に雪を盛る
ぎんわんりにゆきをもる。
書いたのは元妙心寺管長の倉内松堂。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240214/18/silver-kanie/5e/ac/j/o0720096015401473734.jpg?caw=800)