
(2025年4月19日記録)
親愛なる皆様、こんばんは。シルバーバーチ霊団代表の John Brooks です。
少しブログの更新に日にちが空いてしまいましたが、皆さん、体調はいかがでしょうか? もうすぐ、季節としては初夏らしくなってもよい頃なのですが、まだ全然その気配が無く、むしろ初夏ではなくもう夏になっている気配すらあります。
ですから、これからは、まず熱中症に気を付けてください。特に体力の無い人、たとえば、高齢者やお子さんなどと一緒に出掛けるときは、まずお水や麦茶などを必ず持っていきましょう。あとは、その人の体質に合わせて必要なものを持っていけばいいかと思います。

さて、かなり前に「シルバーバーチ・アゲイン(85)霊団とはどういったものですか?」という質問へ公開回答をさせていただいたかと思います。
霊団という言葉はまだ日本語で理解できる範囲だと思いますが、最高評議会と言われるとちょっと不思議な感じがしますよね? これは、ざっくりと本当に簡単に言いますが、言い方が違うだけであったり、イギリスとアメリカの違いというのもあるでしょう。
シルバーバーチの発祥はイギリスです。たとえば、「○○の光の最高評議会」はアメリカなどに多いです。また、ふたつのムーブメントが起こったときの時代の差もあるでしょう。
ということで、霊団と最高評議会は同じようなものだと思っていただいて構わないと思います。
スピリチュアルな道を深く進めていくわけでないのであれば、あまりそこにとらわれずに、本質を見て欲しいと思うので、要するにまあ、霊界の団体さんなんだな、と思っていただくとよいかと思います。
そして、わたしは今回の2代目のシルバーバーチの霊団代表として、こうして皆さまに時々お目に掛かり、幾ばくかの話をさせていただいて、また来週という役目を担っているわけです。

さて、今回は、霊媒とチャネラーの違いは何ですかとか、あるいは、どんな人がチャネラーになれるのですかとか、そういった感じの質問がやや来ていますので、今回はこれについてお話できる範囲内でお答えさせていただこうかと思います。
まず、最初に結論から申し上げますが、シルバーバーチは霊媒という言い方をしていますが、これは前任者の伝統にならったものであって、ニ代目霊媒は、フルコンシャスチャネラーという言い方ができます。
また、霊媒というのは、Mediumship という意味で、簡単に言えば亡くなった方と生きている方の間の通訳をする人のことです。これが多分、一番分かりやすい説明かと思います。
そして、先代の霊媒を務めた親愛なるモーリス・バーバネルは、フルトランスチャネラーでした。そして、彼は、生涯われわれの良き友であり、霊媒であったわけです。
彼は、若いときにたまたま心霊サークルに参加して、その時に意に反して居眠りをしてしまったのですが、その後に出席者から、「あなたは、眠っている間に、霊媒としてたくさんのことを話してくれましたよ。」と言われて、大変驚きました。それが、彼の霊媒としての道の始まりでした。
さて、それに対して、わたしたちのニ代目霊媒は、完全なフルコンシャスチャネラーという方式をとっている霊媒です。簡単に言えば、より現在というか、まあ、ある意味、最先端とも言えます。この時代で、あまりフルトランスチャネラーを探すこと自体が難しいでしょう。
それくらい、いまは、チャネラー自身が自分の意志を明確に持ち、話しかけてくる高次元の光のスピリットに体を貸したりはせず、スピリットとスピリットが会話をするということになります。ここで書くと長い時間が掛かっているように読めると思いますが、わたしが何かを言えば、ニ代目霊媒は、瞬時にそれを聞き取る、まあ人間同士が普通に会話しているのと同じ感じで会話をしています。
おそらく現在の霊媒、つまりチャネラーという言い方の方が多いと思いますが、たいていが、フルコンシャスチャネラーです。

ここでひとつ、重要なことを申し上げます。
何となく声が聞こえてきた、そして、自分がとても偉い神の存在だと言ったり(自分は○○の神であると必ず最初に名乗ってくるはずです)、この時点で、相手が本物の光の存在なのか、そして、本人の名乗っている○○神なのか、これを見抜けなければ、だいたいろくなことにはなりません。なぜなら、その存在は、まず、光の存在では無いからですね。
最初は耳触りの良いことや多少の未来を当てたりすることでしょう。そして、相手(人間)が自分の言うことを完全に信じていると確信した時点で、本当の正体を現し、豹変するのです。要するに、闇の存在が話しかけてきているということが明かになるのです。
こうなると、精神をまず病みますし、基礎が全くない状態ですから、様々な霊障などが起こりうる可能性があります。そして、完全にその闇の存在を元の世界に帰すことができるようなスピリチュアルヒーラーや霊能者に会うまで、取り憑かれているような状態になるというのが、一番近い説明だと思います。
ですので、世間にたくさん出回っている簡単にチャネラーになったとか、神様のお使いの龍神さんが……というようなものは、本物に出会っている確率は、非常に低いでしょう。むしろ、稀と言った方がよいかもしれません。

ましてや、わたしたち高次元の光のスピリットというのは、人間を驚かせることは趣味ではないので、もっと穏やかな接触の仕方をしますし、その人をまずよく観察する期間を必ず設けます。
どうやって見極めていくかというのは、それぞれの霊団や光の最高評議会によって違うと思いますが、その人間が誠実でポジティブであるのか、神仏などに崇敬の心があるのか、そして、霊的能力があるのか無いのか、どの感覚器官が優れているのか、グラウンディングから安全な空間の構築をきちんと出来ているのか、そういったことなどをまず最初に観察します。
この時点で九割はなくなります。そして、残った人間をさらに観察を続け、この場合は、その人間の性格や、いわゆる人徳のようなものがあるかどうか、正義の心を持っているのかどうか、簡潔に言えば、一緒にご飯を食べても楽しく過ごせる相手かどうかということですね。
そこですべてオールOKになった時点で、その者の霊能力そのものが問われます。ここで初めて、霊能力が問われるのであって、最初ではありません。そして、そこに合格したら、あとは、その話したい高次の光のスピリットが自分と気が合うと思った相手を選ぶだけということになります。
そして、ニ代目霊媒は、あまり細かいことを気にするタイプでもないですし、ライバル心とか、嫉妬心とかを一切持ち合わせない人間です。そして、自分の与えられた任務(お願いだったとしても、本人は仕事あるいは任務として捉える人物です)を必ず遂行する人物だということが分かっています。
だからこそ、わたしは、気が合うと思い、話しかけてみたわけです。
最初は、非常に驚きました。本を読むために寝っ転がっていても、椅子に座って仕事をしていても、いつ如何なる時でも、瞬時にチャネラーモードとでも言うのでしょうか、瞬時に霊媒として活躍することができます。そして、それは本人にとっては、ごく普通のことであって、そして、楽しい体験だと考えています。
ここで自分を特別な存在だと思わないところが、最終的な決め手になりました。
もちろん、ブループリントで決まっていたことではありますが、他に候補者がいなかったわけではありません。何人かが手伝うと言ってくれていて、そして、地上に降りていき、最も高い能力の者を選んだということになります。そして、幸いに、まあ、人徳があるというか、細かいこともほとんど気にしないので、われわれとしては話しやすい霊媒であったということも決め手でした。
これがいま話せるニ代目霊媒の情報でしょうか。
そして、わたしが正式にシルバーバーチニ代目の代表者として霊媒にコンタクトを取る前に、わたしのそばに初代代表が付き添ってくれていました。そして、よく霊媒を観察し、ニ代目霊媒として充分やっていけるでしょう、まずは話しかけてみましょう、とわたしを後押ししてくれたのです。
最初は、ブループリントに書いてある内容以外のことを話していました。お互いのことをまず知るためと、どれくらいの知識が霊媒にあるかをまず確認したかったからです。そして、いま現在、わたしの話を書き手であるKenに伝えてくれているわけです。
また、この霊媒のポリシーとしては、いわゆる悪いことは話さないというポリシーがあります。人によっていろいろなポリシーがあるのですが、ニ代目霊媒の性格からなる強い正義感が、そのようにさせているようです。それは、個性ということで認められるものだとわたしは判断しています。
さて、今日のお話は、皆さん、楽しんでいただけたでしょうか? いろいろご質問をいただいていたので、お答えするのに大変時間が掛かりましたが、これにて回答とさせていただきたいと思います。
では、少し短いのですが、また次のサタデーナイトにお会いしましょう。
ニ代目霊媒に、ニ代目書き手に、心からの感謝を込めて
John Brooks