シルバーバーチ・アゲイン（83）- ネガティブ・マインドからポジティブ・マインドになる方法

（2024年11月09日記録）

親愛なる皆様、こんばんは。3週間後のサタデーナイトではなく、4週間後のサタデーナイトになってしまいましたが、皆様、お元気でしたでしょうか？　いまは季節の変わり目で、晩秋から冬へと向かうわけですから、もう雪が降っている地方もあれば、まだまだあたたかい地方もあるでしょう。

さて、この1ヶ月間、わたしたちは、いろいろな霊団との交流をし、どうやったら全宇宙が平和で豊かで、どのスピリットたちも自分の力で光り輝くことができるか、ということを話し合ってきました。もちろん、それ以外のことも話し合っていますが、とても多岐に渡る内容で、述べることがかないませんが、あと10日後くらいになりますが、11月20日の08:43に冥王星が再び水瓶座に入宮し、2043年まで水瓶座に居続けます。Astrology（西洋占星術）的に言うところの、風の時代の真の幕開けと言えましょう。

このあたりは、西洋占星術がお好きな方ならよく知っているお話になると思います。そして、また、スピリチュアル界でも、話題になっていることです。様々な解釈がありますから、いろいろな情報を読んで、何が真実なのか、どういったことが起こっているのか、探求してみましょう。もう誰かが書くSNSやブログなどで書いたことを鵜呑みにする時代は終わっています。今年以降は、特にそうなるでしょう。

また、西洋占星術を好きな方からプロに至るまでの全ての方に申し上げたいのですが（もちろん、実践なさっている方もいらっしゃいますが）、夜空を見上げ、実際の惑星の動きを自分の目で見るということも非常に学びになります。

また、こういう時代だからこそ、心を空っぽにして、星空を見上げ、宇宙の森羅万象に心を向けて、思索する時間を5分でもいいので取ってみてください。それだけでも、その日受けたあなたのストレスは軽減するでしょう。

これから冬にかけては、日本においては特に空が綺麗になる時期です。星空を美しく撮ることができるスマートフォンもいっぱいありますから、星空の写真を撮ってみるのもよいと思います。また、惑星の動きは、天文雑誌や天文系ウェブ、そして国立天文台（https://www.nao.ac.jp/）をよく見ておきましょう。

また、旧暦のことなどにも、伝統的なことに関心を持ってみてください。自国の文化、これは、基本的には大事にするものですが、「もう新しい方向にアップデートした方がいいだろう」と思うような何かがあれば、その担当分野の省庁にメールフォームから意見を送ってみてください。ここで、「どうせ自分の意見なんか読んでもらえないよ……」と思わないことが大切なのです。

まともな政治家は国民の声を常に求めています。そして、省庁にお勤めの方や役所など、まあ大雑把に言えば公務員の方々は、常に新鮮な本当の国民の本音を欲しがっているのです。一人が不正行為をしたからといって、すべての公務員が不正行為をしているとは、皆さん思わないでしょう。ですから、国民の権利や義務をしっかり果たすことが重要です。まず、意見を述べてみることというのが、非常に大事です。おかしいと思ったことがあれば、回答を要求するのも大事なことです。

まあ、ここはそういうブログではありませんが、選挙があれば必ず投票しに行くことを忘れないようにしてください。

あなたがたが選んだ人が、あなたがたのために、仕事をするのが本来の筋です。その辺りがよく分からない人は、よく調べて、理解をしておきましょう。関心がない人は、まず、関心を持つというところから始めなければいけません。嘆くばかりでは何も始まらない、そういうことです。

冥王星が動くとき、それは時代の大きな枠組みが変わるときです。わたしたちシルバーバーチの霊団としても、地球上のすべての生命、そして特にヒューマン、人類のサポートを大事にしています。意味の分からないことは、可能であれば、その場で好きな検索エンジンを使って調べる。分からなければ、「とりあえず Google 検索」と覚えておいてください。好きな検索エンジンのところは、Google だけが選択肢ではなく、他の検索エンジンもあるということです。

さて、いまの時代は非常に困難なことが続いていると思います。そして、辛い思いをなさる方も多いでしょうし、今現在辛い思いをなさっている方も多いでしょう。こういった時こそ、ポジティブになろう、ポジティブに考えよう、そういった言動がよくされますが、これを疑問に思ったことがない人は、いないのではないでしょうか？

たとえば、食べ物がなく、お金もなく、職業もない、働きたいけれども職が見つからなかったり、病気でドクターストップがかかっている人も大勢います。これは、現代日本の現状のひとつの側面です。そして、その中で、「どうしよう、何もできない」と頭がぐるぐるしている人も多いです。あるいは、本人はこうしたいと思っていても、周囲の人たちの理解が得られず、苦しい状況に置かれている人もいます。そして、家族というものに縛り付けられ、精神が限界を迎えてしまう人もいます。

限界を超えてしまったら、とても大変なことになりますので、普段から自分や家族の精神状態をチェックしておくというのは、非常に大切なことです。別に医師でなくては出来ないということではありませんので、きちんとした医療機関が作った「いまの気持ちはどうですか？」とか「どう考えますか？」というようなテストに答えるだけで結果が出てきます。その結果を見て、考えればよいのです。

「この日本の現状を変えたいと思うのであれば、ネガティブになっている暇はない」、これがわたしたちの答えです。それでは負のスパイラルに陥ってしまい、さらに望みもしない困難に陥ってしまう場合があるからです。

また、失敗体験がある人は、それも大きなダメージを負ったことがあればあるほど、ポジティブな考えをし、ポジティブな言葉を使おうとします。つまり、常に自分の身をポジティブな思考でコントロールし、まずネガティブ・マインドからの脱出を図るわけです。ここは、生まれ持った気質というものがありますから、それを行いやすいかどうかということは、個人差が大きいです。また、抑うつ状態などの場合は、ネガティブ・マインドにかなりなっていますので、うつ病になる前に、ポジティブ・マインドでこう考えるのです。

「いまの自分は、ちょっと心理的に負担が大きいようだから、心理的負担を減らすために、どうしたらよいのか、専門家の精神科の先生に聞いてみよう。大丈夫、きっと上手くいく。そして、心の健康を取り戻せば、もっと上手くいく。」と、こう考えているのがポジティブな人々と言っていいでしょう。ですから、どんなに困難でくじけそうな時でも、ポジティブ・マインドで行きましょう。

あなたにしか出来ない何かが、この世にはあります。スピリチュアルなブログですから、スピリチュアル的に申し上げると、「ブループリントで決めてきたことをやり遂げることこそが、あなたの今生の生きる目的のひとつ」なのです。そのために、あなたは、様々なネガティブ・マインドと、一人でも戦えるそれぞれの人のそれぞれの武器を携えているのです。簡単に言えば、それが「趣味」です。

あなたのホビーと言えるような、そのことを行っていると楽しくてたまらない、心が充足し、深く満たされる、そういったものです。人によっては、読書かもしれませんし、音楽を作ることかもしれません。いまのブームで言えば、推し活という言葉が当てはまるかもしれません。この場合の推しは、2次元でも2.5次元でも、3次元でも構わないのです。（いわゆる、オタク層の方は2.5次元も理解できると思います。分からない人はスルーしてください。）

また、まったく別の言い方をすれば、コードを眺めているのが好きで、そうプログラミングなどが好きで、その時がとても幸せという人もいるでしょう。あるいは、仕事そのものが趣味という人もいます。そして、そういった人は、たいていの場合、会社でも家でも、同じことを好む傾向が強いです。

あるいは、ライフワークを見つけた場合もそうでしょう。

きっとあなたの中に、感動に打ち震える、魂が高揚するような体験があったのであれば、その分野を突き進んでください。その分野があなたの行くべきである道に行くきっかけになることが多いです。あるいは、それが職業に関するものであれば、直接そのものを指し示していることも多いです。

たとえば、よく分からないけれど心が惹かれる、そういった心の欲求に素直に従ってみてください。神社・仏閣などが好きであれば、日本全国を回ってみてもいいです。そして、そこで得た経験があなたの強みになります。これは実際の人物の例ですが、旅行会社に勤め、ツアーコンダクターとして働くことが自分の運命だった、と分かった人もいます。あるいは、神社仏閣めぐりは初歩にすぎず、境内の許可された場所で写真を撮って、もっと上手く撮りたい、スマートフォンではなくカメラで撮ってみたい、そうこの方の場合はフォトグラファーがブループリントに示されていました。

どんなことがきっかけになるのかは、分かりません。常にアンテナを自分なりに張り巡らし、あふれかえる情報から自分に好きなものをチョイスして、なぜそれが好きなのだろうか、と考える時間を2分くらい取ってみてください。そういったことをしていると、ある日突然、直感で、「わたしはこれがやりたかったんだ！」とピンとくる場合もありますし、友人などを通じて、「○○が好きなら△△に関心はある？　やってみたら？」と言われ、その△△がどんな時でもポジティブ・マインドでいられるものであることも多いです。

好きなことをたくさん広げていく、自分が心地よいと思うことをたくさんする、そうすると幸せになりますから、常にポジティブ・マインドでいられ、負のスパイラルから抜け出し、幸せのスパイラルの中に入って行けるのです。

いま、メンタル面を崩している方は、あせる傾向が多いですから、お医者さんに通っていないのであれば、評判の良い心療内科や精神科に行きましょう。相性というものがありますから、幾人かのドクターと話すことになる場合もあるでしょうし、最初の一人でその方が掛かり付け医になることもあるでしょう。

心が病んでいる、そう言うとなんだか大袈裟に思うかもしれません。では、「心がちょっと調子を崩している」、そう言い換えてみると、どう思いますか？　体調がちょっと悪い、だからお医者さんに行こう、と同じ感覚になるはずです。身体も心も同じで、ただ専門分野が違う、それだけのことです。

また、心は目には見えません。だからこそ、あなたしかあなたの心を守ることは出来ません。

「自分が働かなければ、自分の家族はやってはいけない。でも、家族に、『もう仕事が出来ない』と言うことは出来ない。自分が頑張らなければ、自分の家族はどうなるんだろう……？」（もう勉強が出来ないなど、その人の状況により変わります）この心に浮かんだ疑問を放置してはいけません。これは、心の悲鳴です。

家族のために、あなた一人が犠牲になるというのは、おかしな話です。

わたしたちから言わせれば、家族があなたに無関心ということもできます。あるいは、あなたがそうするのは当然だと思い込み、何もしていない、つまり、人生を浪費しているだけ、という場合もあります。働くことが出来る家族がいるのであれば、その人が働いて、助け合えばいいことです。あるいは、会社に相談し、休職をし、傷病手当金などをもらう、あるいは、労災扱いになる場合もあるでしょう。誰も働くことが難しいという場合、その時こそ、公共の福祉であるセーフティーネットの出番です。

いいですか、みなさん。命は、たったひとつしかありません。たったひとつの命を、自分のなすべきことのために使うのです。自分が行って楽しいことのために使うのです。自分の心が、自分の力で光輝いていける、もっとよい仕事が見つかったり、給与が上がったり、栄転したり、あるいは、会社を興すことが出来る場合もあるでしょう。個人事業主という働き方も忘れないでください。そして、無理に法人成りをする必要もありません。その辺りは、専門家によく聞いてみるとよいでしょう。

個人事業主と法人では、様々な面が異なりますので、税のことが問題であれば、専門家である税理士に尋ねてみるべきです。ここで必要なのは、「わたし、起業できますか？　成功できますか？」と占いやスピリチュアルに走るのではなく、現実的に考えてみることが大事です。

言い方は悪いですが、「ボッタクリに騙されるな」ということです。自分が苦労してきた人であればあるほど、良心的な価格でのアドバイスであることが多いです。ましてや、占いやスピリチュアルは、民間資格も無ければ、国家資格も無い職業です。あるのは、認定証くらいでしょう。

好んで藪医者にかかる人がいないのと同じで、腕の良い人に尋ねるほうがまだマシということです。

どちらにせよ、わたしたちは、占いやスピリチュアルに、「起業して成功するのか？」という回答を求めるのは、推奨しないという立場です。

但し、あなたがスピリチュアルや占いで身を立てて行きたい場合は、その道の一流の人に尋ねればいいと思います。

さて、いろいろなお話をしてきましたが、ネガティブになっている時の人間は、自暴自棄になっていることもありますので、常日頃から、本音で腹を割って話せる友達を作っておきましょう。お酒が入らないと本音を話せないというのは、言い訳にすぎません。そう言っているうちは、おそらく自分自身で物事を解決することは難しいでしょう。なぜなら、コミュニケーション能力が不足しているということですから、これからの時代、やっていけないのです。「コミュ障」とSNSのプロフィールに書いて、免罪符になるわけではありません。また、それは病名とは言えないでしょう。これはプロフィールを読んでくれていないから、この人は自分のことを分かってくれていない、そう思って勝手に絶望している人は、何事も変わらないのです。また、第三者を変えることより、自分自身を変えることの方が遙かにたやすいです。

人は努力すれば必ず変わることができます。努力して、寡黙なタイプからよく喋るタイプに変わった人もたくさんいるのです。努力なき者に成功はありません。どこかで、手痛いしっぺ返しのような、人生観が変わるような、ネガティブなことが起こる、そこから大きく学ぶことになるでしょう。それをどう捉えるかは、その人次第です。

いかなる時でも、ポジティブ・マインドで考えるようにしてください。相手があってこそ起きた問題であるのであれば、相手の立場を本当に考えていたのか、自分が我が儘だったのではないかと、振り返ってみる良い機会です。そう思えることが出来たら、あなたは少しでも進歩したということなのです。

そして、得た気付きを現実世界に反映する努力が求められます。たとえば、相手の立場を思いやり、「なぜそういうことを言っているのか・なぜそういうことをしているのか」、と考えるようになるということが、この場合の現実的に反映するということになります。

今回は、随分難しい話の部分もあったかと思います。そして、なかには耳が痛い人もいたかもしれません。ですが、努力すれば、みんな変わることができるのです。それを忘れないで、また明日の夜寝る前に、一日を振り返り、笑顔になれるような過ごし方をしましょう。

では、来週のサタデーナイトにお会いしましょう。

John Brooks