(2024年09月21日記録)

親愛なる皆様、こんばんは。シルバーバーチ霊団代表、John Brooks です。

今日は、優しさ(Gentleness) と思いやり(Thoughtfulness)についてお話したいと思っています。

ここ最近は、けっこう難しいテーマを取り上げてきました。例えば、「自分の力で光輝くためには」シリーズとか、「真実の愛を求めて」シリーズ、そして最近のケースである「スピリチュアリストについて」の前編後編など、どちらかというと常にスピリチュアルな道に生きているか、これからスピリチュアルな道に生きるか、そういった方に焦点を当てていたのですが、わたしたちシルバーバーチの霊団は、世界中のすべての人々に対してメッセージを発信しています。そして、われわれの発信は、わたしたちの霊媒の命尽きるその時まで続くでしょう。

さて、こちらの「株式会社サンリオ」という名前は、日本中の皆さんは、よくご存じなのではないでしょうか? それに夢中になった世代もいれば、親子や、祖父母や親子三代以上にわたるファンもいることでしょう。そして、「株式会社サンリオ」(以下、サンリオと略称します)さんが、ずっと発行し続けている月刊の新聞があります。その名前は、「いちご新聞」です。

そして、「いちご新聞の8月号」。この8月号が実際に発売されるのは7月10日になりますから、夏休み前に読むことができるメッセージになります。書き手は、「いちごの王さま」です。「いちごの王さまからのメッセージ」というタイトルは、創刊以来、サンリオの創業者であり、作家でもある、辻信太郎さん(現在サンリオの代表取締役会長になっている方です)が、書き続けているライフワークのようなものです。

そして、特に、「いちご新聞」の8月号には、とても大切なメッセージが毎年書かれています。

「いちご新聞」8月号、「いちごの王さまからのメッセージ」の全文は、「こちら」からご覧ください。

そして、「いちごの王さま」からのメッセージを読み終えたら、このブログの続きを読んでください。

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さて、皆さんは、どんな思いを抱かれたでしょうか? 

「いちご新聞」の愛読者のことを「いちごメイト」とどうやら呼ぶようですが、「いちごの王さま」は、1927年12月7日生まれなのです。つまり、甲府の空襲に遭遇し、生き残った方なのです。いわゆる戦前に産まれた数少ないお一人です。いま現在、90歳台の方が、自分の戦争体験を語ることができる、もう最後の世代です。

戦争からもう79年という月日が流れているのに、それでも戦争体験をした方はみんな「戦争はもう二度としてはいけない」、全員そう言います。信じる宗教の違いはあれど、神仏が授けた人の命を、武器を持って戦うという愚かしいことをしてしまった、しかも、2度あったのです。つまり、第一次世界大戦と第二次世界大戦です。

ここでは、敬意を込めて「いちごの王さま」とお呼びしますが、とても迫力のある筆致で戦争体験を語り、そして「もう二度と戦争をしてはいけない、普段から世界中の人が仲良く信頼関係を築いていければ、『みんななかよく』が実現する」、そう強いメッセージを出していらっしゃるのです。



ですので、間違っても、いまのロシアとウクライナの戦いを第三次世界大戦にしてはいけないのです。いまと昔はだいぶ違いますから、情報戦やおそろしく進化した武器などもあります。そして、唯一の被爆国である日本が、核という武器を使うことにもっと強く『NO!』と言うべきなのです。

おそらく、このブログを読んでいる人は、大人の方が多いと思いますので、授業で習ったり、自分で調べてみたり、あるいは、広島や長崎に行っていろいろな思いや言葉にならない悲しさを覚えたことでしょう。人によっては、深い怒りを覚えたかもしれません。

それは、唯一の被爆国である日本が、先陣を切って核の無い未来を作り上げるべきだと、われわれシルバーバーチの霊団は考えています。そして、これは、数多くの他の霊団やその他すべての高次元の光のスピリットの願いでもあるのです。

母なる地球の大地を、これ以上人と人とが戦うことで、悲しい血で穢してはいけません。また、未来永劫に渡り、核兵器は決して使ってはならない、そうわたしたちは認識しています。

ここでは、「いちごの王さま」の戦争体験のお話をしておりますので、原子力発電については、語ることはいたしません。ただ、3.11(東日本大震災)で皆さん、学んだはずです。人間が制御できないものを使うことが、いかに危険であるかということを。心の底から感じ取られたのではないかと考えています。



そして、また、東日本大震災は、極めて大きな地震でしたので、まだ完全な復興は遂げていないのです。他の地域の大きな地震(2024年元旦に起こった能登半島地震)も、そうですね、まだまだ復興は先です。(復興に向けてがんばっていたところに、9月11日から12日にわたる豪雨により、二重被災ともいわれ、さらに復興が遠のいています。)

日本は、確かに地震大国ですから、しょっちゅうゆらゆらとしています。そして、また過去の記録などを見れば明らかなように、千年に一度とか、そういうような大きな規模の地震も起こっています。ですから、ここから下に人は住んではいけないとか、津波から逃げるときはこの木よりもっと高いところに逃げなさいとか、そういった当時の人々の経験がよく記録されていたり、石碑となって残っていたりします。子孫達が生き延びられるようにとの切なる願いが込められているものです。その事を子孫達がしらなかった場合は、危険にさらされてしまうと考えたからでしょう。



ですから、いま日本人、そして、世界中の人々に言えることですが、自然界との共存共栄が大きな課題になっています。

また、いま日本中の各地で起きている自然を破壊するような行為、つまりほんの一部の人のお金儲けのためにやっているのであって、地元に住む住人達にとって、将来的にも、いいことがないものです。これ以上、ただ自然が壊されていくだけを傍観していてはいけません。これ以上自然を壊して何かの開発をする行為は、もうするべき時期ではないのです。森林伐採などは、専門家とよく話し合い、かなり考えていかないと、生態系などのこともあり、極めて難しい問題です。



日本の全ての神々はもちろん、他の高次元の光りのスピリット、そしてシルバー・バーチの霊団としても、自然を愛する人々の「神宮外苑」などに代表される日本各地の闘いを見守っています。一度壊してしまったら元に戻らないものがあることを権力者などは学ぶべきでしょう。正直に申しあげますが、国民などに直前まで説明をせず、ある日突然工事をはじめる「だまし討ち」はもう許されません。もっと堂々と計画を発表し地域の住民達と意見を述べ合い、考えるべき事柄です。お金を儲けて一部の人だけが巨額の富を得る時代ではありません。


そして、また、そこにしかない珊瑚礁などを破壊し、その土地の固有種を殺し、景観も壊し、少子化時代であるいま、リゾートなどにお金をつぎ込むなどというのは、本当に愚かなことです。絶滅危惧種もいれば、過去に絶滅した種がいることを思い出せば分かる事です。

いろいろな署名サイトで、日本国民の心ある人々が、大きな権力と戦おうとしています。また、既に戦いを繰り広げている地域もあります。世界の流れに逆行するようなことをして、自然を破壊してしまってからでは、もう遅いのです。

そこをよく考え、いろいろな情報を集め、「例えば、こういう運動がある」と、SNS でシェアするのもいいですし、心の底から賛同しているのであれば、署名をなさるのもよいでしょう。戦い方というのは、人それぞれです。

ジェンダー問題や未成年の残酷な犯罪など、いろいろなことがあります。スマートフォンやPCなどで、もっといろいろな世界を見て欲しいと、われわれは思っています。



PCもスマートフォンも、人類のわりと新しめのお友達です。そうして、そこに、人工知能(AI)という新しいお友達も登場してきました。このAIも、正しく使ってこそ、真価が発揮されます。要するに、著作権的な問題などがあるということです。これは、これからいろいろな方が議論して、考えや主張をぶつけあい、文であれ絵であれ、すべてのクリエイターが向き合わなければならないものです。

その問題は、おそらく時間は掛かっても上手く法整備ができる事柄であると、われわれシルバーバーチの霊団は考えています。もちろん、他の高次元の光のスピリットたちも、同じ考えです。

ただ、こういった争いなどは、冒頭で述べた「いちごの王さま」の『みんななかよく』、ここに繋がっています。思いやりを持ち、礼儀正しく振る舞う、困っている人がいれば手を差し伸べる、たったこれだけのことです。



ですが、残念ながら、モラルが無い方やマナーが無い方もいらっしゃいます。モラルは、個人的な利害を超えて人間が持つことができる他の存在に対する「おもいやり」という倫理観であり、マナーは、人間同士が集団生活などで仲良く過ごすために自然と出来上がったもので、本来他者に対して示すべき敬意を込めた礼儀作法と言えるでしょう。

 

このモラルとマナーというのは、このブログを読んでいるあなたが、お子さんを育てていたら、どう伝えればいいのかと悩むこともあることもあるでしょう。そして、マナーは、子供のときから(離乳食時代から)教えていかないと、食事のマナーがない非常識な人間になってしまいます。そして、幼い頃についた習慣というのは、大人になっても自然に出てしまいます。いわゆる「育ちが悪い」あるいは「お育ちが悪い人」と、あなたの子供が第三者から言われる要因のひとつになってしまいます。

 

また、親世代の人に申し上げたいことは、本来「子供のしたことですから」というのは、何らかの被害を受けて謝られた側が言うことであり、加害者である子供の親あるいは保護者が言うことでは全くないということに気が付いてください。そのように言っている時点で、大人のあなたは、マナーがない大人ということになってしまいます。簡潔に言えば、日本語は正しく使いましょうという一言に尽きますが、冠婚葬祭やいろいろなケースにおいても、文章や電報の書き方を各電報会社の例文で出しているくらいですから、そういったものにも目を通しておくべきでしょう。

 

結婚式の招待状が来たときに、ご祝儀としてどれくらいの金額をお包みすればいいのか、ご祝儀袋は何を選べばいいのか、このあたりは、実際に体験したことがないと、分かりにくい部分でもあるのですけれども、予め検索をすれば、あるいは、本を読めば、作法が書かれていますので、特に立派な大人になっているという意味でも、その既婚者は、しっかり頭の中に入れておくべき事項です。

 

お札の向きにも意味がありますし、使ってはいけない言葉などもありますから、きちんと覚えておきましょう。特に、冠婚葬祭のようなところで、ミスをすると、かなり非常識という印象がつきやすいので、いつ何があってもいいように、知識を深め、祝儀袋などは、いざという時に、すぐ使えるように、ひとつずつは袋を用意しておいた方が安全ですね。

 

そして、この冠婚葬祭のマナーというものは、お住まいの地域によって、しきたりがかなり異なるので、分からない場合は、あなたの地元であれば、ご両親に教えてもらった方がいいでしょう。独特な風習がある場合もあります。

 

もし、ご両親がいらっしゃらない場合(古い言い方をしますと、嫁ぎ先、婿入り先など、要するに義理の家族です)は、ここでこそ、義父母に丁寧に理由を話して教えてもらうべきです。最初に自分が用意したものや、用意するつもりのものを伝え、この地域のしきたりに合っているでしょうか、とお話してみてください。SNS(Xなど)などで発信してしまうと、場合によっては、全世界に質問することになってしまって、あながという人が、どこそこに住む何々さんだと、個人を特定される可能性があるので、十分注意してください。

 

男女ともに、しっかり覚えておきましょう。そうすれば、あなたの子供にも、きちんと教えてあげることが出来ます。また、会社で何かがあったときに、こういう知識は役に立つものです。デジタルの時代であるからこそ、アナログなものがとても大切な意味として伝わるシーンでもあるからです。

 

 

再度申しあげますが、モラルやマナーは真剣に親が教えなければいけないことのひとつだと思います。スマートフォンに夢中になり、ファミリーレストランで子供に目を配らないのはいけないことですし、そこで走り回る子供を叱らないのもいけません。ましてや「そこの人が怒っているからやめようね」などと言ってしまえば、子供は本当にいいことと悪いことの判別がつかなくなります。そうなるとその子供は将来、非常に苦労をすることになります。核家族化の影響もあるのでしょう。
 
また昨今の風潮ですと、高校生時代に学校の授業で良い点を取り、現役で海外の優れた誰もが知っている大学に入学し、帰国子女としてさらに学びたい人が東京大学や早稲田大学などに行くということも将来のキャリア形成においては意味があります。しかし、それよりも、モラルやマナーを持った人間であることの方が、非常に重要なのです。何故なら社会にでたら皆さん新社会人ですから、学ぶべきことが会社によりますけど、色々あり、そして仕事を完全に1人でこなせるようになるまで3~5年かかるでしょう。(職種にもよります)
 
また、勉学というものは、一生涯続くものです。毎日過ごしているなかで、ほんの一瞬起こったこと、他の人にとっては何ともないことであったとしても、その何かに感銘を受け、一生をかけるべき仕事を見つける人もいます。その仕事が、その人にとってのブループリントに刻まれている仕事である可能性も高いです。

できれば、わたしたちは、昔風の言葉でいう「ガリ勉」になるのではなく、真の意味で心が豊かな知恵のある人間に育っていって欲しいと思っています。知恵というのは、知識とは違います。それは、おそらく漢字を見ればよく分かることだと思います。意味がよく分からない人は、辞書を引きましょう。それも、また、あなたの人生が豊かになる方法のひとつです。

そして、また、「いちご新聞」の記事に戻りますが、「いちごの王さま」は、「これからも、ずっと『みんななかよく』と言い続けていきます」、そう筆を結ばれています。理由としては、なかよくすることは、世界中を笑顔で結びつける力もあり、争いよりとても強固で揺るがないものであり、争いは破滅にしか向かわないからです。

この言葉は、本当にその通りです。どうか、神の祝福を受けて生まれた人類が、間違った命の使い方をしないように、考え、そして生きて、次世代に大切なことをしっかりと、「いちごの王さま」の8月号のメッセージや、自分の頭で考えた「平和とは何だろうか?」、「どうすれば、争いがない世の中になるのか?」、それを深く考えていただきたい。そう、わたしたちは願っています。

それができる能力を秘めているからこそ、Human という霊長類なのです。Human は、動植物を慈しむことができます。どうしてそうなったのか、どうしてそうできているのか、これは神の御業であるとしか言いようがありません。

もちろん、これらは、すべての高次元の光のスピリットたちの願いです。

さて、いま、現役で歴史の勉強をしていたり、あるいは受験生で、夏休みが終わって新たに決意を深めている時期にさしかかっていると思います。受験勉強の結果、どこの大学に行くのか、あるいは専門的な大学に行くのか、あるいは、資格を付けるため専門学校を選ぶ人もいるでしょう。



人間は、成績でもなければ、偏差値でもなく、資格でもありません。どうしてそうなのかは、自分の与えられた知恵でよく考えて判断してください。ときに、知識は、知恵の阻害になることがあります。困ったときは、ここはスピリチュアルなブログですので、瞑想をすることをお勧めいたします。

そして、お水を飲んだり、水分を摂って、5分でもいいですから、椅子から立って、体を伸ばして、心も体も緩めるというひとときを持ってください。特に、歴史がお好きな方は、現代史に分類されるようなものは、よく勉強し、どんな選択を自分ならするのか、そんなことを考えてみてください。そういったことを何度も考えることで、あなたの未来がより開けていくのは、間違いはないのですから。

随分、難しいお話をしてしまったかもしれませんが、真の意味で、『みんななかよく』、これを実現させていくことこそが、人類のさらなる進化への第一歩なのです。

では、次のサタデーナイトにまたお会いしましょう。

John Brooks

- 「いちごの王さま」に、心からの尊敬の念と敬意を捧げます。

 株式会社サンリオ、並びにサンリオピューロランドサンリオハーモニーランド、そして全てのサンリオ関係者の皆様に愛と祝福と感謝を込めて。

 

HelloKitty50周年アニバーサリーサイト と「いちご新聞」11月号のいちごの王さまからのメッセージ も是非ご覧下さい。

 

 

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