(2024年08月24日記録)

親愛なる皆様、こんばんは。シルバーバーチ霊団代表、John Brooks です。

いま現在、Ken が少々忙しいので、ブログの記事に写真を入れる作業が滞っているのですが、8月31日までには溜まっていた分が全部アップされるよう鋭意制作中です。どうか楽しみにお待ちください。

さて、今回の話ですが、対象は主にメンタル面を病みそうな人、そして既に病んでいる人、またご家族やお友達にそういう方がいらっしゃる人、そういった方向けのお話になります。

そして、もちろん、心身共に健康な皆さんが読んでも、全く問題はありません。むしろ、この「うつ病」という恐ろしい病気を軽く見てはいけないということを、わたしたちは伝えたいと思っています。

書き手と霊媒の知り合いにも、メンタル面のバランスが仕事の激務でやられてしまい、休暇を取らざるを得なくなった人もいますし、パワーハラスメントなどを受けて、ある日突然会社に行けなくなってしまった、そして心療内科に行ったらうつ病だから先ずは3ヶ月間治療しましょう、と言われた、こういった方々は結構います。

スピリチュアルな仕事をしている人たちではありませんが、その方々が置かれていた会社の環境は、大変悪いと言わざるを得ません。また、誰かが叱責されているとか、それはパワーハラスメントではありませんか? というような状況を見聞きした人にも、メンタル面に悪影響が出ます。



ですから、次々と人が辞めていく職場というのが出来上がるのです。もちろん、原因はうつ病だけではないでしょうけれども、この会社で楽しく仕事をしたいとか、この会社に貢献したいとか、この仕事が好きだからこの会社にいる、そういった思いがどんどん削られていくのです。

そして、自分の身を犠牲にした挙げ句、我慢しすぎてうつ病など様々なメンタルの病気になったり、身体に影響が出たり、そして会社を辞めるしか道がなくなっていく人もとても多いです。



そして、日本は、残念ながら自殺大国と呼ばれています。メンタル面を病んでいる人の数もとても多いです。詳しいデータは、興味を持った方めいめいが、調べていただきたいと思います。

まず、あなた自身が、メンタル面を病んでいるとしましょう。とにかく、ストレス源を遠ざけることが一番です。ストレス源が仕事であれば、転職という形もありますし、実力がある人であれば、独立するという道もあります。



ですが、一番厄介なのは、あなたの家族がストレス源になっている場合です。その場合は、医者にはっきりと「自分の思う限り、ストレス源は家族だと思う」、と言い、可能であれば事前に自分の両親が毒親でないかどうかを調べておいた方がいいでしょう。既婚者の場合は、配偶者がモラルハラスメントをしているのか、DV をあなたが受けているのかで、展開も変わってきますので、あったことを記録しておく方がよいでしょう。

また、あなたが自由に使えるパソコンやスマートフォンなどがあれば、うつ病について調べてみる方がよいでしょう。もちろん、ハラスメントやDVについても、調べてみてください。とても大変な作業になるかもしれませんし、あるいは、なぜ自分はこうなったのかはっきり分かって、すっきりする場合もあるでしょう。

そして、ここからが難しいのですが、自分がなるべく通いやすく、腕の良い医者のいる病院を選ぶべきです。家族に送ってもらわなければならないほど遠い病院を選んではいけません。なぜなら、家族がいないときに、病院に助けを求めなければいけないこともあるからです。



また、Google Map や口コミサイトなどがありますが、評判が酷いところは避けましょう。こういうときは、案外、直感がものを言います。ここだと思ったところの口コミを全部見ると、様々な意見がありますので、それらを読んだうえで、その病院のホームページがあればそちらを読み、自分に合いそうだと思ったなら、予約を取ってみましょう。

大抵の心療内科などには、初診のための問診票がダウンロードできるようになっているところが多いので、それをプリントアウトし、自分の正直な気持ちでその問診票を書きましょう。見栄も要りませんし、自分が駄目人間だと思われるかもしれない、自分は人生の落伍者になった、そういった思いはすべて不要です。メンタルを病むということは、上記に挙げた感情を味わうことが多いからです。ですから、何も気にせず、正直に書きましょう。

また、問診票がない場合は、予約を取り、来院したときに書いてもらうということが多いですから、気になるようであれば、自分の筆記用具や、先生の言ったことのメモを取りたいのであればメモ帳などを持っていくといいでしょう。



精神科の薬というものは、いろいろありますが、時計の振り子のように良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、ゆっくり治っていくものが多いので、焦らないことです。そして、休職をした場合は、自分を責めないでください。あなたはとても頑張ったからこそ、その状態になったのです。休んでいる間、どういう手当が受けられるかは会社によって違うので、会社の人に尋ねてみましょう。

本人が電話するのが辛いのなら、ご家族からの電話でも大丈夫です。その部署のメールアドレスを知っているのであれば、メールでお問い合わせをしても構わないでしょう。

幸い病状が軽ければ、早く会社に復帰できるかもと思う方もいらっしゃるでしょう。でも、本当に復帰できるかどうかを判断するのは、あなたの主治医であって、会社の人の希望や家族の希望ではありません。

そして、自己判断で薬を飲まないということも、しないでください。ケースによっては、余計に病状が酷くなることがあります。疑問が生じたら、主治医や薬剤師さんに尋ねることを心掛けてください。素人の言うことを鵜呑みにしないでください。

また、これは実際に書き手の友人が経験したことですが、近所の人が治ったという理由で勝手に遠くにある医者を予約され、そこに連れて行くと言われて、死にそうになってしまった患者が、主治医に相談したケースがあります。まず、自宅から遠い場所で、自分の家族が毎回付き添いや車を出すとは思えない、それもありましたが、信頼している主治医の元を離れるのが嫌で、「そこの病院に連れていかれるくらいだったら、死にたい。」と、はっきりその人は主治医に言いました。主治医からは、「セカンドオピニオンとして他の病院に行くというのも、手法のひとつです。あとは、自分の状態を他の精神科医がどう思うのかを聞くチャンスになります。」ということをお話してくれました。また、その主治医は、そこの病院と提携していたので、患者さんには言いませんでしたが、大丈夫だと分かっていたのです。

当日、患者さんは、連れて行かれ、診察を受けましたが、入院するような重い症状ではないこと、なぜ信頼関係が出来ている医師の元を離れることになったのかの話を聞き、「ご家族と心の距離を取りなさい」、とアドバイスをなさったそうです。そして、ご家族には、「患者さんの診察が終わったから、ご家族の方に対してご説明したい事項があります。」そういって、患者さんとご家族を交代させました。

そこでご家族が学んだのは、よかれと思ってしたことでも、他の人が良くなったからと言って、患者さんに黙って他の病院の予約をしてはなぜいけないのか、つまり、患者さんは、家族を信頼しなくなる原因のひとつになる、それから、信頼関係が強くできている医師と患者なのに、それを切り離すことは良くない。患者さんの意志を最優先で考えるべきことであり、求められたら相談に乗ってもいいけれども、求められない限りは、相談に乗らなくてよい、という助言をしました。



この患者さんの場合は、家族の過干渉がバックグラウンドにあったので、医師は家族を傷付けないため、そういった感じで説明をしたのです。いまでは、その患者さんは、同じ病院に通ってはいるものの、社会復帰を果たしていますし、もう少し様子を見て、大丈夫そうなら、頓服の薬だけに切り替える、という段階に来ているそうです。

いわゆる、寛解あるいは完治が近いということになります。ですので、患者との信頼関係を大事にするお医者さん、初診のときによく時間を取り、再診のときでも患者さんが説明できなくて手紙やメモを持っていったとしても、きちんと読み、患者さんにしっかりと向き合う、そういったことを、医師選びの参考にしていただければと思います。

今回の話に出てきた患者さんたちは、すべて実在の人物です。許可を得て、個人が特定されないように書いています。

一番うつが酷いときは、自分は真っ暗闇の中にいて、光が見えないと思うこともあるでしょう。しかし、いつでも、どんなときでも、神仏あるいは高次元の光のスピリットと書いてもいいのですが、そうした存在があなたを見守っています。自分は無宗教だからとあなたが思っていたとしても、自分は無神論者だからと自分で言っていたとしても、あなたたちは、見守られているということを忘れないでいて欲しいと思います。

心が落ち着かないときであれば、まず、医師の処方に従って薬を飲みましょう。こういったときはこうしてください、という指示に従ってください。その後で、自分が信じている神仏や、キリスト教がお好きな方であれば、癒やしの大天使ラファエルに助けを求めてください。ただし、「天使族は、人間からお願いをしないと、人間を助けることが出来ない」というルールを忘れてはいけません。

「大天使ラファエル、苦しいから助けて!」、この一言で、彼には十分に伝わります。あとは、ゆっくり眠りましょう。

また、情報を集めなければと思って、寝る寸前までPCやスマートフォンなどに向かうのも、よい睡眠には悪影響を及ぼすことが分かっていますから、眠る時間の少なくとも1時間から30分前には、見るのをやめておきましょう。ホットミルクを飲んだり、いまの時期であれば、熱中症にならないために、コップ一杯の水分を摂って、横になることをお勧めします。




リラックスするような音楽をかけておいてもいいですし、ペットがいない家であれば、ラベンダーなどの精油を焚くのもいいでしょう。リラックスする方法を自分なりに探してみてください。

医学はどんどん進化しています。よい医師に巡り会ったのであれば、その医師をしっかり信じて、治していきましょう。相性が合わなかった場合は、他の病院に行くことも必要なことです。

あなたは、一人で病に立ち向かっているのではないことも忘れないでください。目には見えないけれども、あなたを導く光のガイドたちや、あなたの信じている神仏が見守っています。(ただし、カルトには気を付けてください。)

どんなメンタル系の病であったとしても、自分を不幸や悲劇の主人公にしないで欲しいと思っています。また、いままでにもこのブログで語ったかもしれませんが、体調不良は、占いやスピリチュアルではなく、まず病院に行って解決するものです。決して、詐欺をする人に騙されないようにして欲しいと強く思います。

「陰極まり陽となる」、という言葉がありますが、どんな日でも、太陽は同じように昇ってきます。あなたの人生にまた再び太陽が昇ってくる日があるということを強く信じ、いま療養中の方は療養に励み、あなたのご家族やお友達が苦しんでいるようでしたら、優しく接してあげてください。ただ、何がしてはいけない行為であるかどうかは、知っておくべきですので、適切なサイトを読んでみて欲しいと思います。

気楽に「がんばれ」と声を掛けがちですが、既に頑張りきって倒れている人に、その一言は追い打ちをかけるようなものですので、禁物です。こういったことは、ご家族などは、知っておいた方がいいことでしょう。治るものも治らなくなります。

では、また次のサタデーナイトにお会いしましょう。

John Brooks

追記:わたしたちシルバーバーチの霊団は、心霊治療とかスピリチュアルな治療とか占いでの治療などは一切行いません。また、病気になったときに、最初に行くべきなのは病院であり、占い師やスピリチュアルヒーラー、拝み屋さんなどではないことを付け加えておきます。大抵の方は、病院に行ってくださいと言われるでしょうけれども、自分の判断で民間療法だけに依存するのは大変危険です。民間療法に基づいて医療行為を行い金銭を受け取った場合、その施術者は法律に違反した行為を行ったことになり、刑事罰を受ける場合もあります。医師は、最低でも6年間の専門教育を受けて、国家資格を持って医療行為を行っているということを考えてみてください。病気になったときに、専門知識を持ち合わせていない人の医療行為がどれほど危険であるかは、言うまでもないでしょう。あなたの命は、あなた自身で守る必要があるのです。

 

 

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