美しい桃の花

 

(2024年03月02日記録)

親愛なる皆様、こんばんは。
シルバーバーチ霊団代表、John Brooks です。

 

ついに 3月になりましたね。三寒四温とはいいますが、いまも寒い日が続いておりますので、皆様どうかお体を大切になさってください。冷えというのは非常に良くないので、男性でも女性でも、しっかり温かくして、温かい飲み物や温かい食事を摂って、しっかりと自分の体を温かくして、冷えないようになさってください。これも身体的健康への第一歩です。

 

さて、今回は、補足をするための補足編として、少しいろいろな話をしていきたいと思います。

 

父親の足にしがみ付く女の子

 

皆さんの中では、子供頃、非常に勘が優れていて、何か喋ったら周囲の大人から叱られたという経験がある方もいらっしゃるかもしれません。これは、子供頃から、能力が開いていたことが原因なのですが、このケースのように分別が付かない子供のうちに能力が開いてしまうと、結構苦労します。

 

嫉妬や妬みが飛んでくるだけではなく、ネガティブな感情を持たれることがあるからです。あとは、単純に、言ってもいないことが何で分かるんだろう?と気持ち悪がられることもありますし、親に少しは黙っていなさいと叱られることもあるでしょう。

 

でも、子供ですから、無邪気に思ったことをそのまま口にしているだけのことが多いです。また、子供の時に能力が全開だった人は、いつの間にか、大人になるにつれて、能力が閉じていく例もあります。全員が全員、一生開いたままではないからです。

 

普通の人間の暮らし、普通の人の暮らしを楽しむためには、そういった不思議な能力は無いほうがいいこともあります。

 

また、自分の子供が、能力が開いているようだと思った方もいらっしゃるかもしれません。そういった場合に、親としてどういったことができるか、ということを今回は考えてみたいと思います。

 

実際にそういった子供を持つと、子育ての困難さはあがります。また、いまは、匿名で繋がることができるSNSが大変発達しています。

 

鳥居と青空

 

 

まず、親のスタンスとしては、神様や仏尊への祈りや、神社やお寺で祈りを捧げるほうが良いでしょう。

 

例えば、何かのきっかけで、能力が開いてしまって、大変辛い思いをされる方もいます。人の考えが読めてしまうという方は、優れたクレアコグニザントです。ですが、それを口にするということは、とてもリスキーです。いざという時のために、千円だけ持っておいて、あとは、泥棒に盗まれてもいいように、財布をふたつに分けるということをする人たちがいますよね。たとえば、海外旅行などでは、そうなさる方が多いでしょう。

 

親としては、子供ときっちり正面から向かい合うことが必要です。また、子供のレベルに合わせて話をする必要があります。たとえば、甲子(きのえね)や辛(かのと)といった漢字は、なかなか使いませんし、お年寄りの方が持っている知恵ということもあります。

 

よく話を聞き、まず、子供を全面的に否定しないことが重要です。子供は純粋で無邪気ですから、親に資質があれば、子供も素晴らしい能力の導き手になれる場合もあります。ですが、全くそういったことに無関心だったり、胡散臭いと思っている場合は、子供を否定することに繋がってしまいます。全面的に肯定してくれる誰かというのは、子供の頃に特に必要です。親であるあなたが、自分の子を信頼せずに、どうしようというのですか? あなたが常にきちんと子供と向き合っていたのなら、「ここは、ぶれずに、真実を語っている」、ということが分かるはずです。

 

では、向き合うというのは、どうすればいいのか、と疑問に思う方も多いかと思います。例えば、「こういうことがあったよ。」と子供が報告してきたとしましょう。あるいは、「周囲の人の考えが何となく分かって、気持ち悪いよ。助けて。」と言ってくる場合もあるでしょう。この場合は、頭がおかしいのだと決めつけず、よく話をして、何が子供に起こっているのかを正確に把握してください。そうしなければ、あなたは子供と対等に話すことができません。

 

母親に叱責される小学生の女の子

 

例えば、「そういった変わったことは言わない!」と叱りつけてしまうと、子供は萎縮してしまうでしょう。そして、自分の大切な秘密を打ち明けたのに、親が分かってくれない、という不信感を抱くことになります。

 

悪い対応例としては、架空の話ですが、「お隣の○○さんが△△と考えているよ」と言われたとしましょう。ここで、嘘を言っているとか、真面目に話をしているなのか、不思議な能力で分かってしまったのか、あるいは、優れた洞察力と観察力を備えた子供なのか、いろいろ判断すべきことはあると思います。ここで一番してはならないのは、頭ごなしに叱りつけ、子に暴力を振るうことです。これは、絶対にしてはならないことです。子と親の関係が、非常に悪くなりますから、将来に大きく出てきます。

 

親の価値観を押しつけるのではなく、単に相手の個性を受け入れる、ただそれだけでいいのです。その上で、真実を言っているなと感じたら、「そういうことは言ってはいけないよ。他の人が気を悪くしてしまう」とっいった、きちんとした理由を話してください。

 

ここでもし、近所の人の考えを読んで話すことを「怖い」と思ってはいけません。その子から見れば、「どうして自分はこんなことが分かるのだろう?」と思っている場合もありますし、単に面白がって喋っている場合もあります。ここでは、プライバシーを教えてあげるのがいいでしょう。

 

また、ここで冗談ではないと分かったときは、「そういうことは言ってはいけない。場合によっては、冗談でおさまらない場合もある。」と注意を与えるほうがよいでしょう。

 

 路上で猫と会話する日本人の女の子

 

間違っても、子を気持ち悪いと言ったり、痛めつけたりしてはいけません。それは、すばらしい才能の現れだからです。また、TPOを知る、良い機会にもなります。そうすれば、その子もだんだん分かってきますし、ついてきます。また、夫婦そろって、同じ対応をすることが望ましいです。そうしないと、お父さんは話を聞いてくれるけれども、お母さんは話しを聞いてくれないでぶった。だからもう、話すのを止めよう。」となってしまうことがあるからです。

 

子供からすれば、こういうことは言ってはいけないんだな。ということが分かりますし、親に否定されないということで、健全な精神の発達に繋がるのです。この小さいときに対応を間違えると、後々大変なことになるので、気を付けたほうがいいですね。

 

例えば、若者になって子供がグレてしまうこともありますし、あやしい新興宗教の団体についていってしまうこともあります。新興宗教にはまるのは良くないですから、子に不思議な能力について喋ってはいけない、という注意を与えることも教えるべきでしょう。

 

自分の子が他者に利用されるのを防ぐためでもあるのです。また、誇大妄想や嘘だったときは、どうしてそういうことを言ったかを突き止め、その原因を探り、治していくことが大切です。例えば、弟や妹が出来て自分に構ってもらえない、そういった環境で、つまりストレスフルな環境になったときに、能力が開くケースもあり得るからです。

 

子供が多い方は、長男や長女ばかり犠牲にしないようにしてください。お兄さんだから、がまんしなさい、とか「もうお姉さんだから、自分のことは自分でやりなさい」とそう言って突き放してはいけない時期です。子供ですから、まだまだ親に甘えたい時期でもあることを忘れないでください。

 

母と子が密接にくっついた密室的な育児は、よろしくありません。お母さんが参ってしまいます。これは、すべての人に言えることですが、自分自身に費やす時間をよくとりましょう。趣味を持つ時間をしっかりとりましょう。

 

まあ、こういった辺りが、実際にあったお話です。(相手の方に了承を得た上で、書いています。)

 

赤ちゃんを抱く車椅子に乗った高齢者

 

 

例えば、家長制度があるような古い時代ではもうないのです。そういったことをあなたがた両親に強いてくる人がいたら、さっさとその人たちから距離を置くべきです。たとえそれが、あなたの実の親であっても、そうです。自分の子をきちんと育てるためには、適切な物理的な距離と心理的な距離、このふたつをある程度空けることを覚えておいてください。

 

例えば、夫と喧嘩したから実家に帰る、というプチ家出をする人もいるでしょう。相手がDV男だったり、モラルハラスメント男である場合は、子を連れて即座に逃げるべきです。

 

また、実の両親や義理の両親から、あれこれ言われるのであれば、だんだん疎遠にしていくというのもひとつの手段です。要するに、親離れ、子離れをきちんとしておかないといけないということです。

 

自分の中で肉体的な両親は、確かに両親です。それは、あなたが生きている間は、変えることはできません。だからといって、支配される筋合いは全くないということです。こういった負の連鎖を続けていると、だいたいろくでもないことになります。家族がちりぢりになる場合もありますし、犠牲になる誰かがいなければならない場合もあります。間違った教育の伝統は断ち切るべきです。

 

あなたが繋がるべきなのは、スピリチュアル的に言えば、聖なる父や聖なる母です。これについては、今回の話にはあまり関係がないので、割愛しますが、親離れ、子離れをきちんとするということは、大変重要な成長へのプロセスなのです。

 

男性から怒られて泣いている女性

 

また、子のために、自分が辛いのを我慢して、ニコニコしていても、感受性の鋭い子供達には、見抜かれてしまいます。また、一方の親のことを、大人になった子に、ましてや小さな子供頃から愚痴るというのは、してはいけません。それは、子の立場になれば分かることです。ネグレクトする家庭に育っているのでなければ、大抵の場合、子は親のことが大好きです。

 

ネグレクトの場合でさえ、子は自分が悪いから叱られている、良い子でなければ愛されない、という概念を植え付けてしまうことになります。そして、そのツケは、あなたの孫に回ることになります。

 

このようにして、悪いカルマというのは積み上げられていくのです。このような前時代的なことは、もう終わりにしましょう。

 

子は、親のアクセサリーではありません。祖父母のオモチャでもありません。独立したひとりの人間であることを、常に忘れないでください。

 

さて、話は少し長くなりましたが、この話の続きは来週にいたします。

 

それでは、次のサタデーナイトにお会いしましょう。

 

John Brooks

 

 

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