(2023年07月30日記録)

親愛なる皆様、こんばんは。
シルバーバーチ霊団代表、John Brooks です。

暑中お見舞いを、皆様に申しあげます。

前回も書きましたが、2023年のライオンズ・ゲートがもう既に開き始めています。もうご存じの方も多いと思いますが、「ライオンズ・ゲート」は、8月8日の火曜日です。

今年は、7月26日から8月12日の期間に開かれると思ってよいです。この期間の間に、急に眠くなったりダルくなったりしたら、ミネラルウォーターを飲んで涼しい場所でゆっくり過ごしてください。

人によっては、夏休みの休暇に入っていらっしゃる方もいると思います。出来る限り、日の出前に起きて、室内ですが日焼け止めをしっかり塗ってください。そして、太陽光を浴びながら瞑想をしてみてください。

前のブログを読んで実践しているのであれば、あなたはグラウンディングが上手くできるようになっているはずです。忘れてしまったとか、上手くいかないと思っている方は、45回目のブログを遡って読んでみてください。グラウンディングのやり方が書いてあります。しっかりと自分自身が、いま自分はこうしているという風に、ひとつひとつのプロセスで意図することが重要だということを覚えて欲しいのです。例えば、グラウンディングコードをしっかりと腰幅まで広げます。この広げるということを上手くイメージできない方は、意図するだけいいのです。

ここにもパターンがふたつあって、

*「わたしはグラウンディングコードをきちんと腰幅まで広げた。そして、地球の核(コア)にしっかり吸着している。」

あるいは、

*「わたしは自分がグラウンディングコードを腰幅まで広げて、まっすぐ地球の核(コア)に伸ばす。」

の 2 パターンがあります。

文をよく読むと分かると思いますが、前者はしっかり意図をしています。後者はややイメージに頼っています。これは、どちらを選んでもあなのお好みで構わないのですが、出来る限り意図することを使ってください。

そして、知っている人は、自分のオーラを整え、自分なりのスピリチュアル的な防御を行ってください。また、あなたがいまいる空間を霊的あるいはスピリチュアル的に安全なものにしてください。

この支度が出来てから、夜明けを迎え、登る太陽光を全身に浴びることを行ってください。それがベストです。

そして、あなたの目の前に人の姿をしたハイヤーセルフが現れることを、あなたのハイヤーセルフに伝えておいてください。ハイヤーセルフからいろいろなメッセージがあなたに送られていますが、それと同時にあなたのハイヤーセルフが最も喜ぶ行為である、あなたの疲れや苦痛や困りごとを述べてみてください。それと同時に、いま不必要な感情や疲れなどをハイヤーセルフに手渡してください。

「え、そんなものをハイヤーセフルに渡していいの?」と思うかもしれません。ですが、それで良いのです。是非、試してみてください。

ここ最近、霊媒が住んでいるところは、早朝は晴れているようです。ですので、こういった静かな空間を確保するのは結構大事なことなので、彼はよく時間を取り、瞑想などに臨んでいます。とてもこれは大事なことなので、改めて述べさせていただきました。

さて、ここまでがライオンズ・ゲートの話になります。45番の文章と合わせ読んだりして、よく覚えてない方は、45番文章とあわせて読み、復習をしておいてください。

ライオンズ・ゲートが開いている期間中に、水瓶座の満月があります。これは特に気にせずいつも通りに過ごして構いません。そして、8月16日の日に、獅子座の新月がやってきたら、願い事を書いて欲しいテーマがあります。それは自尊心と自己肯定感を正常な状態にすることです。

 

このときは、「自分の傷付いた自尊心が、昔は自信があったのに、いまは自信がなくなってしまった。そういったことが、再び上手く行くようになった」ことを書いてみてください。これは、これからお話する「毒になる親」について繋がっていくからです。

この本はいま現在、単行本と Kindle 版の2つのエディションで「毒になる親 完全版」として出ています。具体的な変更点は、訳者の前書きにありますが、オリジナルの内容をさらに詳しく伝えるように書かれているものだそうです。



では、これから今日のメインテーマである「毒になる親(毒親 toxic parents)」についてお話させていただきたいと思います。

「毒になる親」の本は、スーザン・フォワードさんの著書です。この本は、もう30年以上愛し続けられている本で、わたしも霊媒がよく読んでいるのを見ています。

例えば、小さな子供にとっては、サイクリングに行こうと友達に誘われて、とても喜んでいた。自分も自転車を持っているから。その自転車で走りたいと思っていた。しかし、毒親はそれを許さず、自分は小走りで仲間についていき、仲間は軽快に自転車で走っている、そして、その後、サイクリングに誘ってもらった友達には去られ、自分は孤独になるしかなかった。

これは、毒親がもたらした典型的な例のひとつです。子供は、自分たちが持っている「絶対に親に服従しなければならない」存在でもなければ、「隷属させる」ものでもなく、「従属させる」ものでもないのです。独立した、性格と個性を持った人間です。しかし、毒親にはそれが分からないのです。

やはり小さな子供にとっては、自分は小走りで仲間についていき、仲間は軽快に自転車で走っている、このようなことが起こった人の心には、お気の毒だとしか言いようがありません。

人々が集まり、知らない者同士で、毒親の支配下から逃れたりしようとしている流れは、いま現在になってようやく確立されてきたものです。日本においては、欧米より遅れていると言わざるを得ません。良いところを早く取り入れないと、子供の少子化だけではなく、せっかく生まれてきた子供たちが人生に絶望し、若いまま命を絶ったり、あるいは引きこもりになって働かないし、無気力になってしまう、遊びにも行かない、つまり心の病になってしまっていることに毒親は気付きません。

また、他の人から通報されるような虐待をしている親は、毒親以上の問題でしょう。本来子を持つ資格のない人間が、子供を持ってしまったとしか考えられない例もあります。シングル・ファーザーは、あまり話題にならないようですが、彼らは彼らで苦労しています。自分の出世を犠牲にして、子を育てなければならないからです。

そして、注目すべき事態が、シングル・マザーの問題だと思います。シングル・マザーと恋人、あるいは恋人期間を経て入籍した相手、あるいは法律婚をしていないけれども同棲していて事実上シングル・マザーの実子の保護者である状態、などがあるのですが、この状態で悲しい出来事がいくつも起こっているのを皆さんはご存じでしょうか?

昨今であれば、泣いていてうるさいから激しく乳幼児を揺すった、または、熱湯をかけ続けた、ベランダに出してしまった、数え切れないほど無数のこういった悲しい事態が起こり、子供たちが亡くなった事例もあれば、重篤な障害を負った例もあります。また、実父でもシングル・マザーの恋愛相手や法律婚相手、同棲している男性などから、酷い性的虐待を受けているケースもあるのです。それも決して数が少なくもないのです。年々増えています。

また、児童相談所(児相)や都道府県などの連携が全く取れておらず、警察も介入できず、悲劇に陥っている例が非常に多いです。これらを救うのは、近所の皆さんの「おかしいのではないか?」、「もしかして虐待なのか?」、そう思って適切なところに「通報する」というのがとても大きなファクターとなっています。

例えば、あなたは、毎日大人のあなたが寝るような時間まで子供が怒鳴り続けられていたり、何かを殴っている音が、蹴っているような音、大人の言い争う声、こういったものがあったら、おそらく「おかしい」と感じると思います。こういう時は、迷わず110番してください。所轄の警察署に電話するのではなく、なぜ110番かと言いますと、子供の命が危険にさらされている可能性が高いからです。「殴られているような物音がする」、そう伝えれば、警察は適切な人材を連れてくることができますし、連携することが可能だからです。

どうか恐れず、おかしいと思った場合は、子供を救うために、ひとりの大人として、人間として、立ち上がってください。そうしなければ、幼い子供を守り切れない事態にいま来ています。

ここまでは、他人の家庭の話です。あなた自身が、虐待などにあっていた、あるいは、今も虐待を受けているサバイバーであった場合は、すぐに警察に相談してください。ただし、気を付けてほしいのは、毒親は隠すのが上手い、つまり外面がいいということです。何度もあなたが通報すれば、事態が悪化する可能性もあるので、難しいかもしれませんが、根回しをしながら通報し、適切な場所に、保護されるべき場所に行けるように、勧めたいとわたしたちは思っています。

このあたりに関しては、インターネットにいくらでも資料や呼びかけなどがあるので、たくさん見ておきましょう。また、SNS をあなたがやっているなら、個人を特定することは避けて、大丈夫な情報だけを流して、助けてくださいというハッシュタグを付けるのもありだと思います。

あなたが大人で、酷いモラハラや虐待を受けていても、自分で判断が出来る可能性が高いので、信頼できる弁護士を見つけることができるでしょう。お金がない、その場合は法テラスがあります。まずは、いま置かれている環境から抜け出るしかないのです。

もう一回言いますが、毒親とは離れて距離を取るしかありません。彼らは治らないので、病院に連れて行こうとしないでください。その時間があるなら、あなた自身が公認心理師や、働いていれば社内の産業医に相談することができるかどうか、確認してみましょう。

再度申しあげますが、最終的には弁護士の力も必要になります。法的にどれくらい毒親と離れられるか、縁を切ることができるか、弁護士に相談を必ずするほうがいいです。あなたが依頼した以上、そして相手の弁護士が受任した以上、その弁護士はあなたと共に闘ってくれる頼もしいパートナーなのです。そして、あなたの法的代理人ですから、受任の範囲で、あなたに代わっていろいろなことをやってくれます。

これは、コミックエッセイという分野になりますが、「そんな親、捨てていいよ。~毒親サバイバーの脱出記録~」(尾添 椿著)というのがあります。これは、両親を捨て、人生を取り戻した著者が、毒親サバイバーたちにしっかりと取材し、書いたコミックエッセイです。この本は、自分が変わるしかないからこそ(親は変わらない。そして周囲も変わらない。)、幸せな人生にするための指南書のひとつと思ってください。幸い、コミックエッセイという形をとっているので、読みやすいと思います。

もっと本格的なものを読みたい人は、「毒親」でネット上の書店を検索してみるといいでしょう。また、Twitter(正式名称は X になったようですが、ここでは Twitter と呼びます)上でも、無料でスペースを開き、声でのやり取りで相談に乗ったりする人(専門職)もいます。また、いろいろな人からのアドバイスも得られます。ただし、Twitter の方法は、相手がどういう人かどうか見抜く目と自分の身バレば起こらないようにする必要があるので、十分注意して行ってください。

Amazon などで検索してみると、いくらでも本やコミックエッセイなどがあるので、可能なら Kindle 版を買うことをお勧めします。そのデバイスを毒親に見せなければ済むからです。

ここまで駆け足でアドバイスをさせていただきましたが、あなたが少年少女時代、やりたかったことや、行いたかった夢、そういったものは毒親は自分の支配下に完全に置くために、子が独り立ちしないように、先回りしてすべての可能性を潰していきます。その結果、うつ病になったり、大人になってから酷いうつ病になったり、その他、多岐に渡る症状が出ます。

どうか我慢をせず、勇気を持って、先ずは専門家に相談することをお勧めします。もちろん、毒親と関係がある専門家ではなく、無関係のプロフェッショナルを選んでください。

このブログを読む未成年はさすがに少ないと思いますので、大人であるあなたは、もうどう行動すればいいか分かると思います。

わたしたちは、全ての毒親サバイバーを応援しますが、実際にあなたの側に寄り添えるわけではないので、現実的な相談にはのれません。ただ、どのように検索すればいいか、入門書はどれなのか、相談していい人は誰なのか、それをここに書き記すことしかできません。

これは、毒親サバイバーの人がこのブログを読んで、あるいは、その身近にいるお友達が読んで、毒親からの脱出の一歩となることを願って書いています。

そして、最後にシルバーバーチの霊団として言わせてもらいます。親となっている者がすべてあなたより霊的経験が上回っていて優れているとは限りません。未熟な若い魂が親になる場合もあり、その結果、毒親になる場合もあるということを覚えておいてください。

そして、スピリチュアルカウンセラーにはひっかからないように。しっかりとした、公認心理師や弁護士、警察などに助けを求めてください。くれぐれも騙されないようにお気を付けてください。

最後になりますが、このようなことが起こらない社会を築き上げていって欲しいと、わたしたちシルバーバーチの霊団は考えています。

どうかあなたに、たくさんの幸せが訪れますように。

では、また近いうちにお会いしましょう。


John Brooks


追伸:

エアコンを我慢することは止めて、熱中症の脅威から自分の命、家族の命を守ることを優先して過ごしてください。電気代のほうが、治療や入院費よりも安いです。