(2024年09月14日記録)

親愛なる皆様、こんばんは。シルバーバーチ霊団代表、John Brooks です。

このお話は、「シルバーバーチ・アゲイン(78)- スピリチュアリストについて(前編)」、つまり前回の続きです。

前回は、おそらく大半の人にとって、初めて聞くような、スピリチュアリスト7箇条など難しいお話が出てきたりして、混乱してしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。そして、前回の真ん中のあたり、この部分でアチューンメントというものに言及したかと思います。

アチューンメント(attunement)というのは、at-tune-ment と分解できますから、この中央の tune するという部分が、高次元の光のスピリットに自らを tune する(波動を合わせる)という意味だという感じでいいかと思います。高次元の光のスピリットの特定の力を、文言やシンボルを使うことで、自らの霊的・肉体的な身体や意識を通じて使うように出来ているものと言うのが簡単な言い方になります。

アチューンメントは、比較的新しいスピリチュアルな道具です。本来であれば優れた能力を持つスピリチュアリストに弟子入りしたり、あるいは生徒として学んだり、また、特定の団体に所属したり、ミステリースクールなどに通うことで、長い年月を掛けてひとつずつ段階的に学んでいった事柄であったものを、そうした長年の段階的な修行からまず切り離します。そして、特定の高次元の光のスピリットの能力のひとつについて、その高次元の光のスピリットとの繋がりを作ることで、それを誰でも使えるようにしたものであると考えられます。

 

下記に、ひとつの無料アチューンメントをどなたでもダウンロードできるように Ken に置いてもらいました。



これは、Ken のサイトの "Camphor Tree Library" の「無料アチューンメント」というコーナーにあります。そして、そこをクリックして中に進むと、いろいろな無料アチューンメントがあるわけですが、この中に "Psychic Protection Flame" というものが一番上にあると思います。こちらは、大天使ミカエルの力を借り、サイキックアタックからの防御をメインにしたアチューンメントです。

実は、生きて歩いているだけで、どんな人でも、サイキックアタックを受けていたり、あるいは、自分が誰かにサイキックアタックを行っている、ということはよくあります。そして、"Psychic Protection Flame" の本文をお読みになれば、スピリチュアルな免疫系の修復も行うことができます。スピリチュアルな免疫系は、誰もが持っているサイキックアタックに対する防御方法です。産まれながらに防御力が高い人もいますし、普通な人もいます。また、何らかの原因で弱くなる場合もあります。

そういった背景から、この創設者は、大天使ミカエルにこういったエネルギーを作りたいと話し、共同創造したのです。

こういったプロセスを経て、アチューンメントというのは作られています。スピリチュアルに興味がある、そういった方には、"Psychic Protection Flame" は、最初に知っておくべきアチューンメントのひとつだと思います。



あと、現代人にとって必要だと思うのは、"Allowing Abundance Attunement" が2番目で、強いて次と言えば、もしあなたが霊氣を学んだことがあるのでしたら、"Lighten the Load Reiki" をお勧めします。



また、ページの一番下に、その他のアチューンメントというのがあります。"Fusion Reiki" は、翻訳者の Ken がお気に入りの、非常に素晴らしいものです。こちらも霊氣を学んだことがある人でないと使えませんが、霊氣をマスターしている人であれば、非常に強いヒーリングになりますので、お勧めです。また、マニュアルの後半は、瞑想の方法の入門が書かれていて、非常に分かりやすいので、瞑想をしたいという方にもお勧めしておきます。

先程挙げたなかで、霊氣が必須と書かれてあるものがいくつかあったと思いますが、これは、このページに載っている "Universal Free Reiki" で代用はできませんので、その点だけご注意ください。ただ、霊氣のことはよく分からないけれども、どのようなものか知りたいという方なら、お勧めのアチューンメントです。

前回、アチューンメントは誰でも作れるのか、ということについてお話したと思います。今後、アチューンメントを作ることができる実力を持った人は増えていくでしょうし、スピリチュアル的なことにおけるしっかりとした倫理観とマナーやモラルなどを兼ね備えていなければ、アチューンメントを降ろすという言い方を敢えてここではしますが、できないでしょう。

お金に目がくらんでいる人であれば、真のアチューンメントというのは降りてこないようになっています。また、作ったときは堕落していなくても、作った後に堕落した場合、該当するアチューンメントは効果がどうなるかの保証は、対応した高次元の光のスピリットにより違うので、ケースバイケースと申し上げておきます。

さて、アチューンメントのお話についてはここまでにして、スピリチュアリストということについて一番肝心なことをお話しておこうと思います。



スピリチュアルな道に踏み込むということは、ある程度実力が付いてくると、常にサイキックアタックが普通の人より多く飛んでくる可能性があります。ですから、ミステリースクールで学ぶ場合は、きちんとした高次元の光のスピリットたちをバックグラウンドに持ったところを選ぶ必要があります。(バックグラウンドを持ったところというのは、高次元の光のスピリットたちが霊団を形成して、そのミステリースクールの技法などのサポートをしているスクールといった意味です。)

あるいは、既にミステリースクールを卒業し、スピリチュアルな講座を開いている人がいた場合、候補者を何人か探して、その人のブログやウェブサイト、メールマガジンなどをとって、必ず見比べてみてください。そして、LINE(その人の公式アカウントであることが多いです)の友達にならないかと、誘導する人が多いです。これも、あなたが構わないのであれば、LINEの友達になって、相手の発信している情報を見てみましょう。しばらく時間が経過すれば、相手の人柄やどういったことを発信しているのか、いろいろなことが感じ取れると思います。そして、講座の値段の高さ安さで決めるのではなく、「実力があるのかどうか」、ここをまず見極めてください。

 

あなたのお財布に余裕があるのであれば、何らかの個人セッションなり、ヒーリングなり、その方の提供するサービスを受けてみてください。そこでその人だと確信できる場合もあるでしょう。それと同時に、相手の人格が素晴らしいか、尊敬できる対象なのか、そこを重視して、その人の発信するものをしっかり観察してください。

観察しているうちに、自然と誰に学べばいいのか、あるいは学ぶべきミステリースクールなどが、分かるはずです。そして、あなたにとって、ちょうど良い時期が来たら、門戸が開かれるでしょう。そして、あなたにある程度の実力が付き、卒業しても、そしてさらに鍛錬を重ねていても、一生涯、そう死の瞬間まで、霊性の探求は続くのです。

また、そのような探求を出来ない方、あるいは、その道に進むことを決めていない方は、いつの間にか興味が薄れていくこともあります。スピリチュアリストにならなくても、豊かな生活はできますし、時々個人セッションを受けるという生き方もあります。それでも、自分がヒーラーやチャネラーになる、そう思うのであれば、スピリチュアルな道に行くことになり、先程も申し上げた霊性の探求を続けていくことになるのです。

これを忘れないでいただきたいと思います。

そして、常に謙虚で、努力を怠らず、人の幸せを心から願える者、そして、自分の夢も叶える努力を惜しまない者にしか、できないことがあります。いまは出来なくても、成長したら出来るということもあります。常に、初心者だった頃の気持ちを忘れず、研鑽し続ける、これはスピリチュアリストとしての本質であります。

もちろん、これは、スピリチュアルのひとつの側面にしかすぎませんが、分かりやすいと思うので、こういった形にさせていただきました。あとは、いつかやりたいではなく、思い立ったらすぐ行動を起こせる、即断即決ということも必要です。これは、大きな大きな波(チャンス)を逃さないということにも繋がります。



それぞれ、スピリチュアリストとしての理想の形というものがあると思いますが、人に慕われる人物は、高次元の光のスピリットたちも力になることがとても多いです。自分の直感を信じ、ピンと来たらすぐ動くようにすることが、西洋占星術的に言うところの風の時代のやり方です。

最後の方は、いささか抽象的になってしまったかもしれませんが、風の時代には風の時代の新しいスピリチュアリティーの概念があり、そして新しい発見なども待っているでしょう。

そして、最後に、注意というよりは警告として受け止めて欲しいのですが、メンタルが悪くなり、何らかの精神疾患を持ってしまった場合、占いやスピリチュアルに頼るのではなく、医学の方向で治療をし、寛解あるいは完治してからでも、学ぶのは遅くありません。また、主治医に「こういったことをいまの自分はしても大丈夫なのか?」という疑問を投げかけてもよいと思います。なぜかと申しますと、精神疾患によっては、カウンセリングをすることが好ましくない場合があり、主治医の方針と反することがあるからです。

 

そして、強固な意志を持っていなければ、ネガティブな存在に攻撃され、負けてしまうことは明らかだからです。ここで言う強固な意志というのは、精神疾患を抱えている場合、保つことが非常に難しいです。また、特定の占い師や特定のスピリチュアルヒーラー、あるいはスピリチュアルカウンセラーに依存してしまう可能性があります。これは、好ましくないことです。医学的にも、スピリチュアル的にも、両方の面から良くないので、避けてください。

焦る必要はありませんので、治療をしながら本を読んだり、瞑想などをしてみてください。そうしていくうちに、あなたにふさわしいタイミングで門戸が開かれるでしょう。それから大いに学んでいけばいいのです。

常に人間は、霊性の探求者であることを忘れないでください。

では、また次のサタデーナイトにお会いしましょう。

John Brooks