こんにちは、乙花です。
(初めての方は、こちら をお読みください)
アクセスバーズやピプノセラピーで時々お世話になる 一二三ようこさん が先日、翻訳家の大塚勇三さんの訃報をFacebookで紹介されていました。
大塚勇三さんの訳した作品と言うと、
・長靴下のピッピ
・スプーンおばさん
・スーホーの白い馬
・ウルスリのすず
とかとか。
相当に本好きの子供だった私にとっては、懐かしい本ばかり。
この人の紡いだ日本語が、たぶん今も私の血の中を流れているのです。
そしてふと、思ったことがあります。
「人生で最も影響を受けた本は何か」みたいな質問が、よくありますよね?
あれ、けっこう、そこそこ大人になってから(中高生とか、せいぜい小学校高学年とか)読んだ本を上げる人が多いと思います。
だから結構、文豪の本とか、哲学書とか、あるいはビジネス本とか、いわゆる「名著」と言われているものが並びます。
でも。
たとえば、小学校の低学年。
まだ、おこづかいもろくにもらえない。
人が買ってくれた本か、図書館で借りてきた本を読むかしかない。
そんな年頃の頃、私は一番何を読んでいただろう?……と、思い出してみたら。
たぶん、「暮しの手帖」なんではないかという事実に、思い当りましたよ💦
[先日軽井沢のホテルに置いてあった「ヘンドリクス」という「ジン」の本。このこだわりと美しさは、イギリスっぽい]
ホント~に子供の頃、本棚を開けてあったものって、絵本の他は母が毎月読んでいた「暮しの手帖」と、あと、どこの出版社かもはやわからないのですが、古い世界文学全集。
この世界文学全集のおかげで、私はペローの童話や「オズの魔法使い」やシュトルムの「雨姫さま」や、古事記やイソップやグリムやギリシャ神話や北欧神話を、早々に知ったわけなんですが。
それ以上に、「暮しの手帖」!
印象的だったなぁ!!……と(笑)。
そりゃそうですよね?
全く子供向けではないものを、半分以上内容もわかっていないのに、小学生そこそこで読んでいたんですもの。
「暮しの手帖」には、藤城清治さんの影絵のついた物語があって、そこだけは子供向けだったのですが。
でも、それも本来は、母親が子供に読んであげる物語という位置づけ。
しかも藤城清治さんの影絵も、「可愛い」とか「綺麗」と言うよりは、子供心には若干不気味な印象もありましたしね~。
それを自力で読み、さらに「暮しの手帖」の他のページも読んじゃう小学生がいるとは。
まさか、花森安治さん(「暮しの手帖」の名物編集長さん)も、思わなかったことでしょう。
ちなみに、今でも私の印象に残っている記事は、「アイロン」とか「洗濯機」の、商品使用実験記事!!
さすがに中身は、何も覚えてないのですが。
どこかのメーカーの肩を持つわけではなく客観的に平等に商品の性能を検証比較するという、コマーシリズムに乗らない稀有な記事だったなぁ……と、今になればわかりますが。
私が、 「世の中というのは、本質的に客観的に平等な物である」 みたいな感覚を持つに至ったのは、たぶん「暮しの手帖」のせいなんではないかと(笑)。
それ以外にも、
花森安治さんの描いた、個性的な表紙とか。
大橋鎭子さんの書かれた、「素敵なあなたに」とか。
まぁ、そんなものが、結構私の土台にはあるのよね(笑)。
……ということに、ふと思い至ったのでした。
「人生で最も影響を受けた本は何?」という質問よりも、「小学生の頃に読んで、一番印象に残っている本は何?」「そして、それは何故?」という質問のほうが、その人の凄く本質的なところに迫ることができるのかも知れません。
好きな人とかできたら、ぜひ聞いてみるといいと思います。
パートナーがある方は、即聞いてみるべし!
[カフェ・ラ・ボエムにて、冷たいウニのパスタ。夏のお楽しみ]
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プロフィール写真の撮影をしています。
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◆乙花わかこ 自己紹介◆
IT関係の会社の正社員歴、20年超。
ここ数年は、5~10名のメンバーさんと2~3個のプロジェクトを抱えるリーダー職。
しかしリーダー職になったのは、30代で脳梗塞→2度の鬱→リストラ→海外(ベトナム)逃亡→帰国後再就職、してからの大復活劇。
元々は自分に無理をして、本当に自分を殺して生きていた人。
2015年に30代から患っていた子宮筋腫が悪化して全摘手術に至り、そのことでむしろ「女」に居直ったかも知れない。
リストラ以降独立開業に興味を持つようになり、現在は占星術や写真などを組み合わせた、オリジナルの「乙花的<美神>メソッド」を提唱中。
自分の人生を変えたツールは、外見を変えたこととカメラで日々を映すようになったこと。eos80dユーザー。
自分に素直に正直に、「幸せ」と感じることに忠実に生きようと意識しているうちに、「起業して退職」のつもりだったはずが、会社仕事の環境が劇的に良くなってしまい、現時点では全く退職する予定はなく、パラレルキャリア街道を疾走してます(笑)。
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