さをり織りのコースター | ネコのつぶやき

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家族、仕事、趣味、ネコの話し・・・のんびり、まったりとした時間をご一緒にどうぞ

なっちゃんがお世話になっている作業所ではさをり織りもしています。
彼女が養護学校の高等部に通っていた頃に授業の実習でさをり織りと出会いました。

根気のいる作業ではありますが、なっちゃんはさをり織りが大好きになりました。

今の作業所を選んだのもさをり織りの機会があったからです。

 

 

 

 

このたび、ご縁があって私がいつも読みかけの本を持って籠るカフェに商品を置いていただけることになりました。

 

北の椅子と

神戸市兵庫区材木町1-2

兵庫区内を巡回する”みんなのバス”に乗ったら「神戸百年記念病院前」で降りるとすぐです。

 

 

北欧のヴィンテージ家具や雑貨を扱うお店です。

店内は北欧のゆる~い空気がそのまま流れている静かなお店です。

お店に入ってすぐ右手の物販コーナーに作業所のコースターも並べてもらっています。

 

 

 

 

大きいサイズと小さいサイズがあります。

大きいサイズは普通にマットとしても使えそうです。

小さいサイズは私はコースターとして使っています。

 

色目も柄も微妙に違うので全く同じ商品はありません。

 

 

 

 

こちら、「北の椅子と」には「こどもワクワク食堂」の赤い羽根共同募金の箱も置いていただいています。

実は、この募金箱を置いていただいたお礼にこのコースターをお持ちしたことがきっかけです。

 

カフェで使っていただいていました。

お客様から「このコースターが欲しい」というご要望を頂いたそうです。

カフェのオーナーと作業所の方を引き合わせてこの商談が成立しました。

 

何と言っても、気に入って頂けたことが嬉しかったです。

 

このコースターを商品化する時に私も学んだことがありました。

日本では”障害者が作っている商品”として、どちらかと言えば「これを買うことで助けてあげられる」みたいな感覚があるような気がしていました。

 

「北の椅子と」のオーナー様はヴィンテージ家具の買い付けに北欧に直接出向かれます。

その時に、向こうでも障害者の作る商品に出会うこともあるようですが、日本とは全く意識が違うようです。

完全にビジネスとしての取引をされます。

商品も障害者が作っているからひいき目に見てね~みたいな忖度はありません。

作っている人は障害を持っているかもしれないけれど、商品としては他の所に負けない!の姿勢で取引をされるそうです。

 

 

障害者が作っているから可哀そうだから買ってあげよう・・・ではなくて

純粋に良い商品だから買おう!と思ってもらえるようなクオリティにすれば良いのだと学びます。

 

意識って大事です。

そこに憐れみを求めるのも戦略かもしれないけれど

そうじゃなくて、ホンマモンで商売をしたいと思いました。

 

 

今回、商品化するにあたって、オーナー様からいろんなアドバイスを頂いたとお聞きしています。

サイズが2種類になったのもそのひとつです。

私も大きいサイズが一枚欲しいなと思っています。

 

 

 

単純にお礼の気持ちでお持ちしたコースターが商品として棚に並んでいることが嬉しいです。

ご縁って、こんな感じで何気なく繋がっていくんだろうなと思うとそれも嬉しいことです。

 

 

どこかでこのコースターを見かけたら手に取ってみてください。

お気に召したら・・・お買い求めいただけると幸いです。

今の日本においては、少なくとも作業所の運営の助けになります。

普段は社会の隅っこで静かに生活しているなっちゃん達、障害を持っている人達が

商品が売れることで少しだけスポットライトを浴びる瞬間です。

スポットライトが当たり前の社会になればいいなと野望を抱いています。

そのためには作業所の皆様もクオリティーを上げる切磋琢磨が必要です。

 

みんなが豊かになれる社会になればいいなと思います。

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2024年1月27日(土)12時~14時

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
 

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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