陶芸家の劉さんが亡くなって、早や4年が過ぎました → 「さよなら」
2019年の1月、突然お星様になったりゅうさんを偲んで
ギャラリーのオーナーさんや教室の生徒さん達が協力して
追悼展を開いてくださいました。
もっと早くに行くつもりだったのに
結局、最終日に滑り込むという・・・りゅうさん、ごめんね。
でも、最終日だったからこそ、彼の弟さんにバッタリお会いすることもできました。
弟さんの姿に劉さんの面立ちを重ねて感無量です。
やっぱり、兄弟って似るのですね。
初めて彼の作品に出会った時の思い出深い青色とも再会できました。
この青に魅了されて、その後、何度もりゅうさんの個展に足を運びました。
藍染のような深い深い青が美しい大皿です。
じっと見ていると海の青のような、宇宙のような不思議な色合いです。
やっぱり、大好きな作品です。
ご本人は”初期の作品やから~”と恥ずかしそうに頭をかいておられましたが
私はこの青が大好きです。
会場には生徒さん達がアトリエから運んでくださった作品達が並んでいました。
あの場所に・・・りゅうさんが居たように感じました。
恥ずかしそうに微笑みながら会場を見渡しておられたのでしょうか。
口数の少ない物静かな方でした。
でも、彼の作品は内に秘めた情熱と優しいユーモアが溢れていました。
広くて、大きくて、優しい人でした。
今回の追悼展にもたくさんの人が足を運ばれたようで受付の方も驚いておられました。
りゅうさんのお人柄がみんなをこのギャラリーに集めてくれたのです。
今日もひょっとしたら「なんで俺に話しかけへんねん!」とブツブツ言っていたかもしれません。
もう一度、会いたいよ。。。。
今日も会場で初めてお会いした方々ともりゅうさんを通じてお話することができました。
初めましてなのに、まるでずっと以前から知り合いだったような会話は間にりゅうさんが居てくださった証拠です。
今回、気になった作品を連れて帰ってきました。
一枚は先の青の大皿に似た青色のお皿。
大皿は大きすぎて我が家には置く場所がありません・・・・残念。
もう一枚は彼が晩年に好んで作っていたヘビ柄のお皿。
渋い色目が多い中、とてもレアなピンク色が一枚残っていたので選びました。
アトリエに戻すよりも、誰かが持っていてくれた方がいいから・・・
受付の方の言葉が心に染みました。
大切に使わせていただきます。
飾るだけじゃなくて、普段に使わせていただきます。
その方が劉さんも喜ぶと思うから。
今回はアトリエに残っていた作品を展示してくださいました。
ご実家にはまだまだたくさんの作品が残されているそうです。
きっと意外な作品も眠っていることでしょう。
もっと作りたい物があっただろうなと思うと切ないです。
私は今日連れて帰ったお皿を出すたびに彼の事を思い出すことができますね。
何を乗せても映えそうな、使いやすいサイズのお皿なので今後活躍しそうです。
劉さん、ずっと忘れないからね。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2023年8月26日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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