一気読みした本 | ネコのつぶやき

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今さらですが、「フーガはユーガ」井坂幸太郎著

絶対に面白い本である証明のような本屋大賞ノミネート作品でした。

出版された時にも気になりながらそのままになり。

随分と前に本屋さんで再会して購入しましたが

何だか開く気分にならず今に至りました。

 

 

 

 

久しぶりに一気読みしちゃったよ・・・・

最後の数十ページの疾走感がたまりませんでした。

実は途中で本を置こうと思っていたのに

結局は最後まで読み切ってしまいました。

 

 

一気に読了。

 

 

 

最初はね、ミステリー小説だと思っていたのですよ。

普段はあまりミステリー系を読まないので買ったくせにそのままになっていたというのが正直なところです。

ところが・・・・ミステリーどころか、伏線の回収の仕方がなんと巧みなんでしょう。

うなったぞ・・・!!!

辛い描写も多くて途中、しんどくなったけど

本を閉じることができないくらいに没頭してしまいまして。

 

読み終わった後、たぶん、しばらくぼーっとしていたはずです。

本の中に没入しすぎて、現実に立ち戻るのに少々時間を要したという状況でした。

 

 

双子の兄弟が過酷な家庭環境の中で生き抜いていく過程も綴られます。

”風我(ふうが)”と”優我(ゆうが)”

二人が生まれた時は親もこの美しい名前を名付けて喜んだはずなのにと思うと切ないです。

どんなに辛くても生きた彼らも切ない。

ネタばれになるので詳しく書けないけど切なくて温かい。

読み終えてから改めて本の帯をしげしげと眺めてしまいましたわ。

そうか。そういう意味だったんだ。

深く深く染み入りました。

 

 

 

最近、ほんわか、のんびり、ゆるゆるとした本を意識的に選んでいた気がします。

この「フーガはユーガ」を読了して、この手のスピード感のある小説を読むためには

相当なエネルギー(体力?)が必要と実感しました。

のんびり、ゆるゆるの小説を選んでいる時って、きっと疲れてるんだわ。ワタシ。。。(笑)

 

 

疲れていたかもしれないけど、一気読みしてしまうくらいに引き込まれる文章でした。

たぶん、井坂さんの作品は初めましてだと思います。

 

 

この「フーガはユーガ」を購入したのは近所の本屋さんでした。

別に本を買うために立ち寄ったわけではなく、地下にあるスーパーに行くために横切った時に見つけたのです。

見つけた・・・ではないな。

本の方から「連れて帰ってよ」って呼びかけられた感じです。

あ?そうなん?と何も思わずスーパーに行く前に本屋さんのレジに並んだのです。

 

それから数か月?いや、一年経ってるかもしれない。

やっと読む気になったのだけれど、きっと今の私だから読めと言われた気がするな。

本との出会いも一期一会だと思います。

次はどんな本に出会えるでしょうか。

 

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2023年2月25日(土)12時~14時

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
 

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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