もうすぐ、何年経っても忘れることができない大切な日が巡ってきます。
長男君の同級生の命日です。
もうすぐ中学3年生になろうかという春休みに病気で亡くなりました。
未だに、訃報の電話を受けた時のリビングの明るさや空気感を思い出します。
幼さの残る恥ずかしそうな笑顔を思い出します。
息子達はすっかりおっさんになったのに
思い出の中の彼はいつまでもかわいい中学生のままです。
子供が自分よりも先に逝ってしまう辛さと悲しみを思うだけで胸が痛みます。
何年経とうが、悲しみと寂しさは無くならないのでしょうが
毎年、この季節になると残されたご家族が心穏やかに過ごせることを祈ります。
彼のママとはその後も不思議にずっとお付き合いが続いています。
息子はいないけど・・・ずっと変わらぬママ友です。
毎年、命日が近くなるとお供えを持ってお参りに行きました。
ここ数年はなかなか会えず残念でなりません。
今年も忘れてないよの想いを込めてお供えを送りました。
「届いたよ」とメールが来ました。
実は、彼の死後、何年か経った時、お参りするのをためらった時期がありました。
我が子がいなくなって、お辛い気持ちでいっぱいだろうに
ひょっとしたら忘れたいこともあるだろうに
私が声をかけることが迷惑にはならないだろうか・・・・
悲しみを思い出すことにならないだろうか・・・・
そんな風に考えていた時に
ふと彼の気配を感じたのです(亡くなっているのに気配というのも変な表現ですが)
「おばちゃん、おかあさんに会いに行ってね」
そうだね。
他の人が忘れても、私は忘れないからね。
あの頃の君の思い出話をする相手が家族以外にいてもいいよね。
それ以降、命日でなくてもお線香をあげにお伺いしたり
どこかで会ってランチをしたり
頻繁ではありませんが、小さなお付き合いがずっと続いています。
不思議な気持ちです。
もし、彼が生きていたら、こんな風にずっとのお付き合いがあったでしょうか?
子供が卒業したら、それでおしまいの単なるママ友で終わっていたかもしれません。
私と彼女のお付き合いが未だに続いていることが
紛れも無く、彼が生きていた証でもあるのですよね。
彼が長男君の同級生だったから彼女と出会いました。
四六時中、一緒にいるような友達ではないけれど
彼を介してずっと繋がっている大切なママ友です。
彼がいなければ会えなかった人です。
今日、彼女が「絆」と言ってくれました。
絆って良いですね・・・・って。
絆、きずな。
彼は私達に絆の意味を教えたかったのかもしれません。
上っ面ではなくて、心の奥の方でちゃんと繋がることができるって教えたかったのかもしれません。
世の中がもう少し落ち着いたら、彼女に会いたいです。
「あの頃、若かったね、私たち」って笑いながら話ができそうです。
私の大切なママ友は物静かで素敵な人です。
次回の「こどもワクワク食堂」
2022年3月26日(土)12時~
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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