「おかあさん」という仕事 | ネコのつぶやき

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ある方がFacebookで呟いておられたことに大きく頷いた私でした。
妻であり、母であり、会社の役員でもあり、多方面に渡って活動されている彼女は

たくさんの肩書とキャリアをお持ちなのに

それはそれは柔らかな笑顔と物腰で全く威圧感を感じない素敵な女性です。

 

彼女に初めてお会いした時、

「初めまして」にも関わらず、一瞬で打ち解けたのは彼女のその柔らかな対人スキルと確信しています。

 

 

今回、彼女が呟いたのは「おかあさんの仕事」のことです。

 

世の中に「プロ」と言われる仕事はたくさんありますが

主婦の仕事って、その「プロ」の仕事を結構しているよね?って。

 

(彼女の文章から抜粋)

子育て(ベビーシッター、保母さん)

ときには勉強も教える(先生)

介護(ヘルパーさん)、看病(看護師さん)

料理(シェフ)、お弁当づくり(お弁当屋さん)、

掃除(ハウスクリーニング)、洗濯、アイロン(クリーニング)

片付け、裁縫、庭の管理、家計の管理、事務処理、

話を聴く(カウンセラー)、疲れを癒す(セラピスト)、

家族の応援団・・・ほかにもたくさん・・・

 


 

 

 

 

出来具合も達成度合いも色々かもしれないけれど

どれもそれなりのレベルでこなしていると思いません?

 

 

これをひとくくりに「おかあさん」または「ママ」とまとめられて幾年月。。。。

 

 

直接的には1円も生み出さない、利益は無し。

マイナスをゼロに戻す仕事が多いため成果が見えにくい。

例えば、散らかった部屋(マイナス)を片付けて元通りにする(ゼロに戻す)

 

私も一時期、そんな自分を相当卑下して落ち込んだことがありました。

経済的な価値を生み出せない自分がとても情けない存在に思えました。

自分で働いてバリバリ稼いでいる人達がキラキラ輝いて見えました。

「ワタシなんて・・・」の塊みたいになっていた時期がありました。

 

 

ある時、この彼女のように「おかあさんのスキル」を認めて褒めてくれた人の文章に出会いました。

 

 

そういえば、褒めてもらったことも無かったことに気づいて

嬉しくて、嬉しくて、心の中で号泣しました。

 

 

それからは自分で自分を褒めることにしたのです。

 

 

おかあさんの仕事は1円の利益も出てこないのだけれど

おかあさんがいて、黙々とそのスキルを追行しているからこそ

世の中の大方のことはプラスサイドに巡っているのだと信じたいものです。

 

自画自賛みたいやけど

世の中のおかあさんはスゴイんだよ。

もっともっと褒められていいんだけど、

おかあさんの仕事って当たり前すぎてみんな見過ごしちゃうんだよ。

 

誰も褒めてくれなかったら、

自分で時々、思い出して褒めてあげましょう。

 

 

ワタシ、凄いよ!!

 

 

 

先の彼女の投稿は私が無能だと卑下して落ち込んでいた暗黒時代を思い出させてくれました。

まずは自分の価値を自分でちゃんと認めてあげよう。

レベルの差はあれ、プロの仕事を日々こなしている自分を褒めてあげよう。

 

「おかあさん」であることを誇りにしましょう。

そんなことを改めて思った彼女の投稿に感謝です。