「こどもワクワク食堂」の運営を始めて6年になりますが
当初からずっと思っていることがあります。
これって・・・・究極のお節介やな・・・・笑
別によその家の子がご飯を食べてるか、食べてないかなんて気にしなくても良くない?
毎日、食べさせてあげられるわけじゃないのにそれこそお節介じゃん?
月に一度とか2度とかで何の役に立つわけ? 自己満足??
親がいるんだから親に任せばいいじゃない。
色々言われましたよ。
それでも、「ええねん!」と開き直って自分の思うところを粛々と続けてきました。
自分でもなんてお節介なおばちゃんなんだろう~と自覚しながら。
6年が経ち、コロナ禍で思うように動けずもがきながらも
月に一度の食堂開催を休むことなく続けてくることができたのも
たくさんの方の応援と励ましがあったからです。
そして、最近、思うようになったのですよ。
おばちゃんのお節介って
流行りの「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」の中に区分されるのかもしれない!
そんな大層なもんじゃないでしょうが
たとえば、”貧困をなくそう”、”飢餓をゼロに”、”住み続けられるまちづくりを”って
子供食堂がしていることも含まれるんじゃない?
「誰一人置き去りにしないために!」と定められた17の目標の内のいくつかに
おばちゃんのお節介も該当するような気がしてきました。
(なんて楽観的な発想なのかしら💕)
「誰一人置き去りにしない」って私がいつも食堂運営の中で大切にしている
「誰も独りぼっちにしないこと」という想いと繋がります。
誰も独りぼっちにしたくありません。
それは子供はもちろんのこと、その家族もです。
孤立ほど悲しいことはありません。
今年の夏休みに続けた「お米の配布」には「独りぼっちじゃないよ」のメッセージも込められています。
先日もあるご家庭にお米を配達しました。
お米やお菓子をお渡ししながら、短い時間ではありましたが少しだけお話することもできました。
後でママちゃんがメールをくださいました。
「コロナ禍でなかなか弱音を吐き出す場所もなかったので
お話しできて少し気持ちが軽くなった気がします💕」
良かった。
お節介なおばちゃんがお節介なことをしたんだけれど
彼女には”独りぼっちじゃないよ”の気持ちが伝わったようです。
ほんの些細なことではありますが
誰かと繋がっているという意識は大切です。
見ず知らずの初めましてのおばちゃんであっても
皆様、笑顔で迎えてくださってこちらの方が「ありがとう」なのですよ。
決して、怪しい者ではありません。。。。。(笑)
「こどもワクワク食堂」ではコロナ禍の今は基本”黙食”をお願いしています。
皆様、ちゃんとお約束を守ってくださって静かにお食事してくださいます。
でもね、わかります?
「おいしいね!」っていう空気がお部屋に満ち満ちている感じ。。。。
メニューはカレーだけなんだけど
それでも、大きなお鍋で煮込んだカレーを
みんなで一緒に頂くと美味しいのですよ。
それは一人で食べているご飯とは全く違う味だと思うのですよ。
コンビニのおにぎりでも、一人でぼそっと食べるのと
友達と一緒に公園で大騒ぎしながら食べるのと・・・・
私は味が違うと思うのですよ。
「みんなで食べたらおいしいね!」
食堂のキャッチフレーズをこれからも大切にしながら
緊急事態宣言が延長されますが、9月25日(土)の食堂は開催いたします。
食べることは大切です。
しっかり食べて、ぐっすり寝て、いっぱい笑って、元気で過ごしましょうね!
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆
「こどもワクワク食堂」今後の予定(変更する場合があります)
2021年9月25日(土)12時~
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
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