ハナレグミ 家族の風景
「いのちとくらしの映画祭 with 湯浅誠」
湯浅先生のお話が聞きたくて講演会に行ってきました。
同時にケン・ローチ監督の映画の上映もありました。
恥ずかしながら、ケン・ローチ監督の映画は初めて観ました。
最近、新作を発表されてそのお名前があちこちで聞かれます。
あの是枝監督が師と仰ぐ監督の劇場未公開作品ですぞ。
凄いモンを観てしまったのかもしれない・・・
作品を観ながら感じたことは
1945年という時代の話ながらも今と全く変わらない閉塞感。
時代の流れに振り回されるのはいつでも庶民なのよね。
ある程度の地位や財力や権力を持っている人達は
少々右に行こうが左にずれようが大した影響は無いのです。
その動きがダイレクトに伝わって右往左往しているのは底辺の私達。
映像を見ながら物凄い無力感に押しつぶされそうにもなりました。
私に何ができるんやろ?
いろんな想いがぐるぐる巻きになってきた頃に湯浅先生の講演会が始まりました。
先生のお話はとても具体的でわかりやすくて面白いです。
今回も今の日本が抱える”貧困”の構造を解説してくださいました。
先に観た映画の場面が頭を過ります。
私ひとりがジタバタしても社会を変えられるほどのパワーは無いねん。
残念やけど・・・というか、変えようとも思わんし。
変わってもどうよ?とも思うし。
今の私にできること。
目の前にあることを粛々と進めていくこと。
「これ、おいしいやん💕」と嬉しそうに食べてくれる子を一人でも増やすこと。
大人になるのも悪くないかも?って子供が思うような面白い大人を集めること。
社会を変えることはできないけど
近くにいる子供の笑顔を増やすことはできそうです。
とにかく、お腹いっぱいになってから色んなことを考えようよね。
お腹が空いてると大人でもろくな事考えないでしょ?
そこにいる大人のあなたも一緒です。
毎日、いろんなことが起こって心がモヤッとすることもあるけど
ご飯を食べてお腹いっぱいになってから、その”モヤッ”の中身を考えましょう。
お腹いっぱいになったら、結構、どっちでもいいことだったりもするもんです。
泣いても笑っても、「今」を生きているのはまぎれもなく「ワタシ」です。
私にできることを続けて参ります。
基本的に直観で動きます。
暴走しないように見守ってやってくださいませ。
年明けの「こどもワクワク食堂」のご案内
2020年1月25日(土)12時開店「こどもワクワク食堂」 子供無料、大人500円
次回の「ママ達のお話お茶会」は12月20日(金)10時~12時です。
「ママ達のお話お茶会」のお申し込みは
070-5463-8902 まで
「お茶会に行きたいです」とお電話ください。
メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆