主人公 さだまさし
先日、以前に書いたブログをリブログしてくださった方がおられました。
リブログありがとうございます。
私自身がモヤモヤしながら書いた内容を改めて読み直してみて
未だにモヤモヤしていることに気がつきました。
モヤモヤ解決に何年かかってるねん!!!
いや、やっぱり、まだモヤモヤしてるわ。。。
”障害”って何でしょね?
目が見えないこと?
耳が聞こえないこと?
身体が思うように動かないこと?
知能が遅れていること?
まだまだあるけど、書きながら情けなくなってきましたよ?
普通に歳を重ねていっても
いつかは目が見えにくくなってくるし
耳も遠くなってくるし
体のあちこちがミシミシ言い始めるし
物忘れも多くなるし・・・・
歳を重ねていくだけで、みんな何かしらの障害を抱えることになるわけで。
かと言って、老眼の人を障害者とは呼ばないわけで。
どうもこの世の中は”健常者”と”障害者”というカテゴリーに分けたいようです。
今日、用事があってなっちゃんの作業所に行きました。
行ってから気がついたのですが
朝、「今日は少林寺拳法の先生が来る日!」と言っていました。
なるほど、みんな2階のホールで武道着姿の屈強なおじさん達に囲まれて
一生懸命に少林寺の格好をしておりましたよ。
「えい! えい!!」
本人達は額に汗をにじませて必死の形相なのですが
見ているこちらは微笑ましくて思わず頬が緩みました。
一所懸命やねん。
素直やねん。
ひとつ、ひとつが楽しそうやねん。
健常者と言われている人達の中に
こんなに一所懸命に生きている人がいるでしょうか?
こんなに楽しそうに過ごしている人がいるでしょうか?
損得ばかりを気にして
人の目ばかりを気にして
自分のことを押し殺して愛想笑いばかりして
何だか、自分のことが恥ずかしくなりました。
社会的には隅っこに追いやられてるかもしれないけど
大方の人は「役に立たない」って思ってるかもしれないけど
ぜんぜん、派手でもないし、キラキラもしていないし、超地味だけど
私はなっちゃん達の生きる姿勢に学ぶところがたくさんあります。
障害は個性・・・という言い回しはたぶん、ずっとついて回ることでしょうね。
障害があっても無くても、お互いがお互いのことを大切に思いながら過ごすことができたらいいのにね。
「障害者」と区分される人達が暮らしやすい社会は
「健常者」と言い張る人達にも快適な状況だと思うのですが。
どうも今の世の中は何かがひずんでいるように思えてなりません。
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7月27日(土) 12時開店
子供無料、大人500円
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「障害者のママ達のお話お茶会」のお申し込みは
070-5463-8902 まで
「お茶会に行きたいです」とお電話ください。