無意識の結界 | ネコのつぶやき

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ママ達を集めてお茶会を始めてもう4年半になります。

毎月第3金曜日の午前中に開催している「障害者のママ達のお話お茶会」です。

(6月は都合により第2金曜日、14日です。お間違えありませんように)

 

ゆる~~いお茶会です。
これといってテーマが決まっているわけではなく

その日にお越しになった方との会話から自然にその日の流れができてくるような。

お越しくださる皆様、ありがとうございます。

 

 

 

ついこの間もある方とお話している時に気がついたことがありました。

 

 

 

私達、無意識のうちにバリアを張ってないかい?

バリア・・・というか、”結界”と言った方が私的にはしっくりする感覚です。

 

 

そんなもん、無いわ!と即答できる方は良いのですよ。

 

 

でもね、無意識のうちに自分で結界を張っていたりするのです。

 

 

 

”ワタシ、障害児育ててるのよ。みんなみたいに普通じゃないのよ。”

 

”誰もワタシの気持ちなんてわかってくれない”

 

”違う世界なんだから立ち入らないで”

 

 

 

ここまでシビアじゃないかもしれないけれど

何の障害もなくそこに座っている子とは明らかに違う我が子を認めた時に

「違う」という線引きを自分でしているような気がします。

 

アナタとワタシは全然違う子育てをしてるんだよ・・・っていう線引き。

 

 

そういう私もそうでしたから。

この「障害者のママ達のお話お茶会」を立ち上げた時の動機が今から思えば結界のなせる業でしたから。

 

子供に障害があると普通の子を育てているママにはわからない悩みがあったりします(これは事実)

普通の挨拶はできるけど、子供に関する踏み込んだ話はちょっとしにくいかも?

笑われたらどうしよ・・・

変な人だと思われるんじゃないか・・・・

 

今から思えば自分で失笑してしまいそうですが、マジに思ってましたもん。

間違いなく自分で結界を張ってました!!(きっぱり)

だから”障害者の~”って最初にくっつけちゃったわけよ。

勝手に限定してしまった・・・笑

 

 

結界を張ることが悪いことじゃない。

結界はある時は自分を守ってくれる最強の盾になったりするものです。

人間が持っている防御反応のひとつだとも思えます。

(そうなの。障害者のママに限らず、人間みんな自分の結界を持ってると思うよ。

それをフルパワーで使ってるか、何となく意識してるか、結界あるけど無視してるかの違いです)

 

でも、その結界のせいでホントに親身になって自分のことを考えてくれている人まで跳ね除けてないかな?

 

 

 

この「障害者のママ達のお話お茶会」を4年半続けてきてわかったことは

子育てに障害のあるなしは大して関係ないってこと。

もちろん、物理的、精神的に違うところは多々あるのだけれど

大きく見たら・・・・みんな同じようなことで悩んで、困って、笑って、喜んでいるのですよ。

 

 

元々結界を張っていた私が言うのもなんですが

このお茶会にお越しになることで少しづつでもいいから

その結界が解けていくといいな~と思っておりまする。

 

 

 

結界、いらないからさ。

あってもいいけど、前面に押し出さなくてもいいからさ。

もっとゆる~~く生きてもダイジョウブだからさ。

 

 

結界張るどころか、ママが肩の力を抜いてユルユルで生き始めると

誰よりも子供ちゃんがラクチンになるのですよ。

 

ここで普通は「このお茶会に来たらそのユルユルの生き方を伝授します」みたいなキャッチが出てくるのかもしれないけど

そんなもん、無いよ(笑)

伝授できるならするけど、そんな上手い話は無いよ真顔

 

だって、私のユルユルとあなたのユルユルは絶対に違うもん。

 

 

「障害者のママ達のお話お茶会」は問題解決の場ではありません。(時々はそうなってるけど)

あーでもない、こーでもないの話をしながら

何てことない世間話もしながら

取り留めもない話題に盛り上がりながら

自分でその自分の張ってる結界に気がついてくださいな。

 

 

 

このお茶会の一番の目的は別に結界を解くことではありません。

いつも全力疾走のママ達がホッと一息つく時間です。

いつも子供や家族のことばかり考えて動いてしまうんだけど(習性だから仕方ないのよ)

このお茶会の時間だけはママから”ワタシ”に戻ってみてください。

 

今、私が言いたいこと。

今、私がしてみたいこと。

今、私が着てみたいお洋服。

今、私が行ってみたいところ。

今、私が食べたいもの。

 

 

いつも自分のことを後回しにしているママ達に

少しの時間でもいいから、”ワタシ”が主語の時間を過ごしてもらいたいのです。

 

 

なかなか難しいかもしれません。

”ワタシ”に戻るために時間が必要かもしれません。

(私がそうでしたから)

それでも、難しいこと考えなくてもいいから

このお茶会の時間だけでもゆっくり、のんびりしてみてください。

 

 

いつもは子供の送り迎えのためにお化粧するけど

お茶会の日は自分が出かけるためにお化粧してみてください。

自分が出かけるためにお洋服を選んでみてください。

自分が出かけるためにその日の予定を組んでみてください。

 

 

”ワタシ”がお出かけするための準備をする~ただそれだけでも気持ちがずいぶんと違うことを感じてみてください。

 

 

今月は第2金曜日にいつもの場所でお待ちしております。

 

 

 

「障害者のママ達のお話お茶会」 6月
日時    2019年6月14日(金)10時~12時
場所    カトリック兵庫教会
       神戸市兵庫区塚本通4-4-4
       (JR兵庫駅、神戸高速鉄道新開地駅、大開駅から
       徒歩10分)
参加費   500円

 

 

 

 

 

月の「こどもワクワク食堂」のご案内

 

6月22日(土)12時開店「こどもワクワク食堂」 子供無料、大人500円

 

 

 

次回の「障害者のママ達のお話お茶会」は6月14日(金)10時~です。

「障害者のママ達のお話お茶会」のお申し込みは
070-5463-8902 まで
「お茶会に行きたいです」とお電話ください。
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