ファイト/中島みゆき
先日書いたブログに温かなコメントをくださった皆様、ありがとうございます。
自分の中で考えていることを文字にするというのはなかなか難しいことですわ。
ワタシの日本語を読み取ってくださった方に感謝です。
先日の補足です。
生きている限り味わう様々な感情はその人のモノです。
共感はできるけど、共有はできません。
寄り添うことはできるけど、代わりに体験することはできません。
少し前の私はよくブツブツ言うておりましたよ。
何で、私だけ?
ワタシばっかりしんどい目に会うよね~
どうしてこんなことばかり起きるんだろ?
そりゃ、アンタがそう解釈してその方向で納得してるからその結果になるんだわよ。。。。
その頃の自分に突っ込みを入れたい!!!!
きっとね、そんな風に思いたいお年頃だったのです(なんぼの歳やねん!笑)
当時は誰に何を言われても
どんなに「いい本よ」と言われた本を読みあさっても
表面的にはわかったような顔をしても
全く腑に落ちていない自分がいました。
今から思えば地底の奥深くで後ろ向きに膝を抱えて座っていたようなワタシでした
何も響かなかったのは
そんな感情も体験するためだったのかな?
ある日、突然、ふっと楽になったのです。
なんか知らんけど、霧が晴れていくような感覚でした。
それまで響かなかった本の言葉がやっとわかるようになりました。
ワタシが探していたものは、既にワタシが全部持っていたモノだったのね?
あれも無い、これも無いと嘆いていたモノは私には必要のないモノで
今、必要なモノは全て手元にあったという事実・・・・
これって、誰にどんな風に言われても諭されても
自分で納得しないと絶対にわからない類のことです。
それがどんなきっかけなのかはそれまた人それぞれで
ひとつ、ひとつが経験体験の中から個人が感じていくことなのでしょう。
で・・・ふと気がついたことがありまして。
自覚しているかどうかは別にして
我が子の身の上に起こったあれやこれやの解決を
ついつい心配のあまり我がことのように処理してしまっていないかな?って。
手伝ったらダメって言うわけじゃなく
知らん顔した方がいいと言うわけでもなく
スルーしろと言っているわけでもなく
冷たい奴だと思われたいわけでもなく
それこそ、またまた文章で伝えることの難しさを非常に感じる部分ではありますが
その人が体験、あるいは経験しなければならない部分を横取りしてはいけない・・・ということです。
夏休みの宿題を親が代わりにしてしまったら?
宿題は提出されるけど、子供は内容を全く理解できていないという事実があります。
違う場面でその宿題と同じ内容に出くわした時に困り果てるのは本人です。
人生の中でも同じことがあるかもしれない。。。。
その瞬間は表面的には丸く収まるかもしれないけど
クリアできていない課題は形を変えて再び三度、何度でも繰り返し現れてきませんか。
自分の課題は自分でクリアしないとダメなのよね。
一回乗れば終わるジェットコースターも誰かに代わりに乗ってもらったら
自分が乗るまで目の前にジェットコースターが現れる・・・っていうヤツ。
同じジェットコースターだったら良いけど
次に来るのは益々グレードアップした恐ろしさだったりするとさ・・・
さっさと乗ってる方がいいと思わない?笑
ゲームのダンジョンのように
次々と難しい課題が目の前に現れる図式。
我が子とはいえ、人の人生を横取りしたらダメだと思う。。。
その子にはその子がクリアするべき課題があるから。
冷や冷やしても、ハラハラしてもその子が完結しないといけないの。
親は・・・・
寄り添えるけど、代わりはできない。
助言してもいいけど、それが役に立つとは限らない。
それじゃあ、私には何ができるの?
自分の子供を信じることです。
何があっても彼は、彼女は大丈夫!と信じることです。
ワタシには私の進む道があり
子供には彼らの進む道がある。
当たり前のように思うけど、時々一緒にしてしまうのが親だったりもします^^;
(子供が小さい頃は特にそうなっちゃうかもしれません)
心配だよね。
ハラハラするよね。
どうなることかとドキドキするよね。
代われるものなら代わりたいって思うよね。
大丈夫だから。
絶対にクリアできるから。
(それが人間の思う最善とは違う形かもしれないけど)
そこに至るまで、あなたはちゃんと親としてすることをしてきたはずだから。
(してこなくても大丈夫だったりするから^^;)
人はみんなそれぞれに宿題を抱えて生きていきます。
その宿題を苦痛に思うか、楽しく感じるかも人それぞれ。
でも、せっかく今の時代に生まれてきて、こうして生きているのだから
どんな宿題も楽しんでみようと思えてきた私です。
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