Chicken Garlic Steak 「道」
毎年、楽しみにしているコンサートがあります。
ジョイフルコンサート~こうべ障害者音楽フェア2018
今年も松方ホールに行ってきました。
ハンディキャップがあると、大勢の人がいる場所には行きにくかったりします。
親も時折奇声を発する子供を連れて、それもコンサートなんて夢の夢だったりします。
このコンサートはそんな夢を叶えてくれる機会でもあります。
後ろで大声を上げる人がいても誰も振り向きません。
変な顔も、嫌な顔もしません。 普通にやり過ごします。
親にしたら、それだけでも気持ちが楽ちんになるのです。
毎年、行くたびに感じるのは会場の空気が優しいこと。
車椅子の人、ピョンピョン飛んでる子、なっちゃんと同じダウンちゃん達・・・
色んな人がきっと今日の日を楽しみにしていたのです。
司会者の方の「こんにちは~!」の声に
会場中から「こんにちは~~!!!」のお返事が返ります。
たったそれだけのことなのだけれど、素直に返事を返す来場者の姿に気持ちが和みます。
コンサートの間もあちらこちらから楽し気な手拍子や歓声が聞こえてきます。
「楽しい!」を素直に体現できる彼らの柔らかな心を羨ましくも思えてきます。
隣に座ったなっちゃんもずっと楽しそうに手拍子をしていました。
ご自身も重度の身障者の娘さんをお持ちであるナミねぇさん。
先輩ママとしても尊敬している方の歌声もお聞きすることができました。
大きくて広い心がそのままストレートに伝わってきて、
私にはそれがそのまま勇気に変換できました。
ナミねぇさん、来年もワタシ、がんばるからね!
知的障害のグループがインドネシアの伝統楽器を使って奏でた音色。
みんなの音が一つになって大きな感動になりました。
全盲の青年の素晴らしいテノールに心が洗われました。
彼を支えてきた家族の優しさと強さが彼の姿から伺えます。
そして、久元神戸市長の奥様によるショパン。
耳なじみのある選曲にも奥様の優しさが感じられました。
トリは大好きなチキンガーリックステーキのアカペラを堪能しました。
日本初のアカペラグループが神戸出身って自慢できるでしょ
帰りにはしっかりとCDも買って、サインもしてもらって
なっちゃんも握手してもらってご満悦です。
温かな、温かなコンサートでした。
内容も素敵なんだけど、会場の空気感が優しくて素敵です。
大好きなコンサートがずっと続きますように。
このコンサートが終わると今年も終わる感覚です。
怒涛の一年でした。
来年は穏やかな風が吹きますように。
年明けの「障害者のママ達のお話お茶会」は2019年1月18日(金)10時~です。
「障害者のママ達のお話お茶会」のお申し込みは
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