androp / Hikari
今年も神戸の街にルミナリエの光が届きました。
(12月16日までです)
今年は兵庫県政150周年ということで
相当張り切ってデザインしたみたいですよ。
電球の数、51万個・・・って気が遠くなる数字やけど。
設置している時から「今年のは大きいなぁ」と思っていたのですが
点灯した全貌を見ると圧巻です。
色がいっぱいあって、すっごいキレイ
思わず、「お~~~!!!」っと声が出ました。
以前はこの天井部分がこんなに密じゃなかったから
今回、歩いていると回廊の中を通っているみたいです。
東側と西側でデザインが違います。
どちらもキレイでした。
ルミナリエは阪神淡路大震災の後、
亡くなられた方への鎮魂と
神戸の復興再生を願って毎年開催されています。
年を追うごとに”鎮魂”の意味が薄れてきている~と嘆かれてはいますが
神戸の観光イベントの目玉であることは事実です。
表向きは”鎮魂”じゃなくなってきているかもしれないけれど
少なくとも私はこの光のアーチの下をくぐりながら
あの震災の時の暗闇と寒さを思い起こし
祈りの気持ちで歩いています。
私みたいな気持ちでルミナリエに来る人もいるはずだから
それでいいやん。
”キレイ”だけで見に来るのもいいし、
その中でルミナリエの意味を検索して「あ~そうなのね」と思ってくれる人もいるだろうし
東遊園地の慰霊碑で手を合わせてくれる人もいるかもしれないし。
東遊園地の噴水広場では
先日、子供食堂に歌いに来てくださった高橋リエさんのライブもありました。
大勢の人がみんな笑顔でした。
ルミナリエって、みんなが笑顔になれるのよね。
誰もが上を見上げて、笑顔になれるの。
いつもは下を向いて暗い顔してる人かもしれないけど
ルミナリエの光は不思議にみんなの顔を笑顔にするの。
ルミナリエの意味を知らなくてもいいの。
そこに来て、みんなが楽しそうに笑っている景色は
亡くなった人達もきっと嬉しいだろうな・・・って勝手に思うのです。
ルミナリエの光は笑顔を集めます。
ルミナリエの光は笑顔を作ります。
みんなを笑顔にできるって、素晴らしいイベントです。
来年もルミナリエに来れますように。
願いを込めて募金箱にお金を入れました。
阪神淡路大震災の頃はまだ生まれていなかったであろう可愛いお嬢さん達が
元気にご挨拶してくれました。
ルミナリエの光は震災の暗闇を思い出させます。
初めて、ルミナリエが開催された時の感動を忘れません。
その頃はほとんどが白い光のアーチだったけれど
そのまぶしい明るさに涙が出ました。
最初の頃の白い光を思い出しながら
今年のカラフルな電飾を感慨深く眺めました。
12月のお茶会は12月21日(金)10時からです。
「障害者のママ達のお話お茶会」のお申し込みは
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