世界一ごはん / 植村花菜
今日は午後からアートビレッジセンターへ。
フードバンク関西が主催するイベントに参加してきました。
第1部では「0円キッチン」の映画鑑賞会。
ちょっと方向を間違えると非常にネガティブな展開になりそうな話題を
明るく楽しく観やすい映像でまとめてある秀作です。
文化の違いはあれど、フードロスは世界中で誰かが頭を抱えている問題なのです。
”誰かが”というのが問題なんだと、映画を観ながら考えていました。
ホントはみんなが考えなきゃいけないことなのかもしれない。
どこかで大量の食べられるモノが捨てられていて
片方では食べるモノが無くて飢えている人がいて。
そんな現実があるけれど「自分には関係のない世界」と考えている人たちがいることも事実です。
私だって偉そうなことは言えないわけで。
子供食堂の運営に関わるまでは、遠い世界の話のように感じていたから。
興味のない人には限りなく無関係な話題です
気がついた人が自分のできることをしていけばいいんだよね。。。。
そんなん、知らんし~と横目で見ている人達に知ってもらう努力も必要かもしれないけれど
そのエネルギーをそこに注ぐ必要はないのかもね?
気がついた人がその人達で協力してできることを続けていく方向にエネルギーを使った方がいいのよね。
ほんの少しでも「それって、もったいないよね」って感じる人達に向けて
私は何ができるんだろ?
子供食堂でできることは何だろね?と思い巡らしながら
子供食堂の枠を外れた方がイベント的に組みやすいかもしれないな・・・とかも考えておりました。
少し前に、子供食堂に来ていた男の子が私に話してくれました。
「お米には一粒、一粒に神様がおるねんで。
だから、残さずに大切に感謝して食べなあかん・・・っておばあちゃんが教えてくれた💕」
なんて素敵なんでしょうね。
”おばあちゃん、ナイス!”って心の中で叫びましたよ。
「フードロス」って言うと、とても大きな社会問題みたいに聴こえちゃうけど
このおばあちゃんみたいな気持ちを忘れずに生活していけたら
そして、そんな気持ちを家族に伝えていくことができたら
自然にロスのでない環境が整っていくように感じます。
いきなり社会に切り込んでいくには勇気もパワーも足りません。
一番身近で、一番小さい単位で、一番伝えやすい”家庭”の中から広げていきたいものです。
地味かもしれないけど、そんな家庭がたくさん増えてきたら
捨てられる食べ物も減るんじゃないかな。
食事の時間を大切に過ごしてください。
白いご飯とお漬物でもいいから
「おいしいね!」って食べたら、それだけでごちそうになります。
食べることを大切にすることがフードロス対策の初めの一歩かもしれません。
できる人が、できることを、できる範囲で無理なく続けていくこと。。。。
私にできることは何でしょう?
大きな社会問題も一人、一人の小さな一歩が解決します。
次回のお茶会は11月16日(金)10時~です。
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