いのちの理由(PV)/さだまさし
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今日はなっちゃんの作業所で指導員さんとの懇談会でした。
作業所での様子をお聞きしたり
これからの要望を伝えたりしている中で
私はなっちゃんが穏やかに過ごしてくれればそれで十分なのです。
どこかに連れていってあげないとかわいそう?
何か、特別な経験がないとダメ?
それも必要かもしれないけど
基本的にはなっちゃんが一日、ニコニコ過ごせたらいいなと思っています。
今、通っている作業所という場所があること。
そこはまぎれもなく、なっちゃんの居場所です。
彼女が大切にしている場所があることがありがたいことです。
たくさんの方がなっちゃんの日常を支えてくださっています。
淡々と過ぎていく日々の中で
なっちゃんが怒ったり、人の悪口を言ったりしているのを見たことがありません。
いつも穏やかで、感情をあらわにすることがありません。
指導員さんと話をしながら
怒りや憎しみといったマイナスの感情を
彼女は全く違う形に変換しているのかもしれないな・・・とふと思いました。
人間ですから、もちろん、イラッとすることもあるだろうし
気に入らないことも多々あることでしょう。
そんな感情も全て飲み込んで浄化しているような気がしてなりません。
どんな風に処理しているのかはわかりません。
単に表面に出さないだけ?
いや・・・・そんな気配もないのですよ。
すごくない? 我が子ではありますが、凄いな・・・と思うのですよ。
なっちゃん自身が全てのモノを浄化する水晶のようにも思えるのです。
彼女の将来を思い描いた時に不安が無いと言えばウソになります。
私がいなくなった後、彼女はどうするんだろ?
想像しただけで泣きそうになります。
誰がご飯を作ってくれるんだろうね?
誰が、日々のあれやこれやを手伝ってくれるんだろうね?
誰が、なっちゃんの話を聞いてくれるんだろうね?
ホントはもっと大事な心配をしなくちゃいけないのだろうけど
そんな日常のことが、とてもとても心配だったりするのです。
それでもね・・・
何の根拠もないんだけどね・・・・
きっと全てがダイジョウブな気がするの。
それこそ、神様が守ってくださる気がするの。
もし、何かひとつ、神様が必ず願い事を叶えてくださるのならば
私はためらいもなく、こう願うのですよ。
どうぞ、なっちゃんがいつまでも穏やかに生活できますように。
懇談会の中で私が感じたなっちゃんの姿は
まっすぐに前を向いて歩いている生き方でした。
たぶん、私よりもずっと、ずっと自分をしっかり感じている生き方です。
世間では弱い立場かもしれないけれど
彼女の生き方は、私の目にはとてもキラキラと輝いて見えます。
そんな彼女の生き方を一番近くで感じることができる私はとても幸せモンです。
次回の「障害者のママ達のお話お茶会」は6月15日(金)10時からです。
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