こどもの居場所 | ネコのつぶやき

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平原綾香「おひさま~大切なあなたへ」

 

 

 

 

 

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「第5回兵庫こども食堂ネットワーク会議」

2018年2月26日(月)14時~16時
フードバンク関西さん主催の子供食堂ネットワーク会議に参加しました。




今日は児童館の館長さんによる講演会でした。
”子供の居場所としてのこども食堂”のテーマで貴重なお話をお聞きすることができました。

生き辛さを感じているのは大人だけではありません。
大人の辛い顔を見ている子供達もその余波を受けているのだなぁと感じます。
いつからこんなに人間関係を含めてギクシャクする世の中になったのでしょうかね??
 

その一見、冷たくて無機質な社会の中で
大人も子供も自分が背負った荷物を少しの間でも降ろすことができる場所を求めているのかもしれない~
自分を受け止めてくれる場所をみんなが探しているのかもしれません。
 

「こども食堂」が子供達が安心して心の荷物を置ける場所になっているのでしょうか。
児童館の館長さんのお話を自問自答しながら聞いていました。


 

日本中、あちらこちらに子供食堂が立ち上がっています。
ひと昔前とは全く違う社会情勢の中、大人も子供も必死でもがいている姿が見えてきます。
朝から晩まで一生懸命に働けど全く生活が楽にならない大人達。
安い賃金で働かざるを得ない大人達。
その生活が当たり前になっていて疑問にも感じない子供達。


食堂に来る子供達の食べ方を見ていると何となくその子の日々の食生活が見えてきます。
子供って食べた事が無いモノは食べないのです。
どんなに美味しそうに盛り付けても、口にしたことの無いモノには箸が向きません。
そこにはあまりの忙しさにご飯を作ることがままならない親の姿も見え隠れします。

その環境を責めるつもりはありません。
生活するために親も必死ですから。
そこで、そのご飯を食べていない子に”かわいそうな子”のレッテルを貼りたいわけでもありません。
親ができなければ、他の人がすれば良いのです。
それが近所のお節介なオバチャンであっても良いのです。


子供達に「ここにいてもいいんだよ」って誰かが言ってあげたいのです。
その子の存在をちゃんと認めてあげたいのです。

 

大人の役目は子供の可能性を広げてあげること。

 

「こどもワクワク食堂」は昨年から”子供達にホンマモンに触れる機会”を増やすことを目指しています。
プロの歌い手さん、奏者さん、パフォーマーさん、イラストレーターさん・・・
たくさんの大人の生き方を見せたいと思っています。
いろんな生き方があることを伝えたいと思っています。

 

大人が本気になったらこんなこともできちゃうんだよ。
大人になんてなりたくない・・・なんて言わないで、大きな夢を語る大人になってみようよ。

そんな甘いことで社会の荒波は超えて行かれへん!とお叱りを受けそうですが、
子供達の可能性は無限大だと思いませんか。
私達のちっぽけな価値観で押しつぶしてはいませんか。


未来を担う子供達が笑顔で夢を語れる場所でありたいと
今日の館長さんのお話を聞きながら今一度気持ちを引き締めたのです。


 

子供食堂はもちろん、子供達の空腹を満たす場所です。
とりあえずお腹いっぱいになってから、その先の事を考えれば良いのです。
お腹いっぱいになった後は心もいっぱいにできたらいいなぁ。
同時にいつもがんばっている若いパパやママ達にもホッと一息つける場所でありたいと思っています。
お腹も心もいっぱいに満たされる場所になれるよう、これからも知恵を絞って参ります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

次回のお茶会は3月17日(土)10時~です。

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