SEKAI NO OWARI「RAIN」
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ふと思い立って映画を観に行ってきました。
映画って凄い気分転換になりませんか。
まぁ、現実逃避がしたかっただけなんですけどね。
行って、正解でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
何のとりえもなく、自分の容姿にもコンプレックスを持っている女の子が
突然、魔女の力を手に入れてしまいます。
大切な友達を救うために奔走する彼女ですが
最後に必要だったのは魔法ではなくて勇気だった・・・というお話。
(ネタバレするので詳細は割愛します)
「メアリと魔女の花」
元スタジオジブリのメンバーが作り上げた作品です。
”仮暮らしのアリエッティ”とか”千と千尋の神隠し”とか”ハウルの動く城”とか、
”ナウシカ”あたりも含めて
全部の作品をミキサーにかけてごちゃ混ぜにしたような印象を持ちました。
でも、それはイヤなものではなくて
ジブリがずっと大切に語り継いできた想いを受け継いで作られた作品のように思えます。
宮崎さんが若い頃の作品達を思い出しながら見ていました。
もちろんのこと、絵が非常に美しいです!
背景なんて見惚れるほどに美しいです。
観ている年代によって、受け取るメッセージも違うんでしょうね。
自分の赤毛が大嫌いで、何をしてもうまくいかない女の子。
コンプレックスのかたまりのような彼女が偶然手に入れた魔女の力によって
自分の中の可能性に気がつきます。
お世辞でもいいんです。 褒めてもらえるって嬉しいことです。
彼女は褒めてもらうことで自分自身を改めて見つめます。
とかく、ダメ出しばかりしてしまいがちです。
”私はこんなにがんばっているのに、誰も認めてくれない・・・”
知らないうちに”私はできない子”っていうラベルを自分に貼ってしまいます。
ラベルを貼るのも自分ならば
そのラベルを剥がすことができるのも自分だけなのですよね。
メアリは気がつきます。
「私はこのまんまでいいんだ・・・!!」って。
魔法なんて使わなくてもできることがあるのよ・・・って。
大事なことは新しい力を持つ事でもなくて
自分を変えることでもなくて
できることを増やすことでもなくて
今のそのまんまの自分の力を信じること。
私がこの映画から受け取ったメッセージです。
辛辣な批評も聞かれますが
私は純粋に楽しんで観ていました。
少し前の世代が思う魔女は「魔女の宅急便」のキキでした。
これからの子供達にとっての魔女はこの映画のメアリになるんでしょうね。
そんなことにも時の流れを感じた作品でした。
機会があればご覧ください。
有象無象の突っこみどころは全部スルーして
純粋にこの作品だけに没頭してみてください。
私は好きな映画です。
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暑いので姐さんもバテバテ。
普段は絶対にこんな抱っこをさせてくれませんから(;^_^A