The Stranger Billy Joel
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今日はとっても、とっても心が温かくなる場面に遭遇したので
その時の様子をシェアさせてくださいね。
夕方、近所のスーパーに買い物に行きました。
そんなに広くない店内は夕食の買い出しをするお客さんでいっぱいでした。
何を作ろうかと考えながらうろついていた私の後ろの方で
大きな声が聞こえました。
「このスーパーは○○電鉄の系列ですかっ?」
ふと見ると、背の高い若い男性の姿がありました。
作業中だった鮮魚売り場の店員さんに突然質問攻めです(^▽^;)
恐らく、自閉症であろう彼。
作業所の帰り道なのでしょうか?
店内のどこかで一緒に来た誰かが買い物をしているのでしょうか?
とにかく、何か気になることがあったようで
矢継ぎ早に店員さんに質問を投げかけます。
あちゃ~・・・この忙しい時に店員さんに話しかけたらダメだよ。。。。
それも今のこの環境では全く脈絡のない質問だから、店員さんも困るじょ。。。
全然知らない子だけど、店員さんの邪魔にならないように声をかけた方がいいかな?
何だか知らん顔ができなくて、よその子なのにオロオロしていた私ですσ(^_^;)
何とかしなきゃ・・・と思った私の気持ちとは裏腹に
自閉症の彼に呼びかけられた店員さんの対応が素晴らしかったのです!
たぶん、誰が聞いても「なんで、今、その質問やねん!」と突っ込みたくなる内容だったにも関わらず
その店員さんは質問のひとつ、ひとつに丁寧に答えてくださったのです。
受け答えの一言、一言に嫌な語尾は一切感じられませんでした。
普通は、言葉のどこかに”面倒くさいな~”とか”厄介なヤツやな~”のニュアンスが含まれても
致し方ない状況だったはずなのに。
思わず、通路を隔てた売り場の様子をのぞきこんでしまいました。
若い男性の店員さんがニコニコしながら相手をしてくれていました。
私は心の中で「ありがとう!」ってつぶやきましたよ。
すっごい嬉しかったのです。
「変な子」とか「ややこしい子」とか思われても仕方ないのに
嫌な顔ひとつせず応対してくれた店員さんに親でもないのに感謝しました。
ひとしきり、気になることを聞き終えて満足したのか
自閉症の彼はニコニコしながら他の売り場の探索に移りました。
彼はちゃんと家に帰り着いたのかしら?
ひょっとしたら、毎日、このスーパーに立ち寄って質問攻めにするのが日課なのかもしれない?笑
それでも、やっぱり、あの店員さんの対応は心温まるよね~と
とても、とても嬉しくなりました。
知的障害や自閉症の障害を持つ人達はその言動で
時に「変な人」とレッテルを貼られてしまいます。
慣れていない人達にとってはビックリするのも当然かもしれません。
必要なのは少しの優しさです。
対応の仕方がわからなければ無理に相手をしなくてもいいです。
ただ、見守ってあげてください。
優しく見守ってあげてください。
何が辛いって・・・怪訝な顔で見る人の心の波動が辛いのです。。。。
怪訝な顔になりたい気持ちも良くわかります。
変なヤツって思ってしまう気持ちもわかります。
でも、できることならば、「こんな人もいるのね」くらいの軽い気持ちで見送ってください。
どんな場面でも見守る瞳に優しさがあれば
この世の中はもうちょっと過ごしやすい空間になりそうです。
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布団で寝る・・・まるで人間のようなルナです。