ケツメイシ / 僕らのために...
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なっちゃんが通う作業所のお隣のお家にも大きなキンモクセイの木があります。
今日はそのキンモクセイの香りに包まれながらバザーのお手伝いをしてきました。
毎年、受け付けを担当させていただいております。
今年も午前と午後、違う顔ぶれをサポートしました。
午前中はイケメンボーイのお二人。
ひとりはかなりしっかり者のダウンちゃんのY君。
もう一人はちょっと発語が不十分なB君。
最初は静かに座っていたB君ですが
チケットをちぎったり、お金を受け取ったり、お釣りを渡したり・・・・
こき使ううち(!?)に笑顔が見えてきました。
チケットを半分にちぎるのもゆっくり・・・
お釣りを渡すにもお金を握りしめたままどうしていいのかわからない・・・
それをひとつ、ひとつ説明しながら実践していくうちに
ゆるゆるとながらできるようになってきました。
「できるや~~ん♪」
褒めたら、ものすごい照れくさそうに笑って顔を伏せてしまいましたよ。
かわいいね~ うれしいね~
褒めてもらうと嬉しいよね~
午後からはお嬢さんが二人、受け付けに座ってくれました。
いつも朗らかなダウンのSちゃんと、仲良しのKちゃん。
お客さんが来ない間は二人がいっぱいお話をしてくれました。
「Kちゃんがいつも優しくしてくれるねん♪」
「みんな仲良しやから、ここに来るのが楽しい!」
二人の口からはいかに作業所が楽しくて、
一緒に過ごす仲間が大好きなのかという言葉しか出てきませんでした。
なんて、純粋なんだろう・・・・
受け付けに座って、係りになったメンバーさんの相手をしながら、
また、周りで動いている他の子達を見ながら感じたことがありました。
この子達って、きっと”シアワセ”って感じるセンサーが
私達よりも遥かに発達してるんだろうなぁって。。。。
大人になると特にこの”シアワセ”のセンサーがマヒしてきます。
物質的なモノだけに幸せを感じようとしてみたり
お金が全てだと思っていたり
何か、特別なことがないとシアワセじゃないような気がしていたり。
私はなっちゃんが文句を言うのを聞いたことがありません。
他人の悪口を言うのを聞いたこともありません。
息子達が小さい頃、理由は忘れましたが、息子達を頭ごなしに怒り飛ばしたことがありました。
その時、なっちゃんは・・・・部屋の隅で自分が叱られたわけでもないのに
膝を抱えてしくしく泣いていました。
泣いているなっちゃんを見て、感情に任せて怒った自分を恥じましたσ(^_^;)
シアワセって、”なる”ものではなくて”感じる”もの。。。。
今日のお天気がシアワセ。
キンモクセイの香りがシアワセ。
お手伝いのママさん達が作ってくれた焼きそばがおいしいっていうシアワセ。
今日も2本の足でちゃんと歩けているシアワセ・・・・・
数えきれないほどの幸せに囲まれているのです。
いつも当たり前だと思って見過ごしているから
無い物ねだりをしてどんどん不幸せになっていくのですよね。
そんな当たり前のことに気づかせてくれたバザーの受付係りの一日。
おばちゃんと一緒に受け付けしてくれたみんな、ありがとうね。
みんなの笑顔が最高のご褒美です。
やっぱり、私の人生のキーワードは「こども」なんだろうと改めて思いました。
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