親の気持ちと隣の人の気遣いと | ネコのつぶやき

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Superfly - やさしい気持ちで



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突然、嵐のようなお天気になったりする今年の梅雨。
ご無事でお過ごしでしょうか?

コロコロと変わるお天気を心配しつつも
第2回目の「こどもワクワク食堂」が盛況のうちに無事終了しました。
ご協力くださった皆様、ありがとうございました。


今日は作業所もお休みだったので
なっちゃんには「お昼頃になったらご飯を食べに来なさいよ」と言って
「こどもワクワク食堂」の準備に向かいました。


なんと、第一号のお客さんがなっちゃんでしたよ(・・。)ゞ


「こんにちは!」って言いながら、ニコニコお部屋に入ってきました。








おいしそうにご飯を食べているなっちゃんを
嬉しそうに見つめるマダムがおられました。


「あら・・・お嬢さんなの?」



なっちゃんがダウンちゃんだとわかって
私にも優しいお言葉をたくさんくださいました。

普段、特別なことは何もしていないつもりの私ですが
傍目に見ると障害児を育てているってのはやっぱり特別に見えるんでしょうか?
(すいません。。。ものすごい他人事みたいな言い方になってしまいました)



さて、食べ終わったなっちゃんが帰ろうとすると
そのマダムを始め、他の方々も心配してくださいました。

「ひとりでダイジョウブ?」


そのお気持ちが、お気遣いがとても嬉しくて
心がほっこりと温かくなりました。

そして、とても懐かしいことを思いだしました。



食堂を開いている教会はなっちゃんが通った幼稚園でもありました。
その後、幼稚園の教室を借りてのピアノ教室にずっと通っているので
なっちゃんにしたらとても通いなれた道ではあるのです。



でもね、まだず~~っと昔、
なっちゃんが小学校2年生の頃、それまで私が送り迎えをしていたピアノに
その頃、幼稚園に通っていた長男君と二人で行かせてみる?!というトライをした日がありました。

ちょうど、地震の後で今ではたくさんの家が建っていますが、我が家の南側の家もビルも全部取り壊されていて大きな道路が家の窓から見渡せるという信じられない見晴らしの時期があったのです。

教会は位置的には我が家のちょうど南側にあります。


「二人で気をつけて行くのよ。」と玄関で二人を見送って
家の角を曲がるのを見届けて
慌てて2階まで駆け上がります。

リビングの窓から大きな通りを見ていると
無事に広い横断歩道を渡り終えた二人の姿が小さく見えました。

ピアノの本が入った大きなお稽古バックを持って
なっちゃんの手を繋いで先を歩く長男君の姿がありました。


遠くに見える長男君の背中が
「ボクがちゃんとお姉ちゃんを連れていかなくちゃ!」と
言っているように思えて胸がいっぱいになったことを思いだしました。





いつの間にか、ひとりでピアノのお稽古にも行けるようになったなっちゃんです。



「ひとりでダイジョウブ?」


お気にかけてくださったマダムのお陰様で
当たり前のように思っていたなっちゃんの成長に気がつくことができました。






ゆっくり、ゆっくりだけど
なっちゃんは一人でもできることが増えてきています。

他の人が見たら、頼りないこともたくさんあるかもしれないけれど
なっちゃんはコツコツと自分のできることを積み重ねています。



派手な進歩じゃないけれど
見落としてしまうようなことかもしれないけれど
なっちゃんは、なっちゃんの道を確実に前を向いて進んでいます。




いつの間にかオネエサンになっています。



これからもなっちゃんの成長を温かく見守ってくださる方に感謝しながら
一緒に歩いていきましょうね。





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