出生前診断に関する記事を読んで | ネコのつぶやき

ネコのつぶやき

家族、仕事、趣味、ネコの話し・・・のんびり、まったりとした時間をご一緒にどうぞ

生まれ来る子供達のために



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


朝の朝刊に気になる記事を見つけました。


IMG_20150627_212719929.jpg



3年程前に、私の意見を綴ったことを思い出しました。

⇒ 「出生前診断」

いつもならば、必ず一枚写真を添付する私が
淡々と文字だけで綴ったブログに
当時の私の戸惑いと憤りを自分自身でも感じることができます。



私が当時、恐れていたことが
現実となって数字に表れてきました。



『新出生前診断

 異常確定230人 大半中絶

 受診も増加、年1万人超』



中絶した人を責めようとは思いません。

その人も思い悩んだ末の結論だと思うから・・・




ただ、この記事から
ダウンちゃん達、障害を持って生まれてきた子の存在を
全否定されているように感じるのは
私だけでしょうか?



なっちゃん達は生まれてきてはいけなかったんですか?

存在していてはいけないんですか?

私達が忘れてしまっている大切な事を
彼らが伝えてくれていると信じているのは私だけですか?



出生前診断を受けることを拒絶するわけではありません。

私もなっちゃんが生まれた後、
長男君の時も、末っ子君の時も
妊娠が分かった時点で羊水検査をしました。

羊水検査の時に、お医者様に聞かれました。

「異常がわかったら、どうしますか?」


私の答えはひとつでした。

「もちろん、生みます」

「ただ、障害を持つ子がもう一人、増えるということは
 それなりに心の準備が必要です。
 そのために検査を受けます。」


先生は黙って頷いてくださいました。




10か月間、大切にお腹の中で育てた赤ちゃん・・・
できることならば、みんなが元気で産まれてきてほしいです。


でも、もしも、なっちゃんのようにハンディを持って生まれて来たとしても
この世に生れ出てきた意味があるはずです。

神様は無駄なものはお作りにならなかった・・・



なっちゃんが私をママに選んで生まれてきてくれたことにも
必ず意味があると信じています。

なっちゃん達、障害を持った人達のために私ができることを
ひとつ、ひとつ、積み上げていきましょう。


私は健常者と障害者の境界線を無くしたいと願っています。




これから先、ダウンちゃんの赤ちゃん達の笑顔を見る機会が減るのかと思うと・・・
寂しいです。

彼らの笑顔は天使の笑顔です:*:・( ̄∀ ̄)・:*: