お休みの日のサンドイッチ

大滝詠一カナリア諸島にて

わたし、観光には全く興味がありません。
海が見えて、昼寝ができて、おいしいご飯があったら幸せです。
風に吹かれてボ～～～～ッとしたいなぁ。

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今日は久々にゆっくりとした一日でした。

最近、ドタバタと走り回っていることが多くて
なかなか一日家で過ごすことがありません。

窓の外は素晴らしい青空が広がっていて
昨日まで締め切っていた窓も今日は全開で
気持ちの良い風が吹いていました。

お昼ご飯に何を作ろうかな？と考えました。

こんな日は
おいしいお紅茶でもいれて
サンドイッチが食べたいな。。。。

私としては
相当のんびりした時でないと
”作る”スイッチが入らないかも？笑

冷蔵庫の中にあった材料で
シンプルなサンドイッチを作りました。

作りながら、ふと思い出したことがありました。

そういえば、子供の頃、お休みの日のお昼ご飯に
母がサンドイッチを作ってくれる時がありました。

今日、私が作ったようなシンプルなサンドイッチでした。
ハムやお野菜や卵が入っている普通のサンドイッチ。

私の頭の中に
まるでビデオを巻き戻したように
その頃の景色が懐かしく浮かんできました。

サンドイッチを作りながら
母は何を考えてたんだろ？
今日の私のように、久しぶりにのんびりした日だったんだろうか？
たまたまサンドイッチを作ろうと思っただけだったんだろうか？
それにしては、いやにニコニコ嬉しそうな父の笑顔まで
一緒に思い出すところをみると何かいいことがあった日だったんだろうか？

詳細は全く思い出せないのだけれど

突然作りたくなったサンドイッチは

私に遠い日の家族の笑顔を思い出させてくれました。

思い出の中の母は
今の私よりも随分と若いはずなのに
とても「おかあさん」っていう感じがするのはなぜでしょう？

私はあの頃の母のようなお母さんになれているのでしょうか？

気持ちの良い春風に誘われて作ったサンドイッチ。

私にも幼い頃があったんですのよ(・・。)ゞ

思いがけず懐かしいお味になったサンドイッチでした。