主婦のプライド | ネコのつぶやき

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大橋卓弥 / ありがとう





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あなたのお母さんはどんな人ですか?

私の記憶の中の母はいつもエプロン姿です。
私が子供の頃に来ていた服は全部母の手作りでした。
それも自分の来ていた服をリフォームしたり
お店で見つけてきた端切れで縫ってくれた服だったり。
お料理はもちろん、パンもケーキも自分で焼く人でした。
家族のために働くことが彼女の生きがいのようでした。
その母をみて、私は育ちました。



そんな母が、最近、できることが少なくなってきました。

火を使うのが怖いからと、お料理もできなくなりました。
すぐに疲れてしまうので、あんなに好きだったお裁縫もできなくなりました。


自分でもその衰えを実感しているようで
できないことを寂しそうにしています。




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母を心配して、弟達がヘルパーさんを頼みました。
毎日のお掃除やお洗濯など家事を手伝ってもらうのが目的です。
弟達が母を気遣う気持ちはとてもよくわかります。
担当してくださっているケアマネージャーの男性もとても気の付く良い方です。




いろんなやり取りの中で
ふと気が付いたことがありました。 

男性である彼らと
主婦の立場の私(女性)とは
少しだけ気持ちに”ズレ”があることを。


弟たちは単純に「お手伝い」と思っていることが
母にはとても受け入れがたい「お節介」になっているようです。

そんな母の姿に
長年、積み上げてきた”主婦のプライド”を感じてしまいました。





どんなに説明しても男性には
”主婦”の気持ちはわからないんだろうなぁ・・・




いつもお料理していた自分がお味噌汁も作れないことに対するジレンマだったり
自分の『城』であるキッチンを
他人に占拠(という感覚でしょうね^^;)されることへの抵抗感だったり
ついこの間まで、自分が率先してできていたはずのあれこれが
できなくなっていることへの喪失感だったり



私には母の気持ちが痛いほどにわかります。


”主婦”が”主婦”としての立場を失ったことの悲しさ。

事実、できなくなってきているので致し方ないのですがね・・・




私は、どんなおばあちゃんになるんでしょうね?

「ばあちゃん、またどっかに遊びに行っておらへんし・・・」と
息子たちにぼやかれるほどの不良ばあさんになる気、満々ではありますが(笑)



人は必ず、歳をとります。
どんなにお金持ちでも、
どんなに偉い人でも、
自分では「若い!」と言い張っていても


必ず、歳はとっていきます。


どんな歳のとり方をするのかを
最近、とても考えます。




せめて、薬漬けの生活だけは避けたいので
そして、私の周りの人達にも元気な年寄りになってもらいたいので

耳にタコができそうなくらいにお伝えし続けたいと思っています。



あなたがお口にいれるものが
あなたの体を作っています。



元気に歳を重ねるために
今からでも生活習慣を一度リセットしてみるという選択を
しつこくお勧めしていきたいと思っています。


日々の食べ物に口うるさいばあさんになりそうです・・・( ̄_ ̄ i)