コンサートの最後にみんなで一緒に歌いました。
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神戸新聞松方ホールで「こうべ障害者音楽フェア2012」JOYFUL CONCERTがありました。
なっちゃんの作業所のメンバーもハンドベルの演奏で出演しました。
指導してくださる音楽療法の先生や指導員の皆様に感謝です。
ここに至るまでの様子を思うだけで胸がいっぱいになります。
みんな、とても良くがんばりました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
このコンサートが他と違うところは全てのステージに手話通訳がついていたことです。
司会者の言葉にはもちろん、驚いたのは歌っている歌詞にも手話通訳がついたのです。
今日のゲスト・アーティストはナム・ユカさんという在日3世のメゾソプラニストの方でした。
そのお声も素晴らしかったのですが、ついた手話通訳も素晴らしかったのです

イタリア歌曲や英語の歌も歌われたのですが、
歌われている横でその歌詞を全て手話で語って下さったのです。
イタリア語、わからへんけど・・・
手話を見ていたら何となく歌詞が理解できる?笑
へぇ~~~ そんな歌やったんや・・・(爆)
恐らく、打ち合わせの時に歌詞の内容を全て把握されての手話通訳だったのでしょう。
いつもとは違うコンサートでした。
みんなに楽しんでもらいたい・・・主催者の気持ちが伝わってくる暖かいコンサートでした。
ハンディを持っていると外出の機会も制限される人がたくさんいます。
健常者が普通に出入りする映画館や、コンサートにも行けない人が多いです。
周りに迷惑をかけるから・・・一緒に行きたくても行けない家族がたくさんいます。
周りに迷惑をかける・・・のではなくて、
周りにもう少し理解と配慮があれば十分可能ではないかと私は思っています。
もちろん、突然大きな声を出したり、立ち上がったりする人がいるかもしれません。
でも、それは彼らなりの感動や喜びの表現だったりもします。
今日は突然立ち上がっても誰も気にすることなく
家族も気兼ねなく一緒に参加することができたコンサートでした。
ハンディを持っていても、素晴らしい音楽、本物の音を聴きたいです。
このコンサートはそんな障害者達の願いを叶えてくれるコンサートでもありました。
彼らがもっともっと、普通にどこにでも出かけられる社会になればいいのにな。。。
立派にバリアフリー化した松方ホールのコンサートに訪れて
私達の心もバリアフリーにしなくっちゃね・・・なんて思いました。
外は冷たい冬の風が吹いていましたが
手話通訳つきのコンサートを聞いて
心の中はポカポカ温かくなった気がします。
来年も聴きたいな(^-^)/