大好きな歌です。
震災の辛い思い出・・・忘れたいこともたくさんあるけど
震災後に全国の人から届いた暖かい気持ちを思い出す歌でもあります。
「人間ってまだまだ捨てたもんじゃないよね」
モノではなく、ヒトの気持ちが嬉しかったあの頃を思い出します。
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ルミナリエ最終日、駆け込んで行ってきました。
思ったほどの人混みでもなく、ゆっくりのんびりと光のアーチの下をくぐってきました。
開催のたびにだんだん距離も短くなって
寂しい気もしますが・・・
やっぱり、とても綺麗な光です


一番最初にルミナリエの輝きを見た時の感動を
訪れるたびに思い出します。
あの地震の夜の暗闇を思い出し、
亡くなった近所の人達のお顔を思い出し、
涙が溢れました。

観光目的とか経済効果とか、
生々しい話題にも事欠かないイベントではありますが
震災を体験した純粋な神戸市民としては
当時を思い出す貴重で大切なひと時でもあるのです。

神戸と石巻の小学生たちが描いた色とりどりの絵が噴水の周りを飾っていました。
とても恐ろしい思いをして、まだまだ傷が癒えていないでしょうに。
それでも彼らの絵はとてもキレイな色にあふれて
未来への希望を感じさせてくれるエネルギーにも満ちていました。
神戸も長い、長い時間をかけて元の姿を取り戻しました。
東北も、ひょっとしたらもっと長い時間が必要かもしれませんが、
必ず力強く蘇ってくれる・・・
石巻の小学生の絵がそんな希望を持たせてくれました。

ルミナリエの光の下はホンワリと温かです。
光の下では不思議にみんな笑顔です。
瞳に映るキラキラした光がみんなの心まで温めてくれているようです。
観光目的でもいいです。
客寄せパンダでもいいです。
みんなが笑顔になれるイベント、これからも続けてほしいなと思います。